デートで緊張しないコツは?心理学を利用して緊張をほぐす方法【準備編〜当日編】
好きな人や気になる人とのデートは緊張するものですが、なるべくリラックスして臨みたいですよね。そこで今回は、デートで緊張を和らげるためにしておくべき事前準備と、当日にすべきことをお教えします。
◆ 相手の機嫌を損ねるヘンなことを言ったらどうしよう?
◆ いいところを見せようとして、失敗したら恥ずかしい…。
◆ いつもどおりの自分でいたいのに、ドキドキしてしまう。
リラックスして楽しめれば最高ですが、好きな人や気になる人とのデートの前は緊張するもの。
そこで今回は、デートでの緊張を和らげるためにしておくべき事前準備と、当日にできる対策をお教えします。
緊張をほぐす方法〜準備編〜
デートの当日の緊張を和らげるためには事前準備が必要。当日少しでもリラックスできるようにしておくべきことは3つあります。
① デートコースに照明が薄暗いお店、場所を選ぶ
「暗い場所を選ぶ」というのは、人間の本能を味方に付けた緊張緩和のためのテクニックです。
人間は明るいときに活動する昼行性の生き物なので、暗い場所に行くと興奮が収まるようにできています。これは神経をリラックスさせて、休息モードに入っていくからです。
この性質を利用することで、過度な緊張感をほぐすことができます。
オススメのデートコース
デートコースを組み立てるとき、映画館での映画鑑賞やプラネタリウム、水族館などをコースに盛り込みましょう。
また、食事の場所も少し暗めのレストランやバーをチョイスすると、緊張を和らげることができます。
② デートコースに「散歩」を盛り込む
「散歩」には、自律神経を整える効果があります。
これは歩きながらのゆっくりとした深い呼吸が、副交感神経の働きを高め、血管を開き、血流を良くするからです。
デート中に2人でゆったり散歩するのはもちろん、食事をするお店や目的地に行くときに公園をぶらぶら通り抜けるようなコースを選ぶのもいいでしょう。
③ デートの相手を事前調査
自然界に生きている生き物は、初対面の相手に心を許すことがほぼありません。街の野良猫も初めて会った人を警戒します。同じように、相手のことをよく知らない状態でのデートに緊張感が伴うのは当たり前。
そこで、大切な準備となるのが「相手のことを調べること」です。
今は、InstagramやTwitter、Facebookなど、相手のSNSを見るだけで出身地や仕事、物事の考え方、休日の過ごし方などを知ることができます。
「この人は〇〇が好き」「出身はどこどこ」というちょっとした情報を知っておくだけで、緊張感が落ち着きます。
マッチングアプリで知り合った人との初デートなら、相手のプロフィールをよく見ておく、友達の紹介ならその友達から相手のことを聞いておくなど、事前準備に時間を使いましょう。
"恐怖感"を与えないように注意すること!
ただし、デート中に「○○のイベント行ったんですねー」「SNSを見たんだけど…」など、調べた内容をピンポイントで指摘するのは相手にストーカーのような恐怖感を与えてしまうのでNG。
あくまで情報は相手を知って緊張をほぐすためのもの。自分の中だけに留めておきましょう。
緊張をほぐす方法〜当日編〜
緊張をほぐすために当日にしたほうがいい3つのこととは?
① 緊張していることを素直に伝える
「実は今日、緊張しているんです」
「デートが楽しみすぎて、ちょっと緊張気味なの」
そんなふうに待ち合わせた途端、自分の緊張を素直に相手に伝えてしまいましょう。正直に感情を吐露することで、プレッシャーが和らぎ気持ちが楽になります。
また、緊張しているという弱みを自己開示することは、相手にポジティブな要素として受け入れられます。
特に男性は自信満々の完璧な女性より、自分に弱みを見せてくれる女性に惹かれる傾向があるので、「緊張しているんだ。かわいいな」「自分がリードしていかないとな」とがんばってくれるはずです。
② 無理に緊張を解こうとしない
手に汗をかいている自分、心臓がバクバクしている自分に気づいたとき、「こんな状態じゃダメだ」と無理に緊張を解こうとしてもうまくいきません。
スポーツ界でも利用されている「リアプレイザル」というテクニックで緊張を味方につけましょう。「リアプレイザル」とは、「再評価」という意味で、緊張している状態への評価を変えてしまうという対処法です。
リアプレイザルのやり方
緊張している自分を自覚した上で、「なんで緊張しているんだろう?」と自問。
→デートであれば、
「相手のことが好きだから」
「いいところを見せたいと思っているから」
「相手との関係を大事に思っているから」
……と、緊張する理由をポジティブに変換し、自答。
「リアプレイザル」で、自分の心臓のバクバクや手に汗をかくといった普段と違う感覚をパニックととらえるのではなくて、「こんなにドキドキしているなんて、相手のことが本当に好きなんだな」「体中にエネルギーが送られているんだ」とポジティブに捉え直すことが大切です。
このワンステップを踏むだけで、緊張のピークは過ぎていきます。
③ 横並びの席を選ぶ
カフェやレストランでは、相手と視線がぶつかる真正面の席に座るのは緊張感を高めてしまうので避けましょう。
カウンターでの横並び、テーブルでも斜めに座ることをオススメします。
また、四角いテーブルよりも丸テーブルで話すと和やかに話すことができる実験データもあります。丸テーブルでL字型に座るのもいいでしょう。
男性にお店を予約してもらう場合は、カウンター席希望であることを事前に伝えましょう。
まとめ:緊張対策で大切な3つのポイント
デートでの緊張対策で重要なポイントは次の3つです。
緊張を前提にして準備すること
緊張していることを素直に相手に伝えてしまうこと
緊張を否定したり無理に解こうとしたりせずポジティブに捉えること
この3つのポイントを押さえつつ、緊張対策を施せばドキドキしながらも楽しいデートになるはずです。