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ユーザー起点でスピーディに難問に挑む!プランナーが語るマッチングアプリの魅力

こんにちは!株式会社with/人事担当の松澤です。

「つながりで人生を一変させる」――そんなビジョンを掲げて、当社はマッチングアプリ「with」を開発・運営しています。

当社には、「恋愛・結婚」というライフイベントに関わるサービスに惹かれてジョインしたメンバーが多数在籍しています。今回インタビューを行ったプランナーの小林さんもその一人。マッチングアプリを提供する面白さや難しさとは?withならではの仕事の進め方とは?気になる内容をたっぷり伺いました!

大きなライフイベントに関わるものづくりに興味を持った

―最初に、小林さんのご経歴について簡単に教えてください。
小林:新卒でオンラインゲームの会社に入社し、8年ほどプランナー業務を務めていました。手掛けていたのは、アバターやコミュニティ系サービス、ブラウザのカジュアルゲームなどの企画・運営です。「プランナー」という肩書きではありましたが、数値管理や方針決定、企画・サービス立案まで、エンジニアリング・デザイン以外はほとんど業務範囲でしたね。withでもプレイングマネージャー的な同じような役割を担っています。

―なぜ、withにジョインしたのでしょうか?
小林:転職のきっかけは、ゲーム以外の業界で働いてみたいと思ったことです。特にこれといった業界は定めていなかったのですが、当時私はmixiなどのサービスを通してオンラインで出会った友人とオフ会などをするのが楽しくて。漠然と、「オンラインとオフラインの垣根を超えて、人と人をつなげる体験」を作り出したい気持ちはありました。
withに応募したのは、募集にあった「コミュニティ事業」という文言に惹かれたからです。当初、withがマッチングアプリサービスを手掛けているとは知りませんでした。面談で事業の詳しい話を聞いたところ、大きなライフイベントに関わる仕事だと知り、がぜん興味が湧きました。
もう一点、私が転職する上でこだわっていたのが、自社開発のサービスかどうかです。私は前職でメンバーと協力しながらプロダクトを作り上げていく工程が好きだったので、転職した先でも同じように働きたいと考えていました。withは自社開発のサービスであり、裁量を持ちものづくりに携われそうだったことも相まって入社を決めました。

明確な答えがない、難易度の高い課題に挑めるのが魅力

―前職のゲーム事業と比較して、マッチングアプリの面白さはどんなところだと感じますか?
小林:やはり人間の根本的な欲求である「恋愛」と、ライフイベントである「結婚」という奥深いテーマにチャレンジできるところですね。これらには明確な答えが存在せず、課題解決の難易度が高いところが非常に面白いです。
まずユーザー属性に男女の違いがあり、その中でも一人ひとりの好みや価値観、相性が全く異なるので、その時点で一筋縄ではいきません。ゲーム事業の場合は、ユーザーさんがもつゲームへのニーズをキャッチアップし企画に反映していくことが大事だったりします。キャラクターを強くしたい、友達とわいわい遊びたい、ランキング上位になりたいなど、それぞれの要素を叶える形になります。ほかにも通販事業でしたら、そのユーザーさんが買いたいものの傾向を理解し商品をレコメンドしていくことが大事だと思います。

一方、マッチングアプリには「ユーザーさん同士、双方の恋愛や結婚に対するニーズを満たす」という難しさがありました。自分が好きだと感じる相手がいた場合、その相手が自分のことを好きになってくれるかわからない中で、人の相性や価値観を理解しマッチングさせるロジックや企画を考えるのは非常に難しくもありやりがいのあるポイントだとも思いました。どんな要素をどのように組み合わせれば上手くマッチングできるのかを考えるのは非常に難しく、だからこそやりがいがあります。

―「どうすれば相手に好きになってもらえるか」というのは、確かに難しいですね。
小林:自分がいくらプロフィール内容や写真を改善しても、相手から「タイプじゃない」と言われたら、そこで終わってしまいます。努力が無駄になってしまうわけです。マッチングアプリは、写真をちょっと見ただけで判断されてしまうケースも非常に多いですしね。
そうならないように、いかにその人の趣味や価値観・雰囲気・魅力を伝えて、自分との共通点を見出してもらうか。ここがサービス設計の腕の見せ所です。試行錯誤の結果、実際にマッチングに結び付いたりユーザーから喜びの声を聞けたりするのは、とてもうれしいですね。

