~事業成長への挑戦をバックオフィスから支える~ 当社コーポレート部門のミッションと魅力とは
こんにちは、エニトグループ(with/Omiai)の採用担当です。
今年3月の統合を経て、グループ会社として躍進を遂げているエニトグループ。会社の中核を担うコーポレート機能の役割、当社コーポレート部門で働く魅力について、グループCFOの安岡・コーポレート本部長の新井にインタビューしました。
- まず最初に、お二人が当社に入社した理由を教えてください。
(安岡)私はこれまで投資ファンドで多くの会社の成長のサポートに携わり、その中でもグループ会社からの独立やIPOを目指す会社に対して「バックオフィスをいかに強力に作り上げるか」ということを経験してきました。その後ビザスクにジョインし、事業会社側でIPOを目指してバックオフィスの強化をし、上場しました。また、シンガポール拠点開設などによりグローバル展開のサポートなども行いました。上場後も米国会社のM&Aを経験するなど、バックオフィスが会社の成長に貢献できることを身をもって体験してきたと自負しています。
自身の次のステージを考えたときに、会社選びの軸として重要視していたのが、「社会にとって貢献性の高い事業であるか」ということです。
マッチングアプリを通じて提供できる価値は、人の人生に与えるインパクトの大きなサービスだと考えています。一方で、マッチングアプリは日本における社会的な受容がまだまだ低く、それは大きな社会的損失ですし、今以上に社会から評価される業界であるべきだと思っています。
これまでの経験からも会社の成長を支えるためには、バックオフィスとしての体制整備が必要不可欠ですし、そこを担えることにやりがいを感じられたことが入社の理由です。
(新井)安岡と同じになってしまうのですが、私がこれまで数社経験してきた中で重要視していたのは、「社会的意義を感じられるビジネスに関与し続けられるか」ということです。その中でも、すでに受け入れられているものではなく、これから受け入れられるべきと私自身が考えられるか、という点で企業選定をしてきました。「まだ多くの方に知られていないが、このサービスが広がったら喜ぶ人が多くいるだろう」というビジネスに対して、バックオフィスからサービスを広げる貢献をしたいと思っているからです。
エニトグループへの入社の決め手は、大きく2つですね。
1つ目が、チャレンジが多くできるフェーズ・環境であること
採用選考を受けていたタイミングがちょうどwithとOmiaiの統合の意思決定手前だったのですが、これから成長期に入り、大きく成長していくフェーズが非常に面白いと思いました。IPO・事業拡大・海外事業への可能性…等、チャレンジできる機会が非常に多いのは魅力的でしたね。
2つ目が、これまでの経験とは違う観点で成長ができると感じたこと
これまでの会社では副社長やCFOとして横断的に組織全体を見てきたのですが、実績が豊富なメンバーと同じチームで共に仕事をし、そして学べる機会がある環境は、私にとっては大きな魅力でした。
- IPO・事業拡大・海外展開等、積極的に挑戦をしている中で、コーポレート部門が担うミッションは何でしょうか?
(安岡)エニトグループの成り立ちを簡単にご説明すると、イグニスという上場会社から2022年2月にwithが独立、その後2023年3月にOmiaiと統合をし、エニトグループが誕生しました。
with・Omiaiともに元々は独立会社ではないので、まずは独立会社として自分の足で歩くためにバックオフィスとして必要な機能を強化することが必要です。さらに私たちは、IPOを目指しているステージにいるため、通常求められるよりも高いレベルまでそれらの機能を高めることが求められます。
バックオフィスとして果たすべき役割を高いレベルで遂行し、事業成長のためのサポートをすることがミッションですね。
またIPOが実現できたあかつきには、マッチングアプリ専業の唯一の上場企業として、投資家に対するコミュニケーションは業界を代表するものとして重要になってきます。今後の日本発のマッチングアプリ運営会社の成長ストーリーとして海外進出というのもありますし、それらを投資家やステークホルダーの皆さんに適切に伝えていきたいと考えています。そのためにはIRだけでなく、コーポレートのプロフェッショナルがそれぞれの領域で力を出していく必要があります。
今後の可能性として、『with』『Omiai』以外のサービスに展開するかもしれませんし、そういった事業成長に向けた挑戦に対応できる組織であり続けるために、コーポレート部門としても常にチャレンジを続けていきたいと考えています。
‐ 間接部門の適正値は従業員全体の10% といわれる中で、当社はコーポレートにもかなり投資をしている印象がありますがいかがですか?
