彼氏にイライラする!彼氏へのストレスを解消する対処法4選
付き合ってしばらくすると、彼氏のちょっとした言動にイライラしてしまうなんてことは多いもの。
そこで今回は、彼氏にイライラした時に気持ちを楽にする対処法をお教えします。
◆ 待ち合わせに遅れるなら、遅れるって連絡をくれたらいいのに。
◆ デートの予定も立てず、休みの前はいつも「どっか行きたい?」と聞いてくるばっかり。
◆ 料理を作っても「おいしい」もなければ、「ありがとう」もナシ。お母さんじゃないよ?
付き合っているうち、彼氏のちょっとした言動や配慮のなさにイライラしてしまうのはよくあること。
今回は、そのイライラを大げんかに発展させないように気持ちを落ち着かせる方法を教えます。
イライラをそのままぶつけるのはNG!
彼氏にイライラしたとき、一番やってはいけないのはイライラしたまま感情的にぶつけることです。
怒っている状態で不満をぶちまけると、実際の出来事以上の怒りを彼氏にぶつけることになり、相手もイライラ。罵り合いに発展するなど、いいことはありません。
あなたがイライラはイライラとして受け止めて怒りをコントロールする術を身につけると、2人の関係は良好な状態に向かっていくのです。
そこで、彼氏にイライラしたときはこれから紹介する気持ちを楽にする心理的な対処法4つを実践してみましょう。
イライラを静める対処法①イライラを紙に書く
彼氏にイラっときたとき、感情を整理するための方法としてオススメしたいのが、「ムカついたことを紙に書く」です。
ステップ①
3分間、イライラすることをすべて具体的に紙に書き出します。
書き出す内容や量は思いつくままでいくつでもかまいません。
ステップ②
その紙をビリビリに破いて捨てましょう。
とっても簡単ですが、確実にイライラが静まっていきます。
なぜこの方法に効果があるかというと、私たちの脳は、考えや感情を紙に書き出すことで、あたかも思考がモノになったかのように錯覚するから。
それを捨てることで、イライラをゴミ箱に放り込んだような気分になるのです。
また、書き出すことには「イライラした理由」と「怒りの感情」を分離させる効果もあります。
これは自分の怒りやムカついている感情を一旦、脳の外に取り出して可視化することで、冷静さを取り戻すことができるためです。
怒りの可視化
例えば、いつも待ち合わせに遅れる彼氏にイライラしたとしたら……
【イライラの理由】
「彼氏が遅れること」
【イライラの原因】
「いつも待たされて、大事にされていない気がする」
【イライラの解消】
「彼氏が遅れる理由を聞き、改善してもらう」
「私を大事に思っているかどうか確かめる」
こんなふうにイライラを分解することで、打開策も見えてきます。
イライラを静める対処法②友達に話してしまう
イライラが募ったら、自分のために時間を使い、気の許せる友達と遊びに行き、思う存分、雑談を楽しんでください。
心理学の研究で「インフォーマル・コミュニケーション=雑談」は、ストレス軽減効果を発揮することがわかっています。
「彼氏の愚痴を聞いてよ」と飲みに誘うのではなく、一緒に遊びに行ったとき、雑談の合間に「そういえば、この間、彼氏がさ〜」と話すような流れがインフォーマル・コミュニケーションとして理想的。
今から彼の愚痴を話すぞ! と意気込まず、溜め込んでいたイライラが雑談の合間に漏れ出ていくような会話を楽しむことで、ストレスが軽減されます。
溜め込むのはNG!ネガティブな感情は吐き出そう
ちなみに、ネガティブな感情を隠す人ほど、風邪をひく回数が増えることがわかっています。
彼氏へのイライラを自分のわがままだと思い「私が悪いんだ、我慢しなきゃ」と気持ちを抑え込み続けると、次第に慢性疲労を感じやすくなり、抵抗力が低下。体調を崩してしまいます。
そのため、自分のせいだと責めるのはNG。友達に話して発散させましょう。
イライラを静める対処法③自然の中で体を動かす
複数のストレスに関する研究で、その解消法として最も優れているとされているのが、運動と自然に触れることです。
事実、自然の中で行うグリーンエクササイズには、1日にたった5分間でもストレスレベルを大きく軽減する効果があります。
そのため、彼氏へのイライラが募ったときは、公園を散歩するなど、30分から1時間ほど緑の中で体を動かすようにしましょう。怒りが静まっていくのを感じられるはずです。
もちろん、ウォーキングやサイクリング、ガーデニングや魚釣り、ボートに乗る、犬の散歩……など、軽い運動でもOK。十分にストレスが発散されますよ。
イライラを静める対処法④ストレス発散のマイルールをたくさん作る
ストレス発散のマイルールを持つことで、私たちはイライラと冷静に向き合えるようになります。
実際、アメリカ合衆国第16代大統領のリンカーンにはこんな逸話があります。
「イライラしたときは、翌日まで待つ」。こうしたルールがストレスを軽減してくれるのです。
このようなオリジナルのストレス対策は、心理学の世界で「コーピングレパートリー」と呼ばれています。
そして、ストレスを発散できるコーピングレパートリーを数多く持っている人ほど、人生がうまくいくこともわかっているのです。
例えば、ここまで紹介してきた「紙に書く」「友達に話す」「グリーンエクササイズ」もその一例です。
あなたも「映画を見る」「料理を作る」「ジムに行く」「ゆっくりお風呂に入る」など、「イライラしたら、〇〇をする」というイライラ対策のマイルールをたくさん作りましょう。
ストレスの原因がわかるなら、我慢せず彼氏と話し合うのもあり
イライラの感情に支配されていると、「今、この問題を解決しなければ」「相手にわからせてやらなければ」などと思ってしまいがち。
しかし、視野が狭くなっている状態で、良い解決方法というのはなかなか出てきません。
大事なのは、まず気持ちを落ち着かせること。
そして、紙に書き出すなどして自分のイライラの原因がわかったら、彼氏にも伝わりやすい言葉で話し合いをしましょう。
トゲトゲした怒りの感情が収まっていれば、こんなふうに伝えることができます。
彼氏に伝わりやすい「イライラしたこと」の伝え方
例えば、「待ち合わせに遅れるなら、遅れるって連絡をくれたらいいのに」というイライラなら……。
「あなたは10分くらいと思っているかもしれないけど、待っている私は『大事にされていない』と感じてイライラしちゃうの」
「仕事が忙しいのはわかっているけど、遅れるなら遅れるって連絡をくれたら嬉しいな。そしたら時間も潰せるし、私のことを考えてくれているんだって感じられるし」
理由と対策とあなたの気持ちを切り分けて伝えることで、彼氏も気づき、改善してくれるはずです。
大好きな彼氏といい関係を続けていきたいのなら、イライラを溜め込まず、かといってそのままぶつけず、次につながるように利用していきましょう!