こじらせ女子って?恋愛がうまくいかない女子の特徴と脱出する方法
「あれ?私ってもしかして拗らせてる?」となんとなく不安に思う女性は多いですよね。そこで今回は、こじらせ女子の特徴と、こじらせから脱する方法をご紹介。自分が当てはまっているかどうか、チェックしてみてくださいね。
「私なんて女として終わってるし」
「ホント、男心ってわかんない」
「もうこのままだと一生結婚できないかも……」
気づいたら、女友達にそんなボヤきを聞かせてしまい、「あれ? 私ってもしかしてこじらせてる?」と不安に思った経験はありませんか?
男性や恋愛にぼんやりとした苦手意識を持ってしまっている「こじらせ女子」。
今回は、こじらせ女子が持っている特徴と、こじらせから脱する方法を紹介します。自分が当てはまっているところはないか、チェックしてみてください。
こじらせ女子とは?恋愛に消極的になってしまうこじらせ女子が持つ複雑な心理
こじらせ女子とは、恋愛や男性に対して苦手意識を抱えながらも、恋に憧れる気持ちもある……そんなジレンマの中で揺れ動いている女性たちのこと。また、こじらせ女子は、
世間が言う「かわいい」に当てはまらない自分に劣等感を持っている
女としての自分を肯定できず、自信がない
男性からひどい裏切りをされたことがある
男性に求めることや理想像が高い
……といった複雑な感覚を持っています。その心理が影響して、恋愛に消極的になってしまうのです。
こじらせ女子の特徴6選
ここからは、こじらせ女子にありがちな特徴を6つ紹介します。自分が当てはまっているものがないか、チェックしてみてください。
こじらせ女子の特徴① 男性が怖い、もしくは苦手
「男性が怖い」「全く別の生き物みたいでどう接していいかわからない」そんなふうに、男性に対して苦手意識を持っているこじらせ女子は多いものです。
いわゆる「男性慣れ」をしていないので、男性との距離感がうまく測れず、挙動不審気味に。
ましてや相手が意識している男子だと、その症状はさらに悪化。恥ずかしさから無視してしまったり、過剰にお喋りになってしまったり……。
そんな空回りを繰り返すうち、余計に男性に対して苦手な感情を抱いてしまい、こじらせに拍車がかかっていくのです。
こじらせ女子の特徴② 2次元が好きすぎる
一方通行のコミュニケーションで充実感が得られる漫画やアニメのキャラクターにハマってしまうのも、こじらせ女子あるあるです。のめり込みすぎて、
二次元の完璧な外見に見慣れて、現実世界の男性に幻滅
漫画やアニメの中でキャラクターが見せる理想的な言動に憧れ、それをリアルな男たちに求めては失望する
……なんてことも。その結果、三次元に全く興味がなくなるという重度のこじらせに発展するケースもあります。
こじらせ女子の特徴③ 自分に自信がなさすぎる
「私なんてどうせ可愛くないし、スタイルも良くないし……」といった自分への自信のなさや劣等感から自己否定をしてしまい、
好きという気持ちにブレーキをかけてしまう
仮に好きな人ができても一歩目を踏み出すことができずに片思いのまま終了
……というのもこじらせ女子の恋愛あるあるです。
恋に臆病なまま時間が過ぎていくことで、自分の恋愛経験値は上がらないのに、友達はどんどん恋愛を進めていく……。そんな周りと自分を比較して、さらに「私なんて」という劣等感が強化されます。
この負のループで、こじらせ女子から抜け出せなくなってしまうのです。
こじらせ女子の特徴④ 昔好きだった人を引きずっている
学生時代に好きだった人、初めての職場で憧れた先輩など、過去の思い出を美化しながら「あの人のことがずっと忘れられない」と引きずってしまうのも、こじらせ女子のパターンの1つ。
人の記憶は本人の都合のいいように変化していくので、いつの間にか昔好きだった人が理想像になり、超えられない比較対象として新しい恋を邪魔することになります。
こじらせ女子の特徴⑤ 理想が高いことを自覚していない
女友達には「別に理想が高いわけじゃないのに、いい人がみつからない……」と言いつつ、いざ男性を紹介されると、
「1回デートしたけど、あの人は無理」
「いい人なんだけど好きになれない」
……と不満を口にしてばかり。これは自信のない自分を守るため、高い理想像で壁を作っている状態です。
そして一番の問題は、こうした心理状態になっている本人が「自分の理想が高い」ということに気づいていないこと。
「私が求めることって普通じゃないの?」と高い基準を普通だと信じ込むうち、知らない間に立派なこじらせ女子になってしまうのです。
こじらせ女子の特徴⑥ 「男なんていらない!」と思っている
いわゆる「かわいい」が自分には当てはまらないことに悩み、かわいい女子が好きな男性に対抗心を抱く状態に。
周りには1人が好き、自由でいたい、男はいらないとアピールしつつも、心の底では理想の恋に憧れる気持ちは持っているという点が、まさに「こじらせ」なのです。
