ケンカ中の彼女と仲直りしたい男性必見。心理学から判明した上手な謝り方と仲直りの方法
「彼女とケンカ、仲直りしたいけどどうしたらいいかわからない…」と不安になることはありますよね。ケンカは放っておくと別れを招くことも。そこで今回は、心理学を利用した女性の心に響く謝るときのポイントや謝罪のベストタイミング、仲が深まる仲直りの方法ベスト5をご紹介します。
◆ イラッとした勢いで引くに引けず、彼女とケンカしてしまった……。
◆ 仲直りしたいけど、どうしたらいいかわからない……。
◆ 時間がたつにつれ、このまま別れることになったらどうしようと不安でいっぱい……。
今回は、今まさにそんな状況で悩んでいる男性、いずれそんな瞬間を迎えたときのために準備しておきたい男性に向け、
「ごめんなさい」と謝るときのポイント
謝るベストなタイミング
仲が深まる仲直りの方法ベスト5
…といった、心理学を活用した3つの打開策を紹介します。
彼女とこれからも一緒に過ごすため、謝罪と仲直りの方法を身に付けておきましょう。
「謝罪」と「仲直り」は別物だと考えよう
まず重要なのは、「ごめんなさい」という謝罪と仲直りの方法は別だということ。
謝ったら許してもらえて、すぐに仲直りできるわけではありません。
いいタイミングで謝り、彼女があなたの言葉に耳を傾けてくれる心境になったところから仲直りを始めていく、という流れが大切です。
彼女に謝るとき、
男の涙は強力な武器になる
彼女に謝るときは、男性が感情をあらわにして涙を見せると許してくれる確率がアップすることが、心理学の研究からわかっています。
効果的な謝り方を探る実験
<実験内容>
2017年に、アメリカのバックネル大学の研究チームが74人の男女を集め、複数の謝罪テクニックを試し、男性相手、女性相手に効果的な謝り方を探る実験を行なった。
<結果>
女性は男性の涙を見ると、怒りが収まることが判明。
研究チームはこの結果に対し、人は自分が行いそうな方法でアプローチされると納得しやすい心理があるからだと言います。
女性はケンカの際、感情的な言動で気持ちを表現することが多いです。
そのため、男性が「涙を見せながら謝罪する」という反応を見せると、女性は「自分のことをこんなに思ってくれているんだな」と謝罪を受け入れてしまうのです。
大げさに泣くのはNG
ただし、喚くような号泣では相手も引いてしまう可能性があります。
うっすら涙を浮かべる、鼻をすすりながら謝罪する、というくらいが程よいかもしれません。
もちろん、嘘泣きは厳禁です。
ベストな謝罪のタイミングは
ケンカの種類によって変わる
許してもらいやすい謝罪のタイミングというのも、心理学の研究で明らかになっています。
謝罪のベストタイミングを調べる実験
<実験内容>
2013年にニューヨーク州立大学が60組のカップルを集めて行った実験。研究チームは、
① ケンカが始まってから1分後に謝罪するよう指示したグループ
② ケンカが始まってから5分後に謝罪するよう指示したグループ
…といった2つのグループをそれぞれ比較。
<結果>
◆ 10分以内に終わるケンカの場合
→5分後の謝罪の方が効果的であることが判明。
◆ 10分以上長引くケンカの場合
→1分後の謝罪の方が効果的であることが判明。
同じ「ごめん」「悪かった」でも、状況によって伝わる場合と、そうでもない場合があるのです。
10分以内に終わる些細なケンカは
5分後に謝罪するのがベスト
10分以内に終わるケンカは、だいたい次のような些細な理由から始まります。
LINEの返信が遅い
自分の話ばかりして話を聞いていない
友達と飲みに行くと言ったら、不機嫌になった
この手の小さなきっかけによって始まったケンカの場合、お互いのイライラの原因をある程度吐き出しあってから謝りましょう。
謝るときは、「そうか、ごめん、俺の言葉が足りなかった。○○ちゃんがそういう風に思っているってわかんなかったから、ごめんね」と、丁寧に謝ることが重要です。
相手の真意を聞く時間を取らず、「はいはい、ごめんごめん」「いつも悪いね」くらいの軽いノリで謝って済まそうとするのは絶対NG。
「話を聞いていない」
「小さなことだと思っている」
…と、彼女をさらに苛立たせることになります。
そうなると、彼女はあなたを許すモードに入れません。
ある程度お互いの意見を吐き出す時間を長めに取ることができる5分後の謝罪の方が、相手も納得しやすいのです。
長引きそうなケンカの場合、
謝罪はすばやく
一方、10分以上続くケンカはお互いの価値観がぶつかり合う根の深いものです。
結婚のタイミングに対する意識のズレ
お互いの友人を貶すような言い方をした
過去の恋愛を基準にして彼女を昔の彼女と比較する
こうしたケンカでは、言い争いが始まってすぐに謝罪する方がいいでしょう。
なぜなら、根底に大きな問題があるため、真剣にぶつかり合うと深刻な仲違いになり別れに繋がってしまう可能性があるからです。
そこまでヒートアップする前にすばやく謝罪することで、
「この問題だけは大きな差があるんだな」
「もっと冷静なときにゆっくり話し合おう」
…といったように、気持ちを落ち着かせることができます。
いずれのケンカの場合も、大事なのは適切な謝罪のタイミングによって、相手の気持ちをなだめてから仲直りのフェイズに移っていくこと。
このステップを踏まないと「こちらは謝ったつもりなのに、彼女は不機嫌なまま」という状態に入ってしまいます。
仲が深まる仲直りの方法ベスト5
「ごめん」「悪かった」と謝ることの効果は、その言葉で相手の心がオープンになること。
また、謝った側もケンカに一区切り付けたことで気持ちが安定します。
つまり、謝ることでお互いに仲直りに向かう準備が整うのです。では、
そこからどうやって関係を修復していくのか?
