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出世する人としない人の違いと特徴5選。出世の鍵を握る「メンタルの強さ」とは|賢恋研究所

「出世したい」と考えたとき、会社で出世する人はどんな習慣や能力を持っているのか知りたいですよね。そこで今回は、出世する人に共通している特徴と、逆に出世しない人の特徴を心理学の観点から解説します。


長く会社で働いていると、出世していく先輩とそうでもない先輩がいることに気づきます。

もし、あなたがキャリアを伸ばし、社内で「出世したい」と思っているなら、どういう違いが出世を左右するのか気になりますよね?

出世する人は、しない人に比べてどんな習慣や能力を持っているのでしょうか。

今回は、出世する人に共通している特徴と、出世が遅い人の特徴を心理学の観点から解説します。

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出世する人が持っている特徴とは?

会社は多くの人が協力しながら仕事を進めていく場です。

複雑な人間関係があり、同僚からの嫉妬、上司のえこひいきなど、仕事の能力だけでは測れないパワーバランスの上に成り立っています。

そんななか、順調に出世していく人には、次の5つの特徴があります。あなたが当てはまるかどうかどうかのチェックだけでなく、パートナーが出世するタイプかどうかの見極めにも使ってみてください。

出世する人の特徴① 誠実で自己コントロール能力が高い

人間関係が良好な人に共通する性格の特徴が、誠実性の高さと自己コントロール能力の高さです。

誠実性の高い人は周囲から信頼されるので、足を引っ張られることがありません。

そして、自己コントロール能力の高い人は物事をやり遂げる力が強く、感情的になることが少ないので、組織内で高く評価されます。

つまり、誠実で自制心の強い人は出世が早くなるのです。


出世する人の特徴② 社外のコミュニティへ積極的に参加している

社内のいつものメンバーで飲みに行くのは楽しいものですが、出世する人は積極的に社外のコミュニティに参加しています。

特に趣味を通じたコミュニティを持ち、異分野の人と交流を重ねている人は、そうではない人に比べて3倍の速度で出世するという研究データもあります。

出世する人の特徴③ 社内外のメンターを大切にしている

出世する人は、指導社員である先輩や学生時代から世話になっている指導教授、行きつけの飲食店で出会った他業種の経営者や先輩社会人など、いいアドバイスをくれるメンターとの関係を大切しています。

これは社内外のメンターとの交流を続けることで価値観が固定されず、柔軟な発想で仕事ができるからです。

出世する人の特徴④ 成長マインドセットで考える

「成長マインドセット」とは、知性や能力は持って生まれたものだけではなく、学び、鍛えることで伸ばしていくことができるという考え方。

逆に「固定マインドセット」はもともと持っている才能がすべてを決めるという考え方です。

成長マインドセットで生きている人は、自分を磨くことに前向きなだけでなく、上司や同僚、部下など、周囲の人達の成長を信じ、サポートすることができます。

人を信じられる人は、周囲からも信じられるので出世するのです。

出世する人の特徴⑤ 職場に良き友人がいる

アメリカで500万人のオフィスワーカーを対象に行われた調査によると、社内に心から信じることのできる友達が3人にいると、人生の幸福度が96%上昇し、給料への満足度は200%増すことがわかっています。

つまり、職場にライバルでもあり、同志でもあると思える最高の友達がいると、あなたの持っている能力が最大限に引き出され、結果的に出世が早くなるのです。

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出世しない人の特徴

一方、なかなか出世しづらい人は、どのような特徴を持つのでしょうか?

出世しない人の特徴① メンタルが弱い

フロリダ大学が行った「性格と仕事と満足度」に関する研究によると、細かいことを気にしてしまう神経症的傾向を持った性格の人は、仕事の満足度が低くなる傾向がありました。

これはメンタルの弱さが影響して、おもしろさや満足感を覚える感度が弱く、小さなミスでも自分を責めてしまうからのようです。

その結果、仕事へのモチベーションが下がるだけでなく、こうした振る舞いは人事評価を行う側にも気づかれやすいので、出世にもネガティブな影響が出てしまいます。


出世しない人の特徴② 上の人に媚びる

社内の人とのつながりを作ることは出世に必要な処世術の1つですが、役職が高い人だけを重要視する態度は周囲の反感を買います。

また、上とのコネクションがあればどうにかなるという考えは、思い込みに過ぎません。

ポジションを値踏みして媚びる相手を選び、ぶら下がろうと興味、価値観、性格を変えてしまうと、言動に一貫性がなくなります。すると結局、上からも下からも信用されず、社内で孤立する結果に終わります。

出世しない人の特徴③ 間違った人脈の広げ方をする

人脈が大事だと考え、異業種交流会などに出まくって、無節操に人とのつながりを広げていくタイプは出世しません。

社内外にコミュニティを持つ本来の目的は、異なる価値観、仕事観の人たちと交流することで自分をアップデートしていくためです。

ところが、人脈を広げることそのものが目的になってしまうと、名刺を配り、SNSの友達を増やすばかりになり、実りある関係は築けなくなってしまいます。

出世しない人の特徴④ 他人を蹴落とそうとする

社内に仲間と呼べる先輩、同僚、後輩が3人いるだけで、人生の幸福感、仕事の満足度は大きく上昇します。

ところが、出世するためには全員がライバルと考え、人の足を引っ張り、蹴落とそうという考えでいると、信頼されないため、仲間ができません。

こうしたタイプは仮に仕事ができたとしても、ある程度まで出世したところで頭打ちになります。マネジメントを担うバランス感覚が養われていないからです。

出世しない人の特徴⑤ 成長意欲がない

人の能力は基本的に持って生まれた才能によって決まると考える「固定マインドセット」の持ち主は、大人になってから努力を積み重ねるのが苦手です。

その態度は成長への意欲がないと評価され、出世コースには乗りにくいと言えるでしょう。

また、後輩や部下を育てるという意味でも「あいつは才能がある」「あいつはない」冷淡に判断しがちなので、上に立つ役職には不向きという評価が下されます。

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出世の鍵を握るのはメンタルの強さ

心理学で言う「メンタルが強さ」とは、物事に動じることがなく感情が安定していること。

感情が安定していると、心に余裕が生まれ、対人関係が改善されます。そして、仕事にも集中することができ、出世にもつながっていくのです。

呼吸を整えることでメンタルは安定する

では、メンタルを鍛えるにはどうしたらいいのでしょうか。

最も手軽で取り組みやすい方法は、呼吸を整え、心を落ち着けることです。

たとえば、仕事で辛く感じる出来事があったら、何度か深呼吸を繰り返しましょう。それだけでメンタルを安定させることができます。これは深く息を吸い、吐くことで自律神経のバランスが整うからです。

非常にシンプルな取り組みですが、研究では2分の深呼吸でストレスが半減することが分かっています。

手軽な瞑想法とも言える手法を「成長マインドセット」で、取り組んでみてください。社内外での対人関係にいい変化が生じていくのを感じられるはずです。

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