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結婚相手の決め手は?幸せな結婚生活を手に入れるために必要な条件と妥協すべき条件

結婚後、「いつまでも幸せに暮らしました」になるためには結婚相手選びが重要。そこで今回は、妥協しないほうがいい結婚相手の条件や妥協してもいい条件をご紹介します。婚活中の女性も、結婚を考えている彼氏がいる女性も必見です。


「結婚した2人は、いつまでも幸せに暮らしました」(They lived happily ever after.)で、幕を閉じる童話や映画のプリンセスたちの物語。

素敵な王子様と出会い、運命的なプロポーズを受けた後は、幸せな結婚式を挙げ、ハッピーエンドで幕を閉じます。

しかし、おとぎ話の世界では結婚がゴールでも、現実世界ではそうはいきません。結婚生活を始めてからの幸せこそが一番大事です。

ところが、統計データを見ると、日本の離婚率は約35%! なんと結婚したカップルの3組に1組が離婚しています。

そんななか、「結婚した2人は、いつまでも幸せに暮らしました」を実現するのに重要なのは、結婚相手選び。

お付き合いしているパートナーの価値観をよく観察して、結婚相手として妥協しない方がいい点、妥協しても大丈夫な点を見極めていきましょう。

婚活中の女性も、結婚を考えている彼氏がいる女性も必見です。

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結婚相手選び、妥協しないほうがいい条件は?

高学歴、高収入を基準に婚活をした人が短期間で破局を迎えることもあれば、出会って3日で結婚を決めた2人が銀婚式を迎えることも。結婚相手選びにおいて本当に重要なポイントはどこにあるのでしょうか?

結婚したカップルのその後を追った大規模な追跡調査など、信憑性の高い心理学の研究をもとに、妥協しないほうがいい条件を8つ紹介します。

妥協しないほうがいい結婚相手の条件① 金銭感覚が似ている

カンザス州立大学が4500組のカップルを対象に7年もの追跡調査を行った研究で、カップルの別れや離婚の大きな原因が「金銭感覚の相違にあること」が判明しています。

つまり、デート中のお金の使い方はもちろん、付き合っている期間にパートナーの金銭感覚に違和感を覚えたら、要注意。

「今は趣味に歯止めなくお金を使っているけど、結婚したり、子どもができたりしたら変わってくれるはず」と期待してはいけません。

環境の変化だけで金銭感覚が改まることはないので、現在感じている金銭感覚のズレが後々の別れや離婚の原因になってしまうのです。

ポイントは、金銭的に貧しいか豊かかの問題ではないということ。収入が多い少ないに関わらずどんな優先順位でお金を使っているのか、その感覚が近い人を大切しましょう。

金銭感覚が似ているか見極めるポイント

◆ お金を使うポイントの優先順位が近いか
…例えば、「質の高い食品を手に入れることにお金を惜しまない」「衣服に一番お金をかける」など

◆ 節約するポイントの優先順位が近いか
…例えば、「節約するなら真っ先に削るものは食費」「電気代は徹底的に節約する」など


妥協しないほうがいい結婚相手の条件② 食の好み・食の価値観が似ている

1日3食の食事は生きていく上の基盤でもあり、喜びでも、楽しみでもあります。

この食に関する価値観が合うかどうかは、幸せな結婚生活を送れるかどうかを左右する重要な要素です。

例えば、「美味しいものを食べることが最高の幸せ」と思っている彼女と、「食事は必要なカロリーを補給するための行為」と考えている彼氏が結婚したとしたら、衝突するのは目に見えています。

あるいは、「健康のために食材には気をつけたい」とこだわる彼氏と、「ジャンクな味のファストフードが大好き」という彼女では、どちらが食事を作っても不満がたまっていくことでしょう。

金銭感覚と同じく、付き合っている間にパートナーと自分の「食の価値観」の差を十分に観察しましょう。もし、「乗り越えられない壁がある」と感じるなら、結婚生活に踏み切る前に話し合ってみるべきかもしれません。

