知ればあなたも恋愛上手! LINEにまつわる男性心理
LINEをはじめ、恋愛の初期段階はとくに男女の間でメッセージが行き交うもの。しかし、どんな言葉を選び、どんなタイミングでどんな内容のメッセージを返すか決めるのは大変ですよね。LINEをうまく使いこなして、男性の心をグッと掴む方法を教えます。
そもそも男性に比べて女性は、LINEなどのメッセージのやりとりに慣れています。
日頃のコミュニケーションでも、特に意味のない、雑談的な会話のキャッチボールを十分に楽しむことができるコミュニケーション能力があるからです。
例えば、女性同士の会話で一方が、「最近、彼氏とどうなの?」と質問したら、必ずと言っていいほど、聞かれた側も同じ系統の問いを返していきます。
一方的に話すだけでは自己中心的な人だと思われてしまうから、お互いに話せるよう質問しあって感情を共有していくわけです。
女性のコミュニケーションの組み立て方には、こうした習慣があります。
男女の性質の違いがメッセージの受け取り方の差に
コミュニケーションを円滑にする上では非常に役立つ女性ならではの習性ですが、対男性心理の攻略という意味では逆効果となる場面も少なくありません。
とくに顔の見えないメッセージのやりとりでは、女性と男性のコミュニケーションスタイルの違いが受け取り方の食い違いに発展してしまいます。
例えば、男性はポジティブに勘違いをし、女性はネガティブに勘違いする性質があります。
合コンなどで、コミュニケーションを円滑にするための女性から肩や腕などへのボディタッチや、自分の話をじっくり聞いてもらうなどすると、男たちは「コイツ、俺に惚れているかも」「ワンチャンスあるな」と思い込みます。
これは進化心理学的にも証明されていて、男性は前向きに行動し、多くの女性と接触した方がより多くの遺伝子を残すことができるため。
つまり、男たちのポジティブな勘違いはより多くの子孫を残すために備わった能力なのです。
一方、胎内に子を宿す女性はより優秀な遺伝子を見極めるため、慎重に相手を選ぶので、ネガティブに勘違いするようにできているのです。
ですから、男性側が好意を持って何度もそれらしいメッセージを女性へ送ったとしても、しっかり「好きだ」という意思表示をされなければ、「たぶん違うだろうな……」「思わせぶりなだけ……」と受け取り、互いの気持ちがすれ違うということが起きてしまいます。
男性とLINEのやりとりをしていて不安な感情が浮かんできたときは、見切りをつけてしまう前に「女性はネガティブな勘違いをしやすい」ということを思い出してみてください。
意中の男性には未来と夢の話を聞いてみよう
メッセージをやりとりする際も、こうした男女の性質の違いは確実に影響を受けます。
逆に言えば、その違いを踏まえた上で、トークを展開することで男性の心を的確につかみ、動かすことができるようになるのです。
例えば、現在、過去、未来。どの話をすると相手の心に刺さるメッセージになるのか。これも男女によって異なり、男性には未来の話をするのが効果的です。
女性はぜひ、男性の夢や未来を聞き、賛同してあげましょう。
男性が「じつは起業したいと思っているんだよね」というメッセージを送ってきたら、「え? どういうことやりたいんですか」などと返すと、「いやー、ちょっとIT系の事業を考えていて」などと、男たちは勝手に夢と未来を語りだします。
しかも、ポジティブに勘違いする男たちは、自分の話に興味を持って聞いてくれる女性に対して、確実に好意を膨らませていきます。それが男という生き物です。
男性からの質問には具体的なメッセージを
また、男性が何かメッセージで質問をしてきた場合は、できるだけ早く正確に答えてあげましょう。
男性のコミュニケーションは基本的に目的志向です。「質問した=本当に情報が欲しい」ということ。男性が女性に「今度の休暇、なにしているの?」と聞くとき、「空いているんだったら、俺、誘ってみようかな」「どうかな? 彼氏とかいるのかな?」「仕事かな? 俺と休み合うのかな?」などと思っています。
誘われたい相手ならば、思わせぶりなメッセージではなく「何日と何日なら空いていますよ」と返してみましょう。確実に相手の心を釣り上げることができます。