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繊細な「HSP」の恋愛傾向と恋愛で気をつけたいこととは?簡易診断付き

最近良く耳にする、「繊細さん=HSP」。人一倍感受性が豊かで傷つきやすい、などの特徴がありますが、そんなHSPの恋愛傾向とはどんなものなのでしょうか?今回は、HSPの恋愛傾向と、恋愛で気をつけことを紹介。簡易診断付きです。


最近よく耳にするようになってきた「HSP=繊細さん」には、人一倍感受性が豊かな一方、センシティブで傷つきやすいといった特徴があります。では、そんなHSPの恋愛傾向とは、どんなものなのでしょうか?

今回は、HSPが持つ恋愛傾向と、恋愛で気をつけことを紹介。簡易診断付きです。

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HSPとは?

HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略。

心理学者のエレイン・N・アーロン博士が研究し、存在が明確になってきた性質で遺伝的な特性は5人に1人が持っているそうです。ただし、特性があるからと言って、HSPになるわけではありません。

◆ HSPの特徴

「HSP=繊細さん」というイメージが広く浸透し始めているので、どうしてもネガティブな印象が強くなっています。しかし、大前提としてHSPの傾向がある人はメンタルが弱く落ち込みやすい……というわけではありません。

HSPは周りの環境や刺激に影響を受けやすいだけであって、それはネガティブなこと、ポジティブなことの双方に敏感に反応します。

つまり、周りにネガティブな人や出来事が多ければそれに囚われてしまいますが、逆にポジティブな人や出来事が多ければ前向きな反応を示します。

ですから、HSPは治すものではなく、どういう特徴を持っているかを知り、デメリットとなりそうな部分を軽減しながら活かしていくことが重要です。

かんたん!HSP診断

ではさっそくあなたにHSPの傾向があるかどうか、簡易的な診断を行ってみましょう。

※ このテストはエレイン・N・アーロン博士が作成した19問の診断テストを14問に編集した簡易版です。より正確に知りたい人は、博士の著作『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』を参照してください

簡易版HSP診断

1. 大きな音や雑然とした光景のような強い刺激がわずらわしいですか?

2. 大きな音で不快になりますか?

3. 一度にたくさんの事が起こっていると不快になりますか?

4. いろいろなことが自分の周りで起きていると不快な気分が高まりますか?

5. 明るい光や強いにおい、ごわごわした布地、近くのサイレンの音などにゾッとしやすいですか?

6. 忙しい日々が続くと、ベッドや暗くした部屋などプライバシーが得られ刺激の少ない場所に逃げ込みたくなりますか?

7. 短時間にしなければならないことが多いとオロオロしますか?

8. 他人の気分に左右されますか?

9. 競争場面や見られていると、緊張や同様のあまりいつもの力を発揮できなくなりますか?

10. 痛みに敏感になることがありますか?

11. 子供の頃、親や教師はあなたのことを「敏感だ」とか「内気だ」と見ていましたか?

12. 生活に変化があると混乱しますか?

13. 微細で繊細な香り・味・音・芸術作品などを好みますか?

14. 美術や音楽に深く感動しますか?

この14問のうち、10問以上に「当てはまる」と思ったら、あなたはHSPの傾向が高いと言えます。

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HSPに当てはまる人の恋愛傾向は?

HSPの恋愛傾向

HSPは周囲の光や音だけでなく、人の感情も敏感に察知し、強い影響を受けます。

それは恋人の振る舞いや機嫌に左右されやすいということでもあります。

感受性が豊かなだけに、他の人は気づかないような恋人の変化を感じ取り、相手に合わせることができるのです。

恋人からすると、気遣い上手な人となりますが、もし、それが本人のストレスとなっているなら「私ばっかり……」という気疲れや不公平感につながることも。

その結果、「1人になりたい」と思う場面も増えるでしょう。

また、HSPの周囲の影響を受けやすい特性は、恋愛において依存傾向として表れる可能性があります。すると、DV男などの問題ありな相手と付き合ってしまったとき、なかなか抜け出せなくなることも。

恋愛の上で心がけると楽になること

もし、恋人の気づかなさ、理解のなさにイライラしてしまい、「私ばかり」という思いが膨らんでしまったら、1人になれる時間を作りましょう。

あなたが落ち着く環境で、自分自身がどういった刺激が苦手で、何が必要なのかを再確認していきます。

そのうえで、恋人にHSPを理解してもらうようアプローチします。

その際、「自分は弱い」「相手に迷惑をかける」など、自分を卑下するように考える必要はありません。

ありのままの自分を受け入れて、恋人にしてもらいたいこと、知っておいて欲しいこと、わかってもらいたいことを伝えましょう。

HSPの特徴を尊重しながら、自分のできること、できないこと。相手にしてもらえるとうれしいこと、されるとつらいこと。それをはっきりさせながら歩み寄るのが、恋愛や夫婦関係を良好にして、長続きさせるコツとなります。

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恋人がHSPの場合、気をつけることは?

① 本人が一人になれる時間を確保する

本人の落ち着ける環境で1人になれる時間を確保してあげましょう。

HSPについて自分とは違う見え方、聞き方、感じ方があると理解することが大切です。

繊細な相手の反応に対して、「気にしすぎ」「なんでそうなるの?」と言ってしまうのは、頭ごなしに否定することと同じ。自分と違って、それでいいという感覚を持って接しましょう。

② 気遣いに甘えすぎない

また、HSPの恋人がしてくれるさまざまな気遣いに甘えすぎないことも2人の関係を円満に保つために不可欠です。

「やってもらって当たり前」になってしまうと、恋人は「私ばっかり」とストレスを溜めていきます。HSPの感じ方の本当のところはわからなくても、あなたが感謝している気持ちは言葉して伝えましょう。

③ わだかまりができたら文章で伝える

そして、ケンカになったとき、口調が強くなったり、物に当たったりすると、HSPの傾向のある恋人は驚き、自分の気持ちを表に出せなくなってしまいます。

解決したいわだかまりができてしまったときは、手紙やメールで伝えるといいでしょう。

恋愛関係で大事なのは理解し合える関係を築くこと

恋愛はお互いを知り、理解し、2人にとって心地いいリズムや習慣を作っていくことが大切です。それはHSPの傾向がある場合でも変わりません。

自分の持っている気質、恋人の持っている気質の強みは活かし、お互いの苦手なことはオープンにして、理解し合える関係を築いていきましょう。

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