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蛙化現象とは?嫌悪感を抱く理由&起こしやすい人の特徴&克服して恋を楽しむ方法

「あんなに好きだったのに、いざ好意を向けられた途端気持ち悪いと思ってしまった」「片思い中はあんなに盛り上がっていたのに、告白されたら『なんで好きだったんだろう』と急に冷めた」という蛙化現象は、なぜ起きてしまうのでしょうか?今回は、蛙化現象が起きる原因や、起こしやすい人の特徴、克服法を教えします。


◆ 「あんなに好きだったのに、いざ好意を向けられた途端、気持ち悪いと思ってしまった」

◆ 「片思い中はあんなに盛り上がっていたのに、告白されたら『なんで好きだったんだろう』と急に冷めた

◆ 「追いかけられているうちは悪い気はしなかったのに、面と向かって『好きだ』と言われたら、生理的に無理……となってしまった」

恋愛のスタート地点で大きなつまずきとなってしまう「蛙化現象」は、なぜ起きてしまうのでしょうか?

今回は、蛙化現象が起きる原因や起こしやすい人の特徴、克服法を教えします。

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蛙化現象とは?

蛙化現象とは、大好きな人、片思いの相手など、好意を寄せていた人がこちらを好きになり、振り向いてくれると、なぜか「気持ち悪い」と感じてしまう心理のこと。

好きな人に振り向かれた途端に相手に嫌悪感を抱くようになる、といった矛盾した心理で、「相手の好意」がトリガーとなるが特徴的な現象です。

主に女性に起こりやすい現象ですが、男性にも起こることがあります。

蛙化現象の元ネタは「グリム童話」

蛙化現象という名称の由来は、グリム童話の「かえるの王さま」(または「かえるの王子さま」)です。

蛙化現象の元ネタ「かえるの王さま」のあらすじ

「蛙になった王子様が王女に近づくと、嫌悪感を抱いた王女は蛙(王子)を壁に叩きつけてしまう。すると、王子は人間に戻ることができ、二人はめでたく結婚することに」

という物語。王子が蛙から人間の姿に変わった途端、王女は恋に落ちます。

「かえるの王さま」が蛙化現象の由来になったワケ

物語とはかなり意味合いが違いますが、「対象が正反対のの印象に変わる」というところから転じて「男性を蛙のように気持ち悪く感じる」といった意味で、蛙化現象と名づけられました。

蛙化現象が起きてしまう原因

女性の恋愛心理を追った跡見大学の研究では、蛙化現象の原因となっているのは、次の3つだと指摘しています。

蛙化現象が起こる原因① 性的な嫌悪がある

両思いになると、性行為が現実味を帯びてきますが、それを拒否したい思いがあり、相手への嫌悪感が高まる、というものです。

蛙化現象が起こる原因② 幻想の崩壊

片思いをしている間、相手を「理想の人!」と思いこんでいた場合、こちらを振り向きそうになると普通の人に見えてしまうように。

偶像としての魅力が失われることから嫌悪感を抱く、というものです。

蛙化現象が起こる原因③ 急接近への抵抗

徐々に親しくなっていきたかったのに、相手が急に告白し、距離を詰めてこようとしたため、抵抗したい気持ちになってしまい急激に気持ちが冷める、というものです。

蛙化現象が起こりやすい女性の特徴

先の3つの原因のいずれかで、好きだったはずの相手を蛙のように思ってしまう女性には、次のような特徴があります。

蛙化現象に陥る女性の特徴① 自分に自信がない

自分に自信がないため、好きな相手から好意を寄せられると「自分にはそれだけの魅力がない」と考えてしまいます。

そして、そこから「この人は自分に好意を持つ相手なら誰でも良いタイプなのでは?」という疑念が生まれ、相手を下げる=蛙化することで自分を守ろうとするのです。


蛙化現象に陥る女性の特徴② 恋ではなく推しだった

好きな相手のことは「影から応援していたい」、憧れに近い「推しの存在にしておきたい」と、そんな心理を持つ女性もいます。

その場合、相手を偶像化し、付き合う対象ではなく、愛でたい存在として捉えているので、急に振り向かれ、好意を向けられると「それは違う」と戸惑ってしまうのです。

蛙化現象に陥る女性の特徴③ 恋に恋していた

片思いの状態で「好きになってもらえるかな?」「LINEの返事が来た!」と追いかけていると燃えるタイプの女性は、相手が手に入りそうとなるとトーンダウン

恋に恋する楽しさを求めて、次の片思い相手を探し始めます。


蛙化現象に陥る女性の特徴④ 男性に幻想をいだいている

恋愛経験の少ない女性は、男性に対して幻想を抱きがち。

漫画や映画に出てくる理想像を追い求めるため、いざ口説かれ、デートするうち、相手の必死さや下心などを感じて「気持ち悪い」と思ってしまいます。

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蛙化現象を克服する方法

好きな相手を自ら遠ざけてしまう蛙化現象をそのままにしておくのは、幸せも遠ざけます。原因を踏まえた上で、どう対処していけば克服できるのでしょうか。

克服する方法① 自分と相手の関係性を客観的に見る

  • どちらから好きになったか

  • 相手のどんなところに惹かれたか

  • 今、2人はどんな関係か


自分と相手との距離感、関係性を客観的に見る意識を持ちましょう。

もし、相手が急接近してきたことに違和感を感じているなら、正直に「もう少しゆっくり関係を築く方がいい」ことを伝えます。

また、自分に恋愛経験が少なく、深い付き合いになることに怖さを感じているなら、それも打ち明けてしまいましょう。

克服する方法② 男性の内面に目を向ける

見た目や勝手に抱いたイメージに恋をしていると、幻想が膨らみ、現実の相手との距離が近づくにつれてギャップが生じてしまいます。

それが蛙化現象の原因となっているなら、好きになった相手の内面にも目を向けるようにしていきましょう。

たとえ一目惚れだったとしても、性格や考え方をよく観察して、勝手に理想化するのはやめましょう。

克服する方法③ 人間味を「かわいい」と捉える

仮に理想像との間にギャップを感じたとしても、それを「かっこ悪い」「気持ち悪い」と捉えるのはNG。

「あんなに完璧っぽかったのに人間味が感じられる」「親近感がある!」「かわいい!」と再認識していきましょう。

「好きじゃない人」と付き合うのもあり

心理学の研究によって、安定した恋愛関係や結婚につながるパートナーは安心感を与えてくれる人だということがわかっています。

蛙化現象を乗り越えて付き合えた人とは、単なる好き以上の感覚で同じ時間を積み重ねていけるはず。

「ドキドキするわけじゃないけど、気が合う」という人と付き合うと、穏やかな幸せが手に入るかもしれません。

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