食の価値観が似ているか見極めるポイント

◆ 生活の中での「食」の優先順位が同じくらいか

◆ 理解しがたい「食へのこだわり」はないか

◆ 嫌いな食べ物や好みの味が近いか

妥協しないほうがいい結婚相手の条件③ 誠実で優しい

世界中の心理学の実験と研究が共通して指摘する「恋人にするといい人」の性格特性は、誠実性です。

というのも、誠実さを備えている男性は恋人に一途で優しく、仕事でも成功しやすいから。

心に余裕があり、優しさも兼ね備えているため、あなたが弱っているときも静かに寄り添いフォローしてくれます。

誠実な男性は、まさに幸せな人生を送るためのパートナーに適しているのです。

誠実性の高く優しい人を見極めるポイント

◆ 店員さんへの対応がソフト

◆ 公共交通機関で乗り合わせたお年寄りや子どもに席を譲る

◆ 職場で困っている人がいると声をかけている

日常の中で、上記に当てはまる彼氏なら大切に。きっと結婚後も順風満帆な生活を送ることができます。

また、付き合っているときに誠実性を感じないならば、結婚はおすすめできません。結婚してから誠実になることはほとんどないので、悩みの多い結婚生活を送る可能性が高いと言えるでしょう。


妥協しないほうがいい結婚相手の条件④ 感情的にならない

ストレスフリーな結婚生活を送るためには、感情的にならない相手を選ぶのが◎

というのも、感情的になるかどうかは自己コントロール能力の高さと深く関連しているからです。

自己コントロール能力に優れた男性は、感情的にキレることがほとんどありません。

加えて、自分や相手のミスに対する寛容さがあり、前向きな方向へ問題を解決していく傾向があります。

結婚生活には小さな価値観のズレやトラブルがつきもの。そんなとき、感情を上手にコントロールできる男性は冷静かつ円滑に対処することができるため、ストレスの少ない日々を過ごすことができるのです。

逆に感情的でキレやすい人は、自己コントロール能力が低く、人生の大きな選択をするとき、ミスを犯しがち。また、些細なことでも過度に怒ったり悲しんだりするので、ストレスの溜まる結婚生活になるでしょう。

感情をコントロールできる人か見極めるポイント

◆ 不運なことがあってもポジティブに捉えることができる

◆ ケンカすることがあっても、すぐに仲直りに応じてくれる

妥協しないほうがいい結婚相手の条件⑤ 気持ちを伝え合える

男女のすれ違いや些細な喧嘩の発端は、「言葉足らずで気持ちや要求が伝わらなかった」というパターンがほとんど。

特に、自分は相手の気持をわかろうとしていないのに、パートナーに対しては「どうしてわかってくれないの?」と詰め寄るタイプの人たちがこのパターンになりがちです。

長く幸せな関係を築くには、お互いの気持ちを伝え合える関係が欠かせません。なぜなら、人の心はそんなに簡単に伝わるものでないから。

「ずっと一緒にいたいね」と思っているなら、言葉で伝えることが大切です。

女性は「察してもらえるまで、自分からは言わない」、男性は「言わなくてもわかるだろう」となってしまいがちですが、夫婦は所詮赤の他人。言葉にしないと伝わらないことばかりです。

そのため、きっと相手はきっとわかってくれているはず、という勝手な思い込みからコミュニケーションを怠るタイプの人とは、円滑な結婚生活を送るのは難しいと言えます。

結婚するなら言葉にして伝え合うことができる相手を選びましょう。

気持ちを伝えてくれる人か見極めるポイント

◆ 「ありがとう」「ごめんね」という感謝や謝罪の言葉を素直に伝えてくれる

◆ 揉め事が起きたときでも「もういい」とならずお互いの考えを伝え合うことができる

妥協しないほうがいい結婚相手の条件⑥ 一緒にいて安心できる

恋愛初期のドキドキがなくなってきたとき、一緒にいて安心感を覚える彼氏は結婚相手に向いた人だと言えます。

というのも、あなたに安心感を与えてくれる男性は、彼自身のメンタルも安定しているからです。

メンタルが安定した男性は、誠実性が高くて優しいだけでなく、一途なので浮気をする可能性もかなり低い傾向があり、結婚後も健やかな生活を送ることができます。

そのため、恋愛初期のドキドキがなくなったと感じた際は、「マンネリだ…」と落ち込まず、関係が安定したと捉えましょう。

逆に、あなたが彼を魅力的に思っている理由が「ドキドキさせてくれるから」の場合は要注意。そのような関係は、長続きしません。結婚を前提に考えるなら、男性を選ぶ基準を見直した方がいいかもしれません。

