
モテる男の話し方が心理学で判明!女性が惹かれる話し方とは?
特別イケメンじゃないのに不思議とモテる男性っていますよね。実は、モテる男の要素はルックスだけではありません。モテる男性はモテる話し方をしています。今回は、心理学から判明したモテる話し方をお教えします。
あなたの学校や職場にも、男性芸人さんのように特別イケメンではないのに不思議とモテる男性がいるのではないでしょうか。
心理学的に見て女性が惹かれる男性の要素はルックスだけではないことがわかっています。
ポイントは、モテる話し方にあったのです。
そこで今回は、心理学の知識を応用した、女性を惹き付ける話し方をレクチャーしていきます。
モテる男性の話し方には5つの共通点がある!
心理学の研究から判明したモテる男性の話し方には、5つの共通点があります。
すべてを真似することが難しくても、1つ、2つ取り入れるだけでも、あなたのトーク力は十分に磨かれていくはずです。
モテる話し方①
ユーモアがある

女性は、ユーモアのある男性に対して創造性を感じることがわかっています。
ちなみに、ここで言うユーモアとは、つらいこと、しんどいことがあったとき、前向きになれるような笑いを醸し出すこと。
厳しい局面でも現状を前向きに受け止め、変えていける能力のことを心理学の世界では「プレイフルネス」と呼びます。
このプレイフルネスに紐付いたユーモアが、モテる人に共通する「センスのいいユーモア」となります。
しかも、進化心理学の研究では、女性は男性の創造性の高い「センスのいいユーモア」を聞いたとき、こんな連想をしていくと考えられています。
◆ センスのいいユーモアが出てくる
→創造性が高い
→頭がいい
→生き残るための能力を備えている
→将来性がある
→パートナー(結婚相手)としての望ましい
つまり、会話にジョークを挟むこと。
女性を笑わせ、笑顔にすることができれば、それはモテにつながるのです。
女性が笑ったら自分も笑おう
相手が笑ってくれたときは、あなたも一緒に笑うことを心がけましょう。
というのも、カンザス大学の研究によると、一緒に笑い合う機会の多いペアほど親密度、好感度が上がっていくことがわかっているからです。
同大学の研究チームは、「話す内容以上にどれだけ2人が同時に笑う場面が多かったかが重要だ」と指摘しています。
モテる話し方②
話し相手と同じようなフレーズを使う
「ユーモアを発揮する自信があまりありません……」という人には、話し相手と同じようなフレーズを使うというテクニックがオススメです。
2011年、テキサス大学がスピードデートを使った実験の結果を次のように報告しています。
カップルとなった男女の言葉遣いの調査
<実験内容>
40人の男女にスピードデートを行ってもらい、被験者の使った言葉を記録し、カップル成立となった男女の言葉遣いをチェック。
※スピードデートとは……
初対面の男女に短時間の会話を交わしてもらい、「相手ともう1回会ってみたいか」を選択させ、最終的に付き合うかどうかを決めるお見合いパーティ的なデート方式のこと。
<結果>
◆ 同じようなフレーズを使う男女
→そうでない男女に比べてなんと3倍もカップル成立率が高かった。
◆ 同じようなフレーズの量が多いカップル
同じフレーズを使うことが少ないカップルに比べて、恋愛関係が続く確率も23%ほど高かった。
つまり、会話中に相手と同じような言葉を使うこと。
相手の使ったフレーズをオウム返しのように繰り返すことを心がけるだけで、モテ度が上がるというわけです。
簡単に同じ言葉が使える、
覚えておくべき4種類のフレーズ
とはいえ、相手の趣味や好みもわかっていない状態で会話を合わせていくのは、なかなか難しいもの。
そこで、簡単に同じ言葉を使うことができるようになる4種類のフレーズをご紹介します。
① 返事フレーズ
「その通りですね」や「ですよね」、「なるほど」など、相手の返事のフレーズのこと。
複数回出てくる言葉があれば、真似していきましょう。
② あいづちフレーズ
「もちろん」や「なるほど」、「そっか」など、相手が納得したときに使っているあいづちのフレーズのこと。
あいづちは口癖のように同じ言葉を使うことが多いので、あなたも相手の女性が多用するあいづちを使いましょう。
③ 分量フレーズ
「たくさん」や「いっぱい」、「もっと」、「少しで」や「ちょびっと」など、分量に関するフレーズのこと。
よく聞くと同じ言葉が使われることが多いので、複数回出てくる言葉は、真似していきましょう。
④ 人称フレーズ
「わたし」「あなた」などの第一人称、第二人称のフレーズ、あるいは、友達のことを「○○さん」と名字で呼ぶか、「○○くん」と名前で呼ぶか、ニックネームで呼ぶかなど、人称にまつわるフレーズのことです。
よく聞き、相手に合わせていきましょう。
同じフレーズを使うために役立つ「ミラーリング」と「ミミッキング」
相手と同じフレーズを使うためには、他に「ミラーリング」「ミミッキング」という有効なテクニックもあります。
ミラーリング
ミラーリングは、シンプルに相手の言った言葉を返していく会話のテクニック。
<例えば…>
女性「趣味は映画鑑賞で。月に3、4回は映画館に行くんです!」
あなた「映画鑑賞が趣味なんですか。月に3、4回も映画館に」
ミミッキング
ミミッキングは、ミラーリングにプラスして相手の感情のこもった言葉にフォーカスするテクニック。
<例えば…>
女性「趣味は映画鑑賞で。月に3、4回は映画館に行くんです!」
あなた「映画鑑賞が趣味なんですか。月に3、4回も映画館に。やっぱり行く前はワクワクしますか?」
どちらのテクニックを使うときも、相手との会話の最後の2、3語、または1行くらいを繰り返すよう意識しましょう。
その際、表情で小さくリアクションを取ってあげるとより親密度を高める効果があります。
モテる話し方③
感情をはっきり出す

