身近な人の良縁を結び、社会にある幸せの総量を増やす。VPoPが語る『with』の魅力
こんにちは。エニトグループ(with/Omiai)の採用担当です。
2023年に主要マッチングアプリの中でも利用者増加率がNo.1(SensorTower2023年実績/主要マッチングアプリ5社比較)と多くの方にご登録いただいている『with』。今回は、VPoPを務める窪田さんにインタビュー。窪田さんは、グリー、ディー・エヌ・エーとソーシャルゲーム事業に長く携わり、2024年5月にエニトグループに参画しました。なぜ当社にジョインすることを決めたのか、どのような価値観をもって日々仕事に取り組んでいるのか、話を聞きました。
窪田 知宏(くぼた・ともひろ)
プロダクト責任者/VP of Product(株式会社with)
大学卒業後、グリー株式会社に就職。ソーシャルゲームの部署にてプランナーを経てプロデューサーとして活躍。その後、全社最優秀プランナー賞を受賞。2016年より同社の子会社でプロデューサーとして複数の移管事業を牽引。2020年、株式会社ディー・エヌ・エーに入社。運営ゲーム事業の事業責任者としてコスト構造の再構築や、組織体制の強化を通じて事業構造の変革を推進し、2022年にグループエグゼクティブに就任。2024年5月、株式会社withにプロダクト責任者として入社。
自分の力が通用するのか挑戦したかった。ゲーム業界からマッチングアプリ業界へ。
ー今までのご経歴について教えてください。
大学卒業後、2012年にゲームプランナーとしてグリー株式会社に就職しました。ソーシャルゲームの部署で、4年ほど企画職のほかディレクター、 リードプランナー、プロデューサー、マネージャーを経験。その後、同社の子会社に出向してプロデューサーの立場から数々の移管事業を牽引しました。
異なる角度からチャレンジをしたいと思い、2020年に株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)に転職。入社当初は、ゲーム運営事業を把握するためにゲームタイトルのプランナーに従事しました。その後、同事業の責任者としてコスト構造の再構築や、組織体制の強化など事業構造の変革を推進。2022年にはグループエグゼクティブに就任し、既存のゲーム運営事業の統括・マネジメントを行っていました。
ー転職・キャリアチェンジを考えるようになったきっかけは?
転職を考えていたわけではなかったのが率直なところです。ちょうど、私が統括していた事業が一区切りついたタイミングで、エニトグループの社員からお声がけいただき、少しずつ違うフィールドで活躍する選択肢を考えるようになりました。
もちろん、DeNAに残る選択肢もありましたが、私自身に「大きな目標が達成できた」という気持ちが大きかったことと、それに加えてゲーム以外のサービスでも自分の力が通用するか挑戦してみたい気持ちが大きくなったことで、外に目を向けるようになりましたね。
ーマッチングアプリに関心を持った理由は?
理由としては3つあって、1つめがマッチングサービスに可能性を感じたから。今までソーシャルゲームに携わってきたため、求人サイトやエージェントを利用した転職活動だと、まず辿りつくことのない分野なんですね。エニトグループの社員との出会いも特殊で、『Enito』という社名「(縁:en)+(糸:ito)」にもあるような縁を感じ、純粋にこの世界に飛び込んでみたくなりました。
2つめがマッチングアプリは少子高齢化という社会課題の打ち手になり得るプロダクトであり、社会貢献の一端を担えることにやりがいを感じたからです。
3つめが、マッチングサービスの奥深さに面白さを感じたから。ソーシャルゲームは「いかにしてユーザーが楽しめる体験を描けるか」という視点で開発が進みます。一方で、マッチングアプリで重要な指標である「付き合う」という概念は、人によって捉え方が千差万別です。人の内面を解明するという意味では変数が多く複雑さがあるなかで、試行錯誤しながらマッチング率を高めることは、難しさもありながらも、すごく面白そうだなと思いましたね。
ー『with』に入社をしようと思った決め手を教えてください。
入社の決め手は“人”ですね。他のマッチングサービスに比べて、『with』には「真摯さ」や「ひたむきさ」を感じたんですね。それは、ひとえに『with』で働くメンバーの人柄や素直さが表れているんじゃないかなと。また、聡明でスキルが高いメンバーが多く、そういった人たちと共にプロダクト改善や大きなチャレンジをしたいと思いましたね。
『with』の継続的成長と仲間が働きやすい環境づくり
ー就任したポジションとその役割を教えてください。
現在は、VPoPとして『with』の継続的成長とチームの成長を促進する役割を担っています。具体的には、ユーザー体験の創出、開発ディレクション、ビジネス設計、組織設計、ピープルマネジメントなどの業務を行っています。
ーなぜ、誰のために仕事をするのか、窪田さんの考えを教えてください。
「ご飯を食べる」みたいに、日々のライフスタイルの構成要素の1つとして捉えていて、「なぜ仕事をするのか」「誰のためにするのか」みたいなことは、そこまで深く考えていないかもしれません。少し質問から逸れるかもしれませんが、自分が日々やりがいをもってチャレンジすることは働くうえで大事にしていますね。それが、回り回って自分の家族や共に仕事をしている仲間、社会に良い形で還元されると考えています。
とはいえ、仕事は一人で成立するものではありません。共に働くチームメンバーがあってこそなので、一緒にプロダクトを作る仲間やメンバーが、より心地良く働けるような環境づくりを意識していますね。
ー「メンバーやチームを大切にする」というのは、過去の経験から行きついた考え方なのでしょうか?