もし刺激を求めたいなら、一緒にいるときの過ごし方を見直し、2人で旅行に行ったり、お互いに初めての趣味に挑戦したりするのがおすすめ。それまで感じていたマンネリ感が心地よい安心感と絆に変わっていきます。

一緒にいて安心できる人か見極めるポイント

◆ 一緒にいると安らぎを感じ、心が穏やかになる

◆ 彼の顔色を伺って気を使うことや疲れを感じることがない


妥協しないほうがいい結婚相手の条件⑦ 家事に協力的

結婚したカップルのその後を追った大規模な追跡調査では、夫が家事に協力的であればあるほど、2人の関係が長続きすることがわかっています。

また、家事に協力的で仕事との両立がうまい男性は、出世する傾向があることもわかっています。

逆に家事をすべて女性がやる、もしくは男性がやる状態では夫婦仲が悪化。これは脳のリソースが家事に持っていかれてしまい、コミュニケーションを密にする心の余裕が失われるからです。

お互いが納得しフェアに感じる分担で、生活を支え合えるパートナーを選びましょう。

家事に協力的な男性か見極めるポイント

◆ 家事は女性がするものという思想になっていないか

◆ 普段から家事に協力的か

妥協しないほうがいい結婚相手の条件⑧ 愛に対する価値観や理想の家庭の形が似ている

私たちの持つ恋愛観や愛情に関する価値観を「恋愛スクリプト」といい、それは「恋愛は、男女平等である」「恋愛は、不公平である」など、7つのタイプに分かれています。

そして、心理学の研究ではこの恋愛スクリプトが似たカップルは、良好な関係が長続きすることがわかっています。

逆に、愛に関する根本の価値観にズレがあると、「理想の夫婦の形が違う」「愛情を感じるポイントが違う」といった問題が起き、うまくいかなくなる可能性が高いわけです。

結婚してから「やっぱり違ったかも」とならないよう、恋愛スクリプトが近い相手を選びましょう。

恋愛スクリプトが近いか見極めるポイント

◆ 恋愛の優先度が同じくらいであるか

◆ 理想の夫婦像がお互いに近いか

◆ どんなときに愛されている実感が持てるかといった感覚が似ている

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実は重要じゃない!妥協しても良い結婚相手への条件

婚活中の女性が気にしがちな「イケメン」「高年収」「高学歴」「高身長」といった条件は、幸せな結婚生活の本質とは関係ありません。

なぜなら、結婚後の暮らしは2人の努力で築き上げていくものだからです。

イケメンも毎日一緒にいれば当たり前になりますし、相手が高年収でも金銭感覚が合わなければ家計はうまく回りません。

つまり、「イケメン」「高年収」「高学歴」「高身長」といった条件は、妥協しても良い条件なのです。

婚活女子は「友達の旦那よりも高スペックな人を捕まえないと…」「この年齢まで独身で、今まで付き合った人たちより低ステータスな人と結婚なんて…」という見栄やプライドから、外見やスペックの理想が高くなりがち。

しかし、本当にその条件は結婚生活において必要か、今一度考えてみてください。

結婚相手選びの際に重視すべきは、相手の性格や価値観。外見やスペックが高条件な相手より、一緒にいて安らぐことができ、幸せを分かち合える相手を選ぶべきです。

結婚とは目的ではなく、幸せになるための手段

婚活中はつい「自分は相手を選ぶ立場」と思い込んで外見で相手を判断してしまいがちですが、それでは結婚相手としてぴったりな男性を見逃してしまうことになりかねません。

「結婚した2人は、いつまでも幸せに暮らしました」を実現するために、内面重視の婚活をしましょう。

そして、結婚とは目的ではなく、幸せになるための手段であるという本質を決して忘れないでください。

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