会話において、今、どんな気持ちでいるのか表情や言葉に感情が出ている人の方がモテることがわかっています。
第一印象が最もいい表情を調べる実験
<実験内容>
2016年、ドイツのリューベック大学の研究チームが、40人の被験者に対して 6人の男女が様々な表情をしながら会話をする動画を見せ、誰の第一印象が最もいいと思ったかを調べる実験を行った。
<結果>
表情豊かに話し、どんな感情にあるのかがわかりやすく表せている人ほど第一印象が良く、好感度が高いことが判明。
研究チームは、相手の感情がわかりやすいと共感しやすくなるためと指摘しています。
つまり、モテるためには相手が共感しやすくなるくらい感情表現をしていくことが重要。
ここぞ! というときは、普段より少し盛り気味のコミュニケーションを心がけましょう。
モテる話し方④
共感を示して味方につく
話している相手が誰かの悪口やうわさ話をし始めたときは、感情に寄り添うようにしましょう。
例えば、女性によくある、仲良い友達に対する悪口。
それに対して、あなたが「それはマジでひどい人だね」と乗っかっていくと、
「なんで、私の友達のことをひどく言うの?」
…と、相手は自分から言い出したにもかかわらず、まるであなたが悪口を言ったかのように転換してしまうことがあります。
また、複数のメンバーで食事をしているとき、誰かの悪口に乗っかっている姿を見せるのは、あなたの印象を落とすことにもなります。
そのような場面に遭遇した時は、
「つらかった」
「落ち込んだ」
「悲しかった」
…など、相手の話の背景にある感情の動きに注目し、「大変だったね」と共感を示し、味方についてあげること。
すると、相手はわかってくれたと心を落ち着け、周囲で聞いている人も「大人の対応だ」と感心してくれます。
アドバイスはNG!
男性はこうしたシチュエーションで女性の話にアドバイスをしがちです。
しかし、女性が求めているのは話を聞いてもらうこと&共感を示してもらうこと。
解決策は求めていません。
どんなアドバイスがNGになるか詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
モテる話し方⑤
安易に外見を褒めるのはNG!

相手のことを褒めるのは、モテる話し方を手に入れる上で重要なポイントです。
ただし、安易に外見を褒めるのはNG。
次の2つの研究が、関係性がまだ浅い女性に対しては、外見ではなく内面を褒める方が効果的であるということを示しています。
褒め方と関係性の研究
<研究内容>
2014年にアメリカのサウスウエスト大学が、217人の男女のカップルを対象に外見的な特徴を褒めた場合、2人の関係性はどう変わるのかを研究。
<結果>
◆ 付き合いたてのカップルや知り合ったばかりの男女の場合
→外見を褒めると2人の関係を悪くさせる影響が出ることが判明
◆ 付き合いが長いカップルの場合
→外見を褒め合うことでお互いの好感度がアップし、関係が良好になっていくことが判明
◆ 「かわいいね」よりも、「やさしいね」
◆ 「きれいな目だね」よりも、「芯の強さを感じる魅力的な瞳だね」
◆ 「その洋服似合っているね」よりも、「自分に似合う服をチョイスできるセンスがうらやましいな」
人は初対面で人間関係ができてないときほど、外見よりも内面に注目し、褒めてもらいたいもの。
見た目よりも性格にフォーカスした褒め言葉を意識していきましょう。
まとめ
ここで改めて、モテる人の話し方の共通点をまとめると、次の5つのポイントとなります。
モテる男性の話し方
① ユーモアがある
② 話し相手と同じようなフレーズを使う
③ 感情をはっきり出す
④ 共感を示して味方につく
⑤ 安易に外見を褒めるのはNG!
ユーモアに自信がないなという人は、相手と同じフレーズを使うことを心がけ、感情をはっきり出すのはいまいち苦手という人は共感をうまく使いこなす。
自分の得意不得意に合わせ、できそうな話し方から取り入れてみてください。