そうですね。さまざまな組織や人、チームで働くなかで、自身の価値観が変化していきました。もともとは、非常に厳格でメンバーにも恐れられていたタイプだったんです。当時は仕事を辛く感じる瞬間もありました。「ただ、結果を出すために頑張る状態」だと、やはり組織としてのコンディションも悪くなるし、自身が期待した以上の結果が出ないときもありました。
結局、仕事を辛く感じる瞬間があったのは、思い込みや自身に課した不要な枷(かせ)によって視野が狭くなり、自ら環境を変える努力を怠っていたからだと、今振り返ると思いますね。楽しく・気持ちよく働く努力をするようになってから、自分も周りもアウトプットの質が良くなっていった気がします。
ー仕事をするうえでやりがいを感じる瞬間は?
「自分が立てた仮説が、ある程度妥当性をもっていた」という結果が返ってきたときは、やりがいを感じますね。もう少し掘り下げると、「前に進んだ」「より良い状態にできた」「課題を解決できた」ことに達成感を覚えます。
ー窪田さんにとって「ユーザーに向き合うこと」とは何でしょうか?
誰よりもユーザーの目線に立つことですね。それは単眼的ではなく、いくつかのペルソナを設定し、それぞれのユーザーがどのようにサービスを受け止めていて、実際にどう触るのかを、肌感として理解していきます。
もちろん、理解するだけにとどまらず、データや数値などの結果を確認し、自身の仮説が正しかったのか検証し、またそこから新しい仮説を立てて実証する……ということを繰り返していくことかなと思います。
ユーザーに向き合うときくと、1対1のイメージが強いですが、個人的にはできる限り「客観的・フラット」に受け止めるようにしています。やはり一つ一つを丁寧に尊重していくと、直近の例や大きな声に引っ張られてしまいかねず、プロダクトの軸がぶれる要因にもなりうるからです。もちろん、一つ一つの意見には真摯に耳を傾けて受け止めますが、あくまで1つの意見として受け止めるイメージです。
『with』を、競合が追従不可能なプロダクトに成長させたい
ー今後の展望を教えてください。
現状、マッチングアプリ市場は各社が追従不可能な水準の仕組みに至る“過渡期のフェーズ”にあると思っています。そのような状況下では、「追従できない」と競合が諦めてしまうほどにプロダクトの進化を遂げることが極めて重要です。どのようにして、当社の強みや競合優位性を出すかは、これから解を出していくところです。
さらに、自分の子どもたちが『with』に触れる頃には、輝かしい人生を描けるインフラのような存在になれたら良いなと思っていますね。
また、個人的な信念としては、前職時代から「1秒でも長くお客様にプロダクトを提供する」ことを大切にプロダクト開発を行っています。今まで以上に『with』を楽しんで手に取り続けたくなる、触れたくなるプロダクトにしていきたいですね。
ーどんな人と一緒に働きたいですか?
3つあって、1つめが向上心をもっている人です。成長意欲と言い換えるとわかりやすいかもしれません。
2つめが自分が行動したことに誠実に向き合える人。
3つめが愚直に物事に取り組めること。愚直をもう少し噛み砕いて説明すると、素直でかつハングリーさを持っている人ですね。この3つの要素を大事にしている人とぜひ一緒に働きたいなと思います。
ー『with』にどのような可能性を感じていますか?
『with』を利用してくださっているユーザーさんは、真摯に恋愛に向き合っている方が多い傾向にあります。それは、ひとえに『with』のメンバーが真面目にユーザーや市場のことを考えて設計し、日々努力していることがプロダクトに表れているんだと思います。VPoPとして、今まで以上に『with』の魅力や可能性を引き出し、より良いプロダクトへと成長させていきたいですね。
ー最後に、候補者の方へメッセージがあればお願いします。
身近な知人や友人から「withをきっかけに、良縁に恵まれた」という声をもらうことは、他のプロダクトでは得難い経験です。自分が支えるプロダクトによって、社会に存在する幸せの総量が増えていく様子に立ち会えるのは『with』ならではの魅力です。今、withは新しい挑戦をスタートしており、このタイミングで、新しいメンバーと共に、新たなフェーズに移行する瞬間を乗り越え、それを糧にまた次のフェーズに進むことができたら良いなと思いますね。興味がある方は、ぜひ一度話を聞きにきてください。
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