(新井)そうですね、コーポレートはコスト部門であるという固定観念にとらわれて、無駄・削減・縮小から議論がスタートする会社も少なくないと思います。当社においては、安岡を中心に他の経営陣・株主と適切にコミュニケーションをとっていることもあり、「必要だから採用しよう」「どういう機能を持たせるべきなのか?」といったように、バックオフィスにも投資の視点を取り入れて議論される文化があります。
(安岡)株主が、我々の成長を信じてくれている点も大きな要素ですね。
会社が成長を遂げるためには、プラットフォームとしてバックオフィスの力が非常に重要であるし、会社の成長は事業部だけでは成り立たないと理解してくれています。会社全体として、バックオフィスの必要性や貢献が認められているというのは、とてもありがたいですし素晴らしいことだと思っています。
また一般論として、投資ファンドなどの株主に対してネガティブなイメージを持つ人もひょっとするといるかもしれませんが、当社においてはとても健全な入り込み方をしてくれていると感じます。仲間としてお互いに議論をぶつけ合いながら、必要なフォローもしっかりしてくれる良い関係を築けていることは成長の後押しになっています。
‐ 当社でコーポレート業務に携わる魅力はなんでしょうか?
(新井)一つは、お伝えしてきた通り、会社としてIPO・事業拡大・海外展開等、多くのチャレンジを行っている状況なので、コーポレート部門としても非常にチャレンジングな環境であることです。適度なプレッシャーと高いやりがいを感じながら、多くの経験を短期間で積むことができるという点では、個々のスキルアップにつながることは間違いありません。
これだけ言うと大変そう…と思われてしまうかもしれませんが、組織として見ると非常に心理的安全性が保たれていることも魅力の一つだと思います。うまくいかないことや失敗したとしても、しっかりと下支えできる組織・チームがありますし、チーム全員が全力でサポートする環境が整っているので積極的にチャレンジをしてほしいと考えています。
もう一つが、事業部の方がコーポレート部門の活動に対してすごく協力的であるということです。
コーポレート部門からの依頼は面倒なことも多いので、後回しにされがちだったり、期日を守ってくれない、ということも多いと思うんです。当社の場合、こういったことがなくタイムリーかつ丁寧に対応してくれるということが、当たり前に文化として根付いていると感じます。反省の意味も込めてになるのですが、依頼の際にコーポレート部門としては慣れている業務だから背景説明等が不足してしまうことがあるのですが、事業部側からの発信で疑問点を確認してくれたり、建設的に「なぜ必要なのか」「代わりにこうしたらいいのではないか」ということを提示してくれるというのは、非常にありがたいです。
(安岡)私個人としての考えですが、コーポレートのポジションはある程度一つの会社でキャリアを積んで、また違う環境やキャリアアップしたポジションを探すということがあるべきだし、あっていいと考えています。当社はコーポレート機能や制度等、色々なものを創りあげるフェーズの中で、予想ができないことや新たなことにチャレンジをし、広い分野において対応力やスキルを高めることができますし、私自身もメンバーに仕事を割り振るときには、メンバーの職務経歴書に書くことがどんどん増えるように次のキャリアステップを考えながらアサインしています。IPO前後というタイミングでいうと特に変化が大きく、チャレンジも求められる時期なので、自分の力を伸ばしたい・市場価値を高めたい方には、すごく良い経験と環境を提供できると思います。
‐ 最後にどんな方が活躍しているのか、お二人がどんな人に仲間としてジョインいただきたいかを教えてください。
(新井)エニトグループ全体として重要視しているパーソナリティが5つあるのですが、コーポレート部門でもまさにこういう人を求めています。
コーポレート部門に寄せて具体的に伝えるとすると、
・圧倒的な顧客志向:他事業部が最大限働きやすい環境を作る、その意識を持てる人
・ワクワクし続ける:未来に向けた挑戦が必要なステージにあるので、それについてワクワクして仕事ができる人
・違いを大切にする:風通しの良いチームなので、役職・年齢等関係なく意見を出し合い課題解決ができる人
・卓越した主体性:任された業務に対して期待以上のパフォーマンスを出すことを意識できる人
まさにこういったことを体現できる人が活躍していますし、私たちが求めている人材です。