彼氏が欲しい社会人女性へ、偶然の出会いを味方にして彼氏を作る方法
仕事をはじめてから忙しくて彼氏ができない!と嘆く女性は多いですよね。出会いがなかったり、時間がなかったり、そもそも理想が高かったりなんて事も。そこで今回は、忙しい毎日をおくる女性のみなさんに彼氏を作るコツを教えます。
身近に「彼氏が欲しいのに、社会人になってからなかなか彼氏ができない…」と言っている人いませんか?
もしかすると、あなたもその1人かもしれません。
なぜ社会人になって、彼氏ができなくなったのでしょうか?
理想が高いから
見た目の努力を怠っているから
受け身になっているから
前の恋の終わり方がつらくて臆病になっているから
忙しくて家にひきこもりがちになっているから
いい人と出会わないから
……など、思い当たる理由はさまざまあると思います。
でも、実際はもっとシンプルなことが原因になっている可能性があります。
今回は、毎日仕事にプライベートにがんばっている社会人女性に向けて、今すぐ実践できる、頑張らずに彼氏を作るメソッドを教えます。
彼氏が欲しい社会人女性に彼氏ができない理由
偶然の出会いを見逃していませんか?
社会人になってから急に彼氏ができない理由……それは、出会いの減少です。それも出会いそのものがなくなっているのではなく、働く女性の視野が狭くなっていることに原因があります。
心理学の世界には、「プランド・ハップンスタンス(Planned Happenstance)」という考え方があります。これはスタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が発表した有名なキャリアに関する理論です。
日本語に訳すと「計画された偶発性」。なんだか難しいですが、要約するとこうなります。
プランド・ハップンスタンスの考え方
人生の成功の8割は、予期しない偶然によってもたらされる
時間をかけ、綿密な計画を立てるよりも、自ら積極的に行動を起こすことでチャンスにつながる偶然に遭遇する確率は高くなる
クランボルツ教授が「プランド・ハップンスタンス」を発表するまで、より良いキャリアを積むためには、事前に計画を立て、一歩一歩ステップを踏みながらゴールに向かうことが正解とされてきました。
彼氏探しに置き換えれば、
「年収700万円以上」
「高学歴」
「イケメン」
「公務員」
…といった基準を定め、出会う人、出会う人を条件に合うかどうかでふるいにかけていく方が、理想の男性と交際できるという考え方です。
しかし、クランボルツ教授は先行きが不透明で価値観も多様な現代では、どれだけ事前にプランを立てても実現には限界があり、むしろ、自然体で偶然に身を任せる方が成功に近づくと提唱したのです。
人生は計画しきれるものではなく、いろいろなことが起こります。恋愛における出会いも、より良いキャリアと同じように、偶然性を信じることで可能性が広がっていくわけです。
偶然の出会いを味方につけて彼氏を作る方法
偶然の出会いを遠ざける「効率重視恋愛」
仕事が充実してくると、まだ見ぬパートナーへの要求も自然と高くなっていきます。また、仕事ができる人ほど効率化を重視します。
ですから、
「年収700万円以上」
「高学歴」
「イケメン」
「公務員」
…といったラベリングで参加者を限定するパーティや合コンに通った方が、確実……と思う気持ちはわかります。
しかし、「人生の成功の8割は、予期しない偶然によってもたらされる」のです。人生を変える出会いもまた、予期しない偶然によってもたらされます。
例えば、
「職場恋愛はいろいろと面倒だから絶対しない」
「学生時代の仲間との飲み会は昔を振り返るばっかりでつまらないし、今さら何も起こらない」
…など、自分のあるべき姿を決めつけすぎては、偶然の出会いを逃してしまいます。
「恋愛対象外」と決めつけないことが重要
実際、国立社会保障・人口問題研究所が未婚のカップル、結婚したカップルに行った調査でも、出会いのきっかけは
学生時代の友人、職場が上位に入っています。
『夫婦について夫妻が知り合ったきっかけをみると、「友人・兄弟姉妹を通じて」、「職場や仕事で」がそれぞれ30.9%、28.1%とおよそ3割で、次いで「学校で」が11.7%となっている。これら上位3つは、順番は異なるものの未婚者と共通で、未婚者と同様全体の約7割を占めている』
出典:「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」(国立社会保障・人口問題研究所)
気のおけない学生時代の仲間と遊ぶ時間は、リラックスして自分を見つめ直すいい機会になります。大人になって成長したあなたに、昔とは違う気持ちを抱く男友達がいるかもしれません。
職場では熱心にプロジェクトに参加するあなたの姿を、将来のパートナーが好意的に見つめているかもしれません。
偶然の出会いを味方につけるためには、「同級生はなし」「職場恋愛はなし」のように、出会う男性を恋愛対象、恋愛対象外と振り分けることをやめてみましょう。
「こうあるべき」に縛られずに自然体で日々を楽しめるようになったら、思いもよらなかった人物が彼氏候補として現れることでしょう。
行動範囲を広げると舞い込む「運命の出会い」
最初は「タイプじゃないかも」と感じた相手でも、一度はゆっくり話してみる。そんなふうに偶然を受け入れ、楽しめるようになると、思わぬ出会いが増えていきます。
実際、結婚したカップルの多くが第一印象から「この人しかいない」という出会いを経てゴールインしているわけではありません。
「最初はピンとこなかったんだけど、今は幸せ」という言葉をどこかで聞いたことがあるように、偶然の出会いから幸せな生活を送るカップルは確かにいます。
もしも、あなたが今、「社会人になったらいい出会いがなくて、彼氏が作りにくくなった!」と感じているならば、効率重視の出会いや彼氏候補のラベリングは一旦お休みして、好奇心を持って行動範囲を広げように心がけていきましょう。
計画された偶発性が、あなたに運命の出会いを運んできてくれるはずです。