こじらせ女子を脱出する方法
さて、あなたも心当たりのある「こじらせ女子の特徴」がありましたか?もちろん、こじらせている状態が絶対にダメというわけではありません。
でも、恋をしたい気持ちがあるなら、こじらせを緩和させた方が生きやすくなるのも事実です。そこで、こじらせ女子から脱出する4つの方法を紹介します。
こじらせ女子を脱出する方法① 「自分のため」ではなく「誰かのため」を意識する
こじらせを発症してしまう主な原因は、自分への自信のなさ。
そこで、自信を取り戻し、こじらせ女子を卒業するために有効なのが身近にいる人を手助けすること。
心理学の研究では、「自分を変えたい、誰かに認められたいという目標(セルフイメージゴール)」を持って努力するよりも、「誰かを手助けしたい、周りの人を幸せにしたい(コンパッションゴール)」を目標とした方が、心に良い影響を及ぼすことがわかっています。
その人の役に立ちたい、力になりたいという思いを原動力にした行動によって「役に立てた!」という達成感が生まれ、メンタルが改善。自分への自信が回復していきます。
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こじらせ女子を脱出する方法② 体を動かし、自己肯定感を上げる
「どうせ私なんて」と言いがちなこじらせ女子は、自己肯定感が低くなっています。そんな自己肯定感を手っ取り早く回復させる方法は体を動かすこと。
まず歩くスピードを上げてみましょう。
歩くスピードと歩幅の変化、メンタルの状態を比較するという研究があります。
その研究によると、メンタルを病んでいるときほど、私たちは歩くスピードが遅くなり、歩幅が短くなってしまうのです。
ですから、ちょっと気分が落ちているな……と感じたときは、意識的に歩くスピードを上げ、歩幅を広げてみましょう。これだけで少し気分が上昇します。
オープンな姿勢も効果的!
オープンな姿勢でいることも、メンタルに好影響を及ぼします。
オープンな姿勢とは、両手を大きく広げて、身体全体が大きく見えるような立ち方や座り方のこと。
心理学の研究では、オープンな姿勢をしている人はそれだけで自信が増すことがわかっています。
逆に腕を組んだり、猫背になって座ったりというクローズな姿勢でいると、物事を深く考えすぎ、否定的になりやすいこともわかっています。
こじらせ女子を脱出する方法③ SNSで誰かと自分を比較するのをやめる
私たち人間は、周りと比較することで自分の位置を計る生き物です。
しかし、この性質とSNSの組み合わせは大変危険。
こじらせ状態にある人は、「自分が持っていないものを持っている友人・知人」の投稿ばかりに注意が向いてしまいます。キラキラした投稿と自分を比較することで、「私は全然リア充じゃない…」と劣等感がどんどん強くなってしまうのです。
実際、他人と自分を比べる時間が長ければ長いほど、本人の主観的な幸福感が減ってしまうことがさまざまな研究によってわかっています。
こじらせに悩んでいるなら、まずInstagram や Facebook といった写真による投稿で自分と他人を見比べることができるSNS を使うのを控えましょう。
こじらせ女子を脱出する方法④ こじらせと向き合って自分自身を受け入れる
なぜ、自分が女子をこじらせることになってしまったのか……その原因をノートに書き出していきましょう。
こうした方法は、「筆記開示」と呼ばれ、メンタル改善と脳機能がアップする心理療法として幅広く使われています。
「私って可愛くないな」と感じた出来事
男性に対する不信感を抱くことになったやりとり
「自分は自分」と割り切りたいけどなかなか自信が持てない理由
何が問題になっているかを書き出すことで、今まで見栄を張って蓋をしていた本音や、他人どころか自分にも見せられなかった弱みに目を向けることができるようになります。すると、
◆ 「自分はどうせモテるタイプではないからって仕事に逃げていたけれど、メイクやファッションを変えてみようかな」
◆ 「自分に自信が持てないのは趣味がないから。何か習い事をしてみようかな」
……といったように自分の弱みを素直に受け止め、自分を変えていくきっかけやポイントに気付くことができるのです。
自信を取り戻せば、こじらせ女子は卒業できる!
こじらせ女子を卒業したいなら、自信を取り戻すのが一番。
先ほど紹介した「こじらせ女子を脱出する4つの方法」は、全て自己肯定感を上げるための方法でもあります。どれか1つでも実践すれば、少しずつ自信を取り戻すことができるでしょう。
そしてコンプレックスを跳ね返し、「私には女子として、人として成長する幅がある、伸びしろがある!」と感じられるようになったとき、こじらせ女子から卒業できるのです。