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「インスタに疲れた」は心のSOS。インスタ疲れの原因と対処法

キラキラした投稿出いっぱいのインスタグラム。そんなインスタの世界観に疲れを感じる人も多いようです。今回は、インスタ疲れる…と感じる原因や、見るのをやめようと思ってもつい見てしまう癖を直す方法を紹介します。


グルメ、スイーツ、旅行、デート、パーティ、ジム・トレーニング、自分磨きなどなど、アプリを開けば、キラキラした投稿でいっぱいのインスタグラム。

でも、最近はアカウントを持っていても投稿せずに眺めるばかりの人も増え、それ以上にインスタの世界観に疲れを感じる人も多くなっているようです。

今回は「インスタ、なんか疲れるなぁ…」と感じる原因を探りつつ、それでも見るのが癖になってなかなかやめられない理由と対処法を紹介します。

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インスタ疲れ=心のSOS!

「インスタ、疲れるな」と感じているのは、心が出しているSOSサインです。

SNSには、インスタグラムの他にもTwitterやFacebook、LINEなど、さまざまあります。それぞれにSNS疲れは発生しますが、心理的負担が最も重いのがインスタです。

なぜなら、インスタ最大の特徴である写真や動画での表現はダイレクトに心に訴えかけてくるからです。

文章での投稿は読まなければ意味が伝わりません。しかし、インスタは「画像」で表現されているため、脳へ情報がすばやく伝わり、開いて目にした瞬間、キラキラとした世界観が飛び込んできます。

メンタルが落ちているとき、こうしたわかり易すぎるビジュアル情報に疲れを感じるのは自然な反応です。

インスタ疲れる…と感じる原因

では、具体的にどんな要素や心理があなたにインスタ疲れを感じさせているのでしょうか?

インスタ疲れる…と感じる原因① 他人と自分を比較してしまう

人は無意識のうちに自分と他人を比較してしまうもの。

でも、心理学の研究ではポジティブな方向でも、ネガティブな方向でも、他人との比較は幸福度を下げてしまうことがわかっています。

その点、インスタは基本的に他人のキラキラした部分が投稿され続けるSNS。目にすると、どうしてもフォローしている友達やセレブのステキな部分と自分を比較してしまいます。

そのうえで、「自分の生活はつまらない」と思い始めると、落ち込み、嫉妬し、メンタルにダメージが蓄積してしまうのです。

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インスタ疲れる…と感じる原因② いいねを気にしてしまう

誰かに認められたいと願う承認欲求は、生きていく上で切っても切れない欲求です。

基本的に人気のあるSNSは、人の承認欲求を刺激し、満たす仕組みになっています。なかでも写真や動画中心のインスタの投稿は、ダイレクトに認められたい思いが反映されます。

つまり、自分が何かを投稿するときには無意識のうちに、「なるべくたくさん、いいねをもらえる投稿にしたい」という思いが働くのです。

投稿と承認(いいね)がうまくリンクしているうちはいいですが、ネタが足りなくなってくると、じわじわと投稿すること自体が心の負担になっていきます。

また、いいねしてくれた友達にはいいねを返さなければいけない、という関係性も疲れに拍車をかけます。


インスタ疲れる…と感じる原因③ 知りたくなかったことも知ってしまう

知りたくなかったことや見たくなかったことが目に入ってしまうのも、SNSの特徴です。

  • 仲良いグループの飲み会の盛り上がりが伝わる投稿を目撃
    →あれ? 私、誘われてない…と気づいてしまう

  • 別れたばっかりの元カレが友達の投稿に登場
    →え? 元カレが、あの子とデートしているの?

  • 知り合いが彼と一緒に結婚式場の下見に行っている写真をアップ!
    →私は婚活うまくいっていないのに、また人の幸せを祝うのか…


写真や動画でその場の印象が鮮明に伝わってくるインスタの場合、ダメージが大きくなります。


インスタ疲れしないためには見ないのが一番!でもつい見てしまう癖を直す方法

インスタ疲れから脱する最もシンプルで効果的な方法は、見ないこと。でも、ほとんどの人は「ついつい見てしまう癖」がついています。

アプリそのものを削除やアンインストールできないのなら、ここで紹介する3つの方法で癖を修正していきましょう。

インスタを見てしまう癖を直す方法① あえてインスタを見ることを義務付ける

インスタをはじめ、ほとんどのSNSは見たいわけではなく、暇なときになんとなくアプリをタップしてしまうもの。この「なんとなく」が良くない習慣を続けてしまう原因となっています。

そこで、こんなルールを作って実践してみましょう。

「毎日20時から1時間必ずインスタを見る。他のことはしない」と義務化するのです。

すると、なぜかあなたの中でのインスタそのものの魅力や重要度が低下していきます。

これは義務や強制によってモチベーションが下がる心理を利用した「逆説的介入」と呼ばれる心理テクニックです。

インスタを見てしまう癖を直す方法② インスタを見そうになったら別のことをする

意志の力で「インスタを見ちゃダメだ」と行動をコントロールするのには、限界があります。

また、ダメだと思うことでよけいに意識がインスタに向かってしまうことも。

そこで、「インスタを開こうとしたら、別の楽しいことをする」というルールを導入しましょう。

ゲームや電子書籍を開くなど、「インスタを見たい」という気が紛れるものなら何でもOKです。

これは、注意をそらすことでやめたいと思っている悪い癖を遠ざける「ディストラクション」と呼ばれるテクニックです。

インスタを見てしまう癖を直す方法③ タイムラインではなくかわいい動物や赤ちゃんの投稿を見る

それでもインスタを開いてしまったときは、タイムラインを見ないようにしましょう。

「インスタを開いてしまったら、検索機能を使う」とルールづけして、「#トイプードル」「#ネコスタグラム」「#babylove」などのハッシュタグを検索。

友人、知人のキラキラ投稿ではなく、かわいい動物や赤ちゃんの写真や動画を眺めましょう。癒し効果も期待できます。

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本当のリア充はキラキラ投稿しない

自分と他人を比べても幸福度は上がりません。

それはインスタも同じです。みんなの近況や話題のスポットを知って楽しむ分には何の問題もありませんが、もし見聞きする投稿をしんどく感じ始めたら、ムリはやめましょう。

基本、キラキラ投稿の多いインスタには、投稿者の自己顕示欲と承認欲求が渦巻いています。

本当に充実した楽しい時間を過ごしているなら、「インスタ用に写真撮らなきゃ!」なんて思考にはなりません。楽しいときは、インスタのことを考える暇も、スマホを触る暇もないからです。

つまり、インスタがキラキラ投稿でいっぱい人は、リアルではそんなに充実していないのです。

画面の中だけで充実しているより、実生活が充実している人の方がよっぽど健康的で心が満たされています。インスタに囚われるなんてもったいないことです。

インスタの投稿をものさしにして考え、他人と自分を比べるのはやめて、リアルに顔を合わせる身の回りの人たちとの楽しい時間を大切にして過ごしましょう。

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