出会いがない社会人へ。出会いがなくても自然と恋愛ができるようになる方法
社会人になってから出会いが減って、なかなか恋愛ができない!と悩む方は多いものです。
そこで今回は、出会いが少なくても恋愛ができるようになる方法を教えます。
自由な時間の多かった学生時代と比べ、社会人になると仕事や付き合い、自分磨きにと何かと忙しくなり、恋愛に発展するような新たな出会いが減っていくものです。
その結果、
「あれ? 働き始めたら彼氏ができない」
「大学時代の彼女と別れてから、彼女いない歴が続いている」
…といった「なかなか新しい恋愛ができない問題」に悩む人は少なくありません。
そこで今回は、新たな出会いの場を求めずとも、自然と恋愛が始まる方法をお伝えします。
「弱いつながり」を見直し、棚卸ししてみる
新たな出会いの場を求めずに、自然と恋愛を始めるためのキーワードは「棚卸し」です。
「恋愛をしたいけど、出会いがない!」
「時間がなくて、新しい出会いの場を開拓できない」
「運命の出会いが舞い込んでいたとしても、忙しくて気づかないかも!」
…と嘆くのではなく、あなたがこれまでに築いてきた人間関係を見直しましょう。
学生時代の友達たち
地元の旧友たち
職場の同僚のネットワーク
会社の先輩、後輩のネットワーク
フットサルやテニス、ゴルフなど趣味で通っているコミュニティ
こうした、すでにあるあなたの人間関係の輪の近くに未来の彼氏、彼女がいるかもしれません。
根拠となるのは、スタンフォード大学の社会学者であるマーク・グラノヴェッターの研究です。
「弱いつながり」の重要性が判明したマーク・グラノヴェッターの研究
<内容>
転職したばかりの専門職、技術職、管理職に就いている人たちが、仕事の情報を誰から得ているかについて調査。
<結果>
家族や親友などの「強いつながり」から情報を得た人よりも、友人知人、職場や近所、趣味のつながりの人など「弱いつながり」から情報を得た人が倍近く多いことがわかった。
この法則は恋愛にも当てはまります。
あなたが過去に築いてきた人間関係で、今はあまり頻繁に連絡をとっていないコミュニティこそ、「弱いつながり」です。
そこに良い人がいないか、棚卸ししてみましょう。
ストレートに「誰かオススメの人はいませんか?」と聞いてみると、思わぬ出会いのチャンスがやってくるかもしれません。
理想の恋人像から自分を解き放つ
とはいえ、あなたはこんな疑問を持つかもしれません。
「学生時代に会っていて、ときめかなかったのだから、いまさら再会して恋愛に発展する?」
「趣味を通して月イチペースで会っている人たちのなかにいい人がいそうな気がしない」
「職場の同僚の知り合いとか、日常的過ぎて恋人候補として見られないのでは?」
たしかに、出会いにロマンやドラマを期待していると、そういった疑問も出てくるでしょう。
そして、まだ見ぬ理想の恋人を求めている人ほど、その傾向は強くなります。
しかし、長期的な恋愛に関する研究で、こんな調査が行われています。
「私たちは、どれくらいの割合で自分の理想を貫き、パートナーを探しているか」というもの。
この研究によると、現在付き合っているパートナー、これまで付き合ってきたパートナーが自分の理想とする相手だったかどうか? という問いに、98%が「そうではない」と答えているのです。
しかし、付き合っているパートナーに不満があり、妥協していると悩んでいるかと言うと、そうではありませんでした。
多くの人は、好きになった相手の魅力に合わせて自分の理想を変え、恋愛感情を持つことができます。
つまり、棚卸しによって発見した気になる異性と恋をし、結婚して幸せになる可能性は十分にあると言えるのです。
日頃から幅広い人間関係を作っておく
「日頃から幅広い人間関係を作るよう心がけていく」とは、名刺交換をした後に簡単なお礼のメールを送るなど、相手にあなたのことを印象づけるワンアクションを入れておくなどの努力です。
そうやって「弱いつながり」を保った上で、しばらく連絡をとっていない人たちに近況を伝えましょう。
例えば…
転勤や転職などで自分の状況が変わったとき。
しばらく連絡をとっていない取引先の人や旧友などにも遠慮せず、メールやメッセージを送り、近況を伝えると◎
こうした人間関係を幅広く保つ努力が、自然な出会いへとあなたを導いてくれるはずです。
まとめ
まとめると、新たな出会いの場を求めずに、自然と恋愛を始めるためのポイントは次の3つです。
築いてきた過去の人間関係からの棚卸し
理想の人像に縛られない
日頃から幅広い人間関係を作るよう心がけていく
ここでご紹介したことを参考に、ぜひ身近なところに目を向けて見てください。