心理学的に女性がどうして欲しいと思っているのか?
…という視点から効果的な仲直りの方法を5つ紹介します。
仲が深まる仲直りの方法5位
原因を、冷静に話し合って突き止める
何がケンカの発端になったのかを冷静に話し合うことが大事です。
特に男性は自分の感情を言葉にするのが苦手なので、言い争いの最中は「わかった、わかった」と聞いたふりをして流してしまいがち。
この反応は相手を傷つけてしまいますから、謝罪が済み冷静になったところで、「何が嫌だったのか」「どういう気持ちでいたか」などを言葉で説明していくことを心がけましょう。
仲が深まる仲直りの方法4位
できるだけ一緒に時間を過ごす
ケンカをして謝って気持ちは落ち着いたものの、なんとなく気まずくなってしまい、「少し冷却期間を」と距離を置くのはNGです。
基本的な心理傾向として、人は特定の相手と一緒にいる時間が長ければ長いほど、信頼関係が深まるようにできています。
ケンカの後という非日常の時間だからこそ、一緒においしいごはんを食べに行ったり、バッティングセンターやボーリングなどで体を動かして遊んだりしましょう。
そうすることで、お互いの絆が強くなっていきます。
SNSの投稿に注意!
ケンカが収まっていないにも関わらず、「気晴らしに!」と友達と飲みに出かけたり、趣味を楽しんだりしている様子をSNSへ投稿するのはやめましょう。
リア充投稿が彼女の目に触れると、「ケンカ中なのに無神経なヤツ」と相手の気持ち逆なですることになります。
仲が深まる仲直りの方法3位
彼女の謝罪をすぐに許してあげる
男性は、お互いに謝ってすっきりしたはずなのに、「やっぱり自分には落ち度がなかったのに……」と怒りの感情を蒸し返してしまう傾向があります。
ここで「さっきの話だけど……」と切り出すと、完全に逆効果。
彼女との良好な関係を保ちたいのなら、謝罪をきっかけに相手をすっきり許すこと。
冷静になることを心がけましょう。
仲が深まる仲直りの方法2位
早めに謝り、話し合う時間を長く取る
すでに紹介した謝罪のベストなタイミングを参考にしながら、自分が悪いことをしたと思ったときは早めに謝りましょう。
早めの謝罪のメリットは、話し合う時間を長く取ることができ、ケンカをお互いの仲を深めるチャンスにつなげることができるところです。
「ごめん」「悪かった」から、素直に「君の話を聞かせてくれる?」と耳を傾ける流れを身に付けていきましょう。
仲が深まる仲直りの方法1位
自分から声を掛ける
ケンカが長引き、お互い無言になって冷戦に突入すると、どんどん謝るキッカケを作るのが難しくなっていきます。
2位の「早めに謝る」を実践するためにも、あなたから先に声をかけるよう心がけましょう。
彼女の出方を待つのではなく、自分から声をかけて素直に謝り、話し合いの場を作ることが、大切な人と長くいい関係を築いていく土台となります。
上手な謝罪と仲直りは、
彼女との絆を深めるきっかけに!
今回は、「ごめん」「悪かった」と謝るときのポイントから謝るベストなタイミング、そして、2人の仲が深まる仲直りの方法ベスト5を紹介しました。
ケンカをするとお互いの感情が高まる分、思わぬ本音が飛び出します。
しかし、そこでうまく謝罪し、仲直りすることができれば、彼女との絆を深めるいいきっかけにもなるのです。
「あのときのケンカのきっかけ、覚えている? くだらなかったよね」と笑える思い出話になるよう、謝罪と仲直りの方法を身に付けておきましょう。