煩雑なプロセスは不要。裁量を持ってスピーディに企画を進行できる

―withでの働き方について魅力に感じる部分はどんなところですか?
小林:施策の企画立案から開発、リリースに至るまでのサイクルが非常に早いところでしょうか。非常にフラットな組織なので、例えば何度も承認会議を通す必要がある、各セクションの上長に許可をもらうために飛びまわるなど、煩雑なプロセスはありません。もちろん基本的な開発フローは存在しますが、企画者の裁量で様々な企画を自由に動かすことができます。
例えば、上司との雑談で「こんなサービスがあったら面白いかも」と話をしたらすぐさまGoが出て、その日の午後には協力会社に連絡をしてサンプルを作ってもらい、翌週にはエンジニア・デザイナーの方々に共有をしてプロジェクトが立ち上がった……なんてケースもあります。

―開発はユーザー起点で行うのがwithの特徴ですが、この点はどう感じますか?
小林:withに入社してから、ユーザー起点で一つの施策や課題に対してじっくり向き合う時間がかなり増えました。前職のときはとにかく売上重視で、売上を伸ばすためにいかに多くの施策を回すかに注力していました。もちろん当時もユーザー体験を考えて企画はしていたつもりだったのですが、withに比べると浅かったなと。
なぜ施策や課題に向き合えるのかといえば、やはりメンバーだけではなく、経営陣も含めた全員が同じ気持ちで働いているからだと思います。with全体に、「顧客に対して良い体験さえ提供できれば、売上は後から必ずついてくる」という考え方が浸透しているんです。実際、プランナーの定例会でも必ず「この施策はお客さんにとってどういう価値があるのか」が問われます。入社当初は衝撃を受けました。あまりにユーザー起点すぎるので、「売上を考えなくて大丈夫なのか?」と思うことすらあります(笑)。
どんな会社にいても仕事を捌く能力は一定身に付きますが、ユーザーにとことん向き合って思考力を磨ける環境は、本当に貴重です。

プランナーとして働く上でもこだわる「ユーザー視点」

―小林さん自身は、withで働く上で大切にしている考え方やこだわりはありますか?
小林:相手の立場に立って物事を考えるのと同時に、フラットな目線を持つことでしょうか。私はプランナーチームのリーダーなので、ほかのプランナーはもちろん、デザイナーやエンジニアからもさまざまな相談を受けます。やはり人によって視点や考え方は多様ですから、話を聞くときは絶対に否定をせず、相手の人間性や本当に求めていることを見極めるよう心がけています。
ただし、共感するだけでは相手に肩入れしすぎて思考が偏ってしまうものです。話を聞いたら一度自分の立場に立ち返り、チームやセクション全体で見たときにどういう意見を持つべきなのか、視野を広げてアドバイスをしたり、立ち回りを考えたりするようにしています。

―ここにもユーザー視点が現れているような気がしますね。
小林:そうですね。企画書や仕様書を書くときも同様です。自分がやりたいことだけを詰め込むのではなく、エンジニアやデザイナーが求める情報は何か、実際に開発やQAを行う際にどう書いてあれば進めやすいのか、制作に関わる人の立場に立って準備をします。

自分に合ったパートナーを必ず見つけられる環境を整えたい

―小林さんが今後withでやりたいこと、目指したいことは何ですか?
小林:どんな方でも安心してwithを使えて、なおかつ自分にぴったりのパートナーが必ず見つかる環境を整えていきたいです。
そのために今考えているのが、オフラインで会話をするときに自然と汲み取っている情報を、オンラインでも得られるような体験の構築です。人と直接会話をすると、例えば「よく笑う」だとか「喋り方がゆっくり」だとか、性格や雰囲気に関するいろいろな要素がわかりますよね。そんなふうに、ユーザー自身が言語化できていない深い内面までwithが汲み取って、その人の魅力を最大限に提示してあげられたらなと思います。

―最後に、どんな人と一緒に働きたいかを教えてください!
小林:一緒に働いている人たちや自分が企画する施策に対して、コツコツ真面目に向き合える人でしょうか。私たちの仕事は、一人だけでは何も生み出せません。デザイナーやエンジニア、QA、マーケター、カスタマーケア、さまざまな人たちの協力によってサービスが上手く回っています。そんな仲間たちへのリスペクトや気遣いを忘れずに、誠実な振る舞いができる人と働けたらうれしいです。