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彼氏に大切にされる女性と大切にされない女性の違いとは?

「尽くしているのに大切にされない…」「軽く扱われてしまう…」と悩むあなたは、都合のいい女になってはいませんか? 今回は、大切にされない理由と合わせて、大切にされる女性になるコツをお教えします。


大切にされる女は使ってる「BYAFメソッド」

あなたは「BYAFメソッド」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
BYAFメソッドとは、西イリノイ大学が過去に行われた説得に関する研究から質が高いデータ42件をまとめ、発表した最も効果のある説得術です。
ベースとなっているのはおよそ22,000人のデータで、信頼性の高い内容であることが保証されています。
「BYAF」とは、「しかし、最後はあなたの自由です(But You Are Free)」の頭文字を取ったもの。
人になんらかのお願いをするときに、相手の自由意志で決めることができると強調するだけで説得率が2倍になることがわかっているのです。
なぜ、「男性から大切にされる女性と大切にされない女性の違いとは?」というテーマで、「BYAFメソッド」の紹介から始めたかと言うと、意識的か、無意識かはさておき、男性に「しかし、最後はあなたの自由です(But You Are Free)」という選択肢を投げかけている女性は大切にされる傾向があるからです。
一方、男性から大切にされないと悩んでいる女性の多くは相手に「しかし、最後はあなたの自由です(But You Are Free)」という言葉や態度を見せることができていません。
その結果、男性から軽く見られてしまうのです。

男性に与え続けることが大切にされない原因に

好きな人や彼氏、あるいは夫から大切にされないと悩む女性に共通するのは、付き合っている彼氏や、好きな男性に対して「ギブ・アンド・ギブ」の姿勢で臨んでしまうタイプというところです。
組織心理学の世界では、「ギブ・アンド・ギブ」の姿勢を持った人は「ギバー」と呼ばれ、成功するとされています。
たしかに、ビジネスの世界やそれにまつわる人間関係の中では、相手から何かを得る「テイク」を想定せずにギブすることのできる「ギバー」は、最終的に得することが多いという研究結果が出ています。
ところが、男女の恋愛関係においては「ギバー」は逆効果。
「ギブ・アンド・ギブ」では相手に尽くし過ぎた状態になり、より良い関係を築くことができません。
恋愛関係において男女どちらかが「ギバー」になってしまうと、「ギブ・アンド・ギブ」の状態がエスカレートしていくからです。

恋愛関係では、尽くし続けることがマイナスに働くメカニズム

職場や学校のような通常の人間関係であれば、「ギバー」が自分から先にギブすることで、ギブを受け取った相手は「いつももらってばかりで申し訳ないから、お返ししなくては」という気持ちになります。
これが組織心理学で言う「ギバー」が最終的に得するメカニズムです。
ところが、長く一緒にいる人間関係、特に恋愛関係においては受け取る側が与えられ続けることで慣れが生じるのです。
ギブされることが当たり前になり、感謝の気持ちからお返しをするよりも要求をエスカレートさせる方向に傾いてしまうのです。
例えば、付き合う前に気になる男性の誕生日に3万円のプレゼントを贈ったら、相手はかなり驚き、「すごい!」と感謝してくれることでしょう。
しかし、そのまま付き合って、誕生日には高価なプレゼントをくれる彼女と認識されてしまうと、彼氏は5万円の財布をもらおうが、10万円の靴を受け取ろうが、「まあまあ普通」と感覚を麻痺させていくのです。
これは何もプレゼントに限ったことではありません。
ご飯を作ってくれる。掃除をしてくれる。旅行プランを立ててくれる。愚痴を聞いてくれる。いつでも誘ったら会いに来てくれる……などなど、どんな形の「ギブ」であれ、女性が「ギバー」で居続ける分だけ、男性は甘えていきます。
そして、これだけ自分のことを優先してくれるのだから、安心……と、相手の女性を大事にしなくなっていくのです。
これが男性から大切にされない女性が陥っている負のスパイラル。好きだからと与え続けたことが、逆に苦しい恋を招いているのです。

まとめ

大切にされる女性になるコツを振り返ってみましょう。

大切にされる女性になるコツ

  • 男性に「しかし、最後はあなたの自由です(But You Are Free)」という選択肢を投げかける

  • 「ギブ・アンド・ギブ」の姿勢から脱却しよう!


重要なのは、相手に依存せず、自分を幸せにできるのは自分だけという思いをベースにした「ギブ・アンド・テイク」な関係でいること。
男性にも緊張感を与え、ときには「しかし、最後はあなたの自由です(But You Are Free)」と突き放すように言ってみること。
選択肢を与え、「もしかすると自分から離れていってしまうかもしれない」と思わせることが、相手にとってあなたという存在の大切さを思い出すきっかけとなるのです。