男友達が多い彼女に嫉妬してしまう…。男の嫉妬するパターンと解決法
「彼女の男友達に嫉妬してしまう」「男友達が多い彼女のことが心配」…そんな悩みを抱える男性は意外と多いものです。今回は、行き場のない嫉妬心に苦しむ男性におすすめの解決方法を教えます。
付き合っている彼女に男友達が多く、嫉妬してしまう男性は少なくありません。
「あからさまに嫉妬するのも恥ずかしい」「口うるさく言って束縛男と思われるのも嫌だし…」と、嫉妬心をどう解消したらいいのか悩みますよね。
そこで今回は、そんな複雑な男心を抱える彼氏たちの悩みの解決法を解説します。
男女間の友情に嫉妬する必要はない
ここでは、
・彼氏が彼女の男友達に嫉妬する状況
・女性が男友達に惹かれる可能性
…といったことから、男女間の友情に嫉妬する必要はない理由を解いていきます。
彼氏が彼女の男友達に嫉妬する瞬間
世の彼氏たちは、どんなときに彼女の男友達に嫉妬するのでしょうか。
実際に調査した結果、以下のような意見が出ました。
彼女と話していると頻繁に名前が出る男友達がいる
彼女が特定の男友達と2人でご飯に行っている
彼女が特定の男友達にLINEで悩み相談をしている
彼女が男友達と楽しそうな顔で一緒に写っている写真を見せてくる
彼女から「学生時代の仲間(幼馴染)だから」と男友達との昔のエピソードを聞かされる
彼女とケンカ中に男友達と自分を比較される
「もしかすると、彼女は男友達のことが好きなのかも?」と疑うに十分な状況かもしれません。
しかし、こうしたときに感じる彼氏たちの嫉妬心、じつはほとんどが無駄な焦りだということがわかっています。
彼氏の嫉妬心は、彼女にとっては「無駄な心配」
ウィスコンシン大学が男女間の友情について研究し、行った実験があります。
研究チームは、平均2年ほどの友達としての付き合いがある男女のペア88組を集め、「秘密の厳守」を条件にお互いを個室に案内し、
「異性の友人に対して、どれだけ性的な魅力があると感じていますか?」
「相手は自分に惹かれていると思いますか?」
…などといった質問を投げかけました。
すると、以下のような結果が出たのです。
基本的に、男性の方が女性の友達に異性として惹かれる確率が高い
さらに男性は「あの女友達は自分を好きに違いない」と思い込む確率が高い
一方、女性は男友達に異性として惹かれる傾向が低い
加えて女性は、「男友達もこちらに性的な関心はないだろう」と思い込む確率が高い
つまり、女性が男友達に惹かれる可能性は極めて低いということが判明したのです。
女性は友情と恋愛対象をはっきり分ける傾向があります。
そのため、彼氏たちの嫉妬心は、彼女にとっては「無駄な心配」ないしは、「ヤキモチを焼いてくれてありがとう」程度のものでしかないのです。
どうしても心配な人は
彼女と一緒に男友達と会う機会を作ろう
しかし先ほどの調査の結果から、女性が男友達に惹かれる可能性は極めて低いが、男友達が彼女を好きになってしまう可能性は十分にある、ということも考えられます。
ウィスコンシン大学の研究でも、男女間の友情を壊すきっかけを作っているのは、圧倒的に男性側だということがわかっています。
そこで有効な対策としては彼女に頼んで、男友達と一緒に会う機会を作ることです。
そして相手の男たちに「彼氏がいること」「2人の仲は良好であること」をはっきり示していきましょう。
仮に男友達が彼女に惹かれていたとしても、一歩踏み出してくる確率を下げることができます。
また、彼女の男友達に会うとなれば、嫉妬心を抱いている自分は〝良く見せよう〟と努力するはず。
筋トレやダイエットに力を入れ、容姿を磨くためにファッションやヘアスタイルにも気を使うことになります。
つまり、嫉妬心が自分を成長させるためのモチベーションになるのです。
嫉妬心が別れの原因になる可能性も
ただし、嫉妬心にはネガティブな働きもあるので注意が必要です。
人は嫉妬を感じると相手への共感能力が低下していきます。
これは私たちの脳が怒りや嫉妬を感じると、相手の感情を感じ取る余力を失っていくからです。
カップル間で彼氏が彼女に強い嫉妬心を抱いてしまうと、相手の気持ちを考えることができなくなり、破局が近づくことになります。
嫉妬心の根源と打ち砕く対策
では、嫉妬心による破局を回避するためにはどうすれば良いのでしょうか。
嫉妬心のそもそもの根源と対策をみてみましょう。
嫉妬心の根源は自身のなさ
基本的に嫉妬心は、本人の自信のなさから生じてきます。
彼氏自身が、「自分は彼女にとって大切な存在である」と思えるパートナーであれば、そもそも嫉妬心は膨らんでいきません。
恋愛関係は、お互いがお互いを好きでいられる努力をすることで成り立っているもの。
彼女に認めてもらえるだけの努力をして自信をつけるのも、嫉妬心をなくす手立てです。
大切な存在であることを正直に伝えよう
男友達にヤキモチを焼き、彼女の行動にヤキモキしている時間があるなら、
「君のことを信頼しているけど、彼女として大事で、付き合いたての頃以上に好きだから、男友達と2人で会うと聞くと心配になる」
…と正直に伝えましょう。
彼女に対して「あなたは私にとって大切な存在である」と言葉で伝えることで、彼女もまた「あなたのことを大切な存在である」と再確認してくれます。
お互いの信頼関係が強くなっていけば、いつしか男友達の存在も気にならなくなっていくはずです。
まとめ
では今回の内容をまとめてみましょう。
女性が男友達に惹かれる可能性は極めて低い
不安であれば彼女の男友達と一緒に会う機会を作る
強い嫉妬心は破局に導く
嫉妬をモチベーションに自分を磨いて自信をつけると◎
彼女に大切な存在であることを常に伝える
彼女が持っているコミュニティもまた、彼女の魅力の1つであるはず。
そんな彼女を手放したくなければ、男友達に負けないよう自分を磨いて、嫉妬心を打ち砕きましょう。