男友達・女友達を好きになったら。友達から恋人になれる告白方法とは
いつのまにか男友達・女友達に恋愛感情を抱いてしまった経験はありませんか? 好意があるけど友達として長く過ごしてしまい、告白のタイミングがなかなか掴めないと悩んでいる方へ、今回は、友達から恋人になるための上手な気持ちの伝え方を伝授します。
気になる人と男友達・女友達として長く過ごしたため、告白のタイミングがつかめない
こちらの好意はなんとなく伝えているのに、相手が友達の距離感を崩さない
男友達・女友達に恋愛感情を抱いてしまい、友達以上恋人未満の微妙な関係性に悩んだことのある人、今まさに悩んでいる人は少なくありません。
もう少し距離を縮めることができたら、恋人になれるのに……。そんなとき、助けになる心理法則が「返報性の原理」です。
男友達・女友達の気持ちを自分に向けるテクニック
返報性の原理とは、人は他人から何かをしてもらうと「お返しをしなくてはならない」と考える心の働きです。
特に初対面の相手から親切にされるほど、返報性の原理は強く働きます。
恋愛に限らず、例えば、取引先へのちょっとした手土産、残業を頼む前に贈る後輩への差し入れ、仕事が忙しくて時間が取れないときの家族への気づかいなど、さまざまなシーンで返報性の原理はあなたの助けとなります。
贈るものは、高価な商品である必要はありません。
栄養ドリンクや缶コーヒー、ケーキといったちょっとしたプレゼントを、対面した直後に渡してしまうのです。
すると、相手は「お返ししなくちゃ」と思います。
その結果、商談の席でも、厳しい残業をお願いする場面でも、仕事で遊びに行く約束を反故にしてしまった後でも、場の空気を和らげ心理的に優位に立つことができるのです。
好意を相手に伝えることで、恋愛のスイッチをONにする
恋愛で返報性の原理を働かせるなら、まずはあなたの好意を相手に伝える必要があります。
人は相手が「自分に好意を持ってくれている」といった気持ちがわかると、その人のことが気になり、興味を持つようになるからです。
そこからお互いが好意を抱き、恋愛感情に発展しやすくなることは、多くの心理学の実験により証明されています。
しかし、友達関係を長く続けている場合、逆に相手への好意を出しづらい状況になっているかもしれません。
「異性として気になってきたけど、告白したら友情が壊れそう」と、好意を伝える段階で立ち止まってしまったり、相手からの好意の告白を受けて「そうだったのか」と驚き、素直に好意を返せずに悩んでしまったり……。
お互いの関係が深い分、素直に返報性の原理が働かない場合があります。
男友達・女友達にアプローチするときは「意外性」が重要
そんな深い関係の男友達・女友達に返報性の原理を働かせたいとき、試してもらいたいのがひと工夫加えた好意の伝え方です。
例えば、相手の誕生日などにプレゼントを渡すとき、メッセージを書いたメモを付けると思います。
そのメモを付箋に変えてみましょう。
それも1枚ペタッと貼るのではなく、何枚も束になった状態のまま、何枚目かに「実は好きです」「最近、異性として気になっています」といったメッセージを盛り込みましょう。
パパッとめくっているうち、ふっと出てくることで相手の心にすっと刺さりやすくなります。
ここで重要なのは「え! そうだったの?」という意外性。
初対面の相手から親切にされるほど返報性の原理は強く働くように、長い付き合いのあなたが初めて見せた予想外の好意によって、相手にも返報性のスイッチが入ります。
女性からの男友達への告白は、恋人になれる可能性大!
ちなみに、心理学の研究では、友達関係から恋愛感情を抱くことが多いのは男性だということがわかっています。
これを友好的恋愛と呼んでいます。
一方、女性の多くは初対面の時点で、男性を「この人は友達」「この人は恋愛対象になる」と見極めてしまいますから、友達から恋人への発展には失恋直後を狙うなど、一定の条件が揃わなければ難しいと言えるでしょう。
この性別による原則から言うと、女性が好意を抱いている男性の側に友達として長くいることはマイナスではありません。
彼は「こいつは気が合う女友達」と思っていても、居心地のいい環境を作りながら、折にふれて好意を伝えていくことで、恋愛に発展する可能性があるからです。
また、女性が男友達に告白した場合、「自分もずっと好意を持っていた」と言われるケースが少なくありません。
なぜなら、好きでもない相手と長く友達関係を築くことはできないからです。