見出し画像

「人の行動・心理」を扱うマッチングアプリ開発の面白さとは?ベテランサーバーサイドエンジニアに聞いてみた

こんにちは!株式会社with/人事担当の松澤です。

2016年から続くマッチングアプリ「with」は、ユーザーに長く愛され続けながら、現在まで急成長を遂げてきました。当社は上場も控え、いよいよマッチングアプリ業界を牽引する存在へと歩みを進めています。

そんなwithでエンジニアが働く魅力について、今回はサーバーサイドエンジニアの淺原さんにお話を伺っていました!

より社会貢献度の高い自社プロダクトの開発を求めてwithへ


―最初に、淺原さんのご経歴について簡単に教えてください。

淺原:私は学生時代から受託系の小規模な開発会社でアルバイトをしており、そのまま新卒で同じ会社に就職しました。少人数の組織でエンジニアとして「手に職」を付け、自ら開発をやりきる力が欲しいと思ったからです。
4年ほど勤めた後、ご縁があってwithの前身である株式会社イグニスに転職しました。
イグニスにジョインした頃はちょうどスマホが普及し始めた「アプリバブル」のような時期で、アプリ開発が盛んでした。私はその中で小規模なアプリや社内ツールの開発などに携わってきました。ソーシャルゲーム事業でサーバーサイドのリードエンジニアを務めたこともあります。様々なプロジェクトを通してインフラ構築からアプリケーションの設計、実装、運用まで一通りの業務を経験しました。その後はゲーム事業も含めたイグニス自体の組織体制の変更を機に、2019年7月にwithへの入社を決めました。

―なぜwithにジョインしたのでしょうか?

淺原:第一に、自分たちでサービスの方向性を決めることが出来る自社プロダクトに携わりたかったからです。また、今後はより社会貢献度の高いプロダクトを開発したい思いもありました。
マッチング市場は社会的にも注目度が高くまだまだ成長過程の産業なので、今後プロダクトが伸びていくだろうという見込みも含めてジョインしました。

サービスとチームのスケールに合わせて最適な開発手法を探る

―現在の浅原さんの業務内容について教えてください。

淺原:インフラ構築/運用からAPI/Webアプリの開発まで幅広く担当しています。タイミングによってインフラの整備に取り組んでいることもあれば数ヶ月単位での新規機能開発に取り組んでいることもあります。

一番大きなミッションは、withが今後大規模なサービスへと成長していくのに合わせて、アプリを快適にユーザーに利用していただける状態を保つこと。現在はチーム自体もスケールしていきたいタイミングなので、開発組織の人数規模に応じて、相応の開発手法を整備していくのも課題の一つです。

―開発をする中で技術的な課題はありますか?

淺原:現在withは一つのアプリで完結しており、モノリス構成で開発を行っています。サービス・チームが大きくなることを想定するなら、今後は機能の分割が必要になるかもしれないと考えています。直近の課題というわけではないのですが、今後のサービス成長を見据えてその都度最適な形を検討していきたいですね。

異なるユーザー属性のニーズを多角的に想像して開発する面白さ

―淺原さんが感じる、withの一番の魅力はどんなところですか?

淺原:やはり社会的に注目度の高い成長過程の業界であり、その中でwith自体も成長を続けている点でしょうか。ユーザー数も右肩上がりに伸び続けており700万人を超えました。
一方で開発面はあまり技術先行ではなく、あくまで「ユーザー向けにどんな価値を提供できるのか」を重視して開発を進めています。新しい技術に関しても採用メリットとデメリットを見定めた上で技術選定を行なっています。
また、サーバーチームが開発と運用に分かれているわけではないのでアプリ開発からインフラ運用まで幅広い経験が出来る点はwithの魅力の一つかもしれません。

―マッチングアプリというプロダクトにはどのような魅力があると感じますか?

淺原:エンドユーザーが男女2つの属性に分かれている点は面白いです。同じ機能を実装するにしても、男性と女性でどのような見せ方をしたらどのような行動を促進できるのか、効果的な方法はそれぞれ異なります。また、男性にとっては嬉しい機能でも女性にとっては嬉しくない機能になりうることもあり、それぞれのユーザーが快適に利用出来るサービスを提供することは難しさもありますがやりがいもあります。複数のユーザー属性を持ったサービスはほかにもありますが、マッチングアプリは特に想像力を発揮した多角的な視点での開発が必要になりますね。

成長過程にあるwithとともに自分もステップアップしていきたい

―淺原さんが今後withで実現したい目標はなんですか?
淺原:withがサービスとして成長していく中で、アプリやチーム、インフラもそれに合わせて成長していく必要があると考えています。自分自身もサーバーサイドエンジニアとしてそれらを支えられるように共に成長していけたらうれしいです。


―最後に、withにマッチするエンジニア像について教えてください。
淺原:まだまだ成長途中の組織なので、エンジニアは自ら改善したいこと、新しく取り組みたいことを提案して実行していけます。自走力を持って周囲のメンバーを巻き込みながら取り組みを推進していける方は、ぜひジョインしてください。