浮気癖は一生治らない?男女別で見る浮気の根本原因
「パートナーの浮気症は治る?」「浮気癖を治してくれるなら許そうかな」と彼氏/彼女の浮気癖に悩んでいませんか?今回は、男女で異なる浮気癖の根本原因と治るかどうかについて言及していきます。
彼氏/彼女の浮気癖に困りながらも……
「本気で言えば、パートナーの浮気症は治るはず」
「浮気癖を治してくれるなら、今回は許そうかな」
と、別れを切り出そうかどうか悩んでいませんか?
今回は、男女で異なる浮気癖の根本原因を解説。また、浮気癖が治るかどうかを心理学の研究をもとに分析していきます。
浮気率は男女で大差がない
ドラマや映画などの影響か、浮気をするのは男性というイメージがありますが、じつは浮気率に男女差はあまりないことが研究でわかっています。
2011年にインディアナ大学などが行った研究によると、浮気経験したことの不貞率は男性23%で、女性19%。男性の方が少し多かったそうです。
しかし、男女ともに5人に1人くらいは浮気の経験があると考えると、男女差はほとんど変わりません。
浮気を肯定するわけではありませんが、不貞を働く彼氏、彼女はそれほどめずらしい存在ではないと言えます。
浮気の原因は男女で異なる
インディアナ大学の研究は浮気の原因についても触れています。
研究チームによると、浮気という結果は同じですが、「なぜ、パートナー以外の人に惹かれてしまうのか?」には、男女で大きな違いがあるようです。
男性が浮気する原因
結論として、浮気をする男性は「自分の性格」、それも「下半身の性格」が原因でパートナー以外の女性に惹かれていきます。
性的に興奮しやすい性格の人、性的な冒険を求めている人はもちろん、逆に自分の性的な能力に対する不安が強い人も浮気をしやすい傾向があります。
なぜなら、人は不安になればなるほど、その不安を埋めようと、その行動を選んでしまいやすくなるからです。
女性が浮気する原因
女性を浮気に走らせる主な原因は「パートナーとの関係性」です。
研究データによると、パートナーとの関係に不満を抱いている女性は、そうでない女性に比べて浮気をする可能性が2倍も高くなっていました。
恋人が自分のために十分な時間を割いてくれない。愛情が薄れたように感じる。こうした不安が、逆の行動に表れていくのかもしれません。
男性の浮気癖は簡単には治らない
女性の浮気癖は関係性を改善すれば治る可能性が高いですが、男性の浮気は、そもそもその人の性格を変えなければ治りません。
一度でも彼氏に浮気されたことがある場合、いくら彼が「もうしない!」と言っていても2度目の浮気もありうると考えておいたほうが良いでしょう。
それでも良いのであれば付き合い続けるという選択もありですが、もし浮気が嫌なのであれば、すぐに別れたほうが身のためです。
男女ともにお金が浮気の要因になることも
自分を取り巻く環境の変化も浮気の原因となります。
なかでも大きな影響を与えるのが、お金です。
「お金よりも愛情」と信じたいところですが、急な収入があった直後、お金持ちから好意を寄せられたときなど、男女ともに現在のパートナーを裏切って、より魅力的な異性に対してアピールをする気持ちが高まるのです。
昇進して給与が上がった
転職に成功して年収がアップした
宝くじが当たった
ギャンブルで儲けた
このようなタイミングや、金銭的に豊かになったと感じているとき、男性も女性も「外」に目が向くようになります。
また、パートナーよりも経済力のある相手から誘われた場合も心が動きます。お金があることで、より魅力的な男女関係が築けるのではないかと考えるからです。
さらに、浪費家は浮気癖がある傾向も高いので、パートナーが浪費家であった場合、浮気癖があるかもしれません。
浮気癖を治すには?
パートナーの浮気癖を治したいときにできることは、残念ながらそれほど多くありません。特に浮気癖のある男性は持って生まれた性格と関係しているので、二度と浮気をしない人にするのは難しいでしょう。
浮気をされた側が「浮気をしても彼は戻ってくる。それを待つだけの魅力や価値がある」と思えるなら、関係を継続し、そうでないなら別れるのが正解です。
一方、不安が原因で浮気をする男性や女性の場合、パートナーが彼氏、彼女の抱えている不安を理解し、関係性を改善していくことで収まる可能性が。
「この人といっしょにいると安心する」と思える関係になれば、浮気癖も治っていくはずです。