なぜか恋人と長続きしない…恋愛が短命で終わってしまう女性の特徴と改善のコツ
「モテないわけではないけれど、いつも恋愛が長続きしない」「付き合ってからなぜかうまくいかない…」と、恋愛がなかなか長続きせずに悩む女性は意外と多いですよね。そこで今回は、恋愛が長続きしない女性の特徴を解説。合わせてアドバイスも載せますので、参考にしてみてください。
◆ 「彼氏いない歴何年……」と数えるほど恋愛から遠ざかる期間はないけれど、恋人ができてもいつも長続きせずに別れてしまう。
◆ 友達は、ケンカすることはあっても同じ彼氏と何年も付き合っているのに、自分は長くても半年くらいで相手に飽きてしまう。
こんなふうに恋愛がなかなか長続きせずに悩む女性は意外と多いようです。
そこで今回は、恋愛が長続きしない女性の特徴を解説。
合わせて、状況を改善するためのアドバイスも載せていきますので、参考にしてみてください。
恋愛が長続きしない人の特徴には「自尊心」が関係している
ひとつの恋が長続きしない人は周囲からは、なんだかんだで彼氏が途切れず、モテるリア充な女性と思われがちです。
しかし、当の本人はつらい思いを抱えているもの。
うまくいっている友達と自分を比べて、「自分は飽きっぽいのかな?」「人と親密な関係を築くのが苦手なのかな?」などと悩んでいます。
◆ 1人の彼氏と関係を深め、1年、3年、5年と付き合える女性
◆ 彼氏はできるけど長く続いて半年といった付き合いを繰り返してしまう女性
両者の間には、どんな違いがあるのでしょうか。
じつはベルギーのベルン大学の研究チームが、9069人の男女を5年に渡って追跡するという大規模調査を行い、恋愛が長続きしない人の2つの特徴を明らかにしています。
そして、どちらの特徴にも「自尊心」が関係していました。
自尊心とは、自分の存在自体に価値があると肯定する感情のこと。
簡単に言えば、自分に自信を持っている人は自尊心が高く、自信を持てない人は自尊心が低いということです。
恋愛が長続きしない人の特徴①
自尊心が低い
自尊心が低い人は、2つの理由から恋人との関係を長続きさせることができません。
自尊心が低いと恋愛が長続きしない理由①
求められると好きじゃなくても受け入れてしまう
自尊心が低い人は自分に自信がないため、人から認められるとうれしくなってしまいます。
これが恋愛では、「自分のことを好きになってくれる人なら誰でもいい」という傾向が表に出てしまうのです。
その結果、告白されると相手のことをさほど好きでもないのに、「いいかも」と付き合ってしまいます。
しかし、いざ彼氏、彼女となってみると、最初のうちこそ新鮮さから気持ちが盛り上がることもありますが、結局は相手への恋愛感情が高まらない自分に気づきます。
そこで、このままではいけないと別れるわけですが、自尊心は低いままなので、別の男性から告白されると同じことを繰り返してしまうのです。
また、「今日は側にいて欲しい」といったふんわりした好意の言葉にも「自分が求められている」と感じてしまうので、結果的にワンナイト的な付き合いが増える傾向もあります。
つまり、誰かから求められると受け入れてしまうのが、恋人との関係を長続きしない1つ目の理由です。
自尊心が低いと恋愛が長続きしない理由②
傷つくことを恐れている
2つ目の理由は、自尊心の低さからくる傷つくことへの強い恐怖心にあります。
自尊心が低い人は傷つくことが怖いので、好きになった人に自分から告白する勇気が持てません。
しかし、彼氏がいない状態はさみしくつらいので、向こうから寄ってきてくれる男性を受け入れてしまいます。
受け入れてしまうものの、本当に好きな人、気になる人は他にいるため、目の前の彼氏とその人を比較してしまい、大切にできません。
その結果、「なんか違う」と違和感を感じ、いい関係を築くことができないのです。
アドバイス:自尊心を高めよう!
こうした負のループを断ち切るには、自尊心を高める必要があります。
そこで、簡単にできる自尊心を高めるトレーニングを紹介します。
◆ 物事を決めるとき、「人ならどうするか」ではなく、「1年後の自分はどう思うか」と視点を変える
◆ 毎日1時間だけ自分の好きなことしかしない時間を作る
時間をかけてじっくりと自尊心を高めていきましょう。
恋愛が長続きしない人の特徴②
理想が高すぎる
一方、高すぎる自尊心も恋愛が長続きしない原因となっています。
というのも、極端に自尊心が高い人は「自分のような価値ある女性と付き合う男性には、一定以上のステータスが必要」と考えるからです。
その結果、男性への理想が高くなりすぎてしまい、年収、ルックス、職業など、厳しい条件を付けて恋人を探します。
しかし、求めるような高スペックの男性はなかなか見つからないため、
◆ 「年収はいまいちだけど、ルックスが理想的」
◆ 「不安定な職業だけど、今はいい稼ぎがある」
といったように自分を納得させて妥協します。
ところが、極端に高い自尊心によって、彼氏と付き合ううち、不満な点ばかりが目につくようになり、「やっぱりこの人じゃなかった」と別れてしまうのです。
また、理想をはっきり定めすぎていると、妥協することすらできず、そもそも誰とも付き合えないというパターンになってしまうことも。
目の前にいい人が現れても「もっといい人がいるんじゃないか」という高望みのループが始まり、恋愛を短命に終えるどころから恋が始まらない危険性もあります。
アドバイス:条件を感覚的な基準に変えよう
年収、身長、職業など、基準がきっちりしている条件を付けると、選択肢を狭めることになります。
ただし、「こんな人がいいな」という未来の恋人に対する条件はつけてもかまいません。
◆ 一緒にいて楽しくいられる人がいいから、「おいしい」の感覚が近い人がいいな
◆ 旅行が好きだから、一緒に旅の計画を練って、出かけられる人がいいな
◆ スポーツが趣味だから、体を動かすのが好きな人がいいな
などといった、感覚的な基準に変えていきましょう。
「一緒に楽しい時間が過ごせる人がいい!」を条件にすると…
一緒に楽しい時間が過ごせる人がいい!と考えていて、スポーツが大好きな彼氏ができた場合
そんなにスポーツ好きではなかったけれど、彼氏の影響でスカイダイビングや、ボルダリングを始めたら楽しかった!
→二人で楽しい時間を過ごすことができているので、条件を満たせている
つまり、「これがないと駄目!」ではなく、「結果的にいい時間を過ごせたらいいな」といったようにぼんやりとした方向性だけ決めておくと、ストライクゾーンが広がり、恋人を作りやすくなるのです。
まとめ
恋愛が短命で終わってしまう女性を悩ませている原因は、自尊心にありました。
自尊心が低い人
…物事の見方や自分を好きになるトレーニング自尊心が高すぎる人
相手に求める理想の基準を変えていく試み
…を行っていきましょう。
これまで恋愛が短命に終わっていたということは、それだけ多くの出会いに恵まれ、付き合う人が途切れなかった証拠。
つまり、十分に魅力的な存在であるあなたが自尊心のバランスを取り戻せば、明るい未来が待っているのです。