二番手から本命彼女になれないのには理由がある。曖昧な関係を続ける男性心理
本命彼女になりたいのに二番目ポジションや都合のいい女になってしまう女性は意外と多いもの。そこで今回は、曖昧な関係を続ける男性の心理をお教えします。
恋愛に関する悩みを聞いていると、「本命の彼女になれない……」という悩みを抱える女性が一定数います。
この悩みの難しいところは、気になる男性、好きになった相手から拒否されて恋が終わるのではなく、曖昧な状態のまま、ずるずると関係が続いてしまうところでしょう。
都合がつくときはデートにも誘われ、深い関係にもなっているけれど、彼からのきちんとした告白はなく、友人や家族を紹介されることもない。そして、なんとなく好きな人には別の女性の影がちらつく……。
そんな状況でも、彼のことが好きだからと考え、現状を受け入れてしまうのが二番手ポジションに陥りやすい女性の共通点です。
今回は、「本命の彼女になれない……」という悩みを抱えてしまう女性たちと曖昧な関係をキープし続ける男性の心理について分析してきます。
手軽に手に入れたもの=価値の低いものとみなす男性心理
男性、女性にかかわらず人間の脳では、「苦労して手に入れたもの」=「価値あるもの」と考えるバイアスが働きます。
心理学で言う「認知的不協和」にも通じる考え方ですが、苦労することによって期待が高まり、「価値がある」というバイアスがかかるのです。
この心理法則を恋愛に当てはめると、自分の価値を高めるためには相手に適度な苦労をさせることが重要だということになります。
その点、二番手ポジションで悩む女性は良かれと思って、男性に手を差し伸べてしまいます。
興味のない会話でも盛り上げてあげ、デートの誘いには自分の予定をキャンセルして合わせてあげる。こうした人のいい行いが、実はあなたの価値を下げることにつながっているのです。
良かれと思った遠慮や気づかいが、女性を二番手ポジションに追いやる
それが最もはっきりと表れてしまうのが、ワンナイト問題です。
酔った勢いで一夜を共にしてしまう。
気になる彼の強引なアプローチに対して、「悪いかな」と感じて押し切られてしまう。
男性が喜んでくれるなら……と受け入れてしまう。
それがどんな理由からだとしても、簡単に肉体関係を許してしまうと男性の脳内では「苦労せずに手に入った=価値が低い」というバイアスが働きます。
もちろん、すべての男性がそうだとは言い切れませんが、一度、二番手ポジションだと認識された女性は本命彼女に繰り上がることはありません。
ナンバー2の女性の上にはナンバー1がいて、ナンバー1がいなくなったときもナンバー2が繰り上がるのではなく、新たなナンバー1がどこからともなく現れてくるのです。
男性にとってのナンバー2とは、遊び相手の中でのナンバー1にはなりえても、オンリーワンの本命彼女とは全く別の存在なのです。
男を本気にさせるなら、苦労と努力を強いること
ところが、多くの女性の脳内では、肉体関係を結んだ男性のことを「価値ある存在」と捉えるバイアスが働きます。
つまり、酔った勢いでのワンナイトでも、女性にとっては相手の男性が価値ある本命彼氏に見えてしまうのです。
これは男女の脳の違いであり、仕方のないところです。
だからこそ、本命彼女になりたいのであれば、簡単に手に入りにくい価値のある自分になることが欠かせません。男性には、あなたと付き合うまでに相応の努力と苦労をさせてあげることです。
男性にとっての遊び相手であるような、二番手ポジションに甘んじている女性は、自分がそんなふうにお高く振る舞っていると誰も振り向いてくれないのでは……と不安に思いがちです。
しかし、男性の脳は「苦労して手に入れた女性」=「かけがえのない素敵な女性」と考えます。恋愛心理に関する実験でも、付き合うまでの苦労が大きいほど、パートナーを尊重し、関係が良好に保たれることがわかっています。
というのも、苦労した男性は恋愛生活が始まっても、「油断していたら、ほかの男に盗られてしまうのではないか?」と心配し、努力をし続けることになるからです。
まとめ
二番手に甘んじてしまいがちな女性が本命彼女になるために気をつけるべきことは以下の通り。
「苦労して手に入れたもの」=「価値あるもの」
→自分の価値を高めるためには相手に適度な苦労をさせると◎二番手ポジションが繰り上がることはない
→二番手ポジションだと認定されないように最初から気をつけよう!「苦労して手に入れた女性」=「かけがえのない素敵な女性」
→苦労した男性は努力をし続ける
守る価値のある素敵な女性が側にいることで、男性は公私共に努力し、成長していきます。
ぜひ、あなたも男性を成長させるような女性を目指してください。そうなったとき男性は、あなたのことをなんとしても本命彼女にしようと躍起になるはずです。