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好かれる人の10個の特徴と人を惹きつける会話術|賢恋研究所

特別な能力があるわけでもないのに、何故かいつも周りに人がいて、誰からも好かれる人っていますよね。今回は、そんな「好かれる人」の持つ10個の特徴と、人を惹きつける会話テクニックを紹介します。


特別な能力があるわけでもないのに、なぜかいつも周りに人がいて、誰からも好かれる人っていますよね。

  • 「先輩は話しやすくて、気づくと長話をしちゃうんだよね」

  • 「ホント、〇〇の悪口を言う人っていないよね」

  • 「いつも丁寧に接してくれるから、一緒にいると安心する」

  • 「〇〇はフットワーク軽くて誘いやすいよね」


今回は、そんな「好かれる人」の持つ10個の特徴と、人を惹きつける会話テクニックを紹介します。

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好かれる人が持っている10の特徴

これまでに行われてきた心理学の研究から、「好かれる人」の振る舞い、言葉遣い、考え方などの特徴がわかっています。

今回は特に重要な特徴を10個ピックアップして紹介します。すべてを兼ね備えている必要はなく、このうちの3つ、4つを持っていれば、その人は周囲から高い好感度を得ているはずです。

好かれる人に共通する特徴① いつもご機嫌

人は自分の属しているグループから強い影響を受けます。

グループ内にいつもご機嫌で楽しそうな人がいると、周囲にも明るさや前向きさが伝染していくのです。

そして、「あの人と一緒にいると楽しい」という評判は、本人の好感度を確実に高めてくれます。

つまり、ニコニコ明るくご機嫌な人は好かれるのです。

好かれる人に共通する特徴② フランク

  • エレベーターに乗り合わせたときの軽い世間話

  • 喫煙所での立ち話

  • 通勤電車で乗り合わせての何気ない近況報告


など、お互いそれほど気を使わなくてもいい雑談は、「インフォーマルコミュニケーション」と呼ばれています。

このインフォーマルコミュニケーションでフランクな振る舞いができる人は好感度が高く、仲間から助けを得やすいことがわかっています。

好かれる人に共通する特徴③ ユーモアがある

ここでいうユーモアとは、ギャグで人を笑わせる面白さではなく、仕事の苦労を労い「あのときは大変だったな」と苦笑いを共有したり、「あの失敗は焦ったな」と思い出を笑いに変えたりするような、機転の良さのこと。

好かれる人は、ユーモアセンスを発揮して周囲と笑いや和やかな雰囲気を共有します。

すると、親しみが増し、心理学用語でプレイフルネスと呼ばれる「どんな状況に遭遇しても常に楽しみながら打開策を見出すことができる能力」の持ち主として、信頼されるようになるのです。

同世代や下の世代に対してユーモアを共有すると、その効果は非常に大きくなります。

好かれる人に共通する特徴④ 言い訳しない

  • ミスをしてしまったときは自分から認めることができる

  • 相手の年齢性別、立場に関係なく、素直に謝ることができる

  • 保身の言い訳せずに「ごめんなさい」が言える


謝罪すべき場面できちんと謝ることのできる人は、好かれます。

これはミスをしたときの態度にその人の本質が出るからです。丁寧な対応ができる人は信頼されます。

好かれる人に共通する特徴⑤ 悪口やうわさ話をしない

他人の噂話や悪口を言う人は、好かれません。

その場では会話の中心にいられたとしても、周りの人は「こいつは他のところでも同じことをしているんだろうな」「私の悪口も言っているんだろうな」と想像するからです。

高感度の高い人は、噂話や他人の悪口は言わず、そうした会話にも加わりません。

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好かれる人に共通する特徴⑥ 健康的で清潔感がある

「見た目が9割」とも言われますが、人は出会った相手の外見から強い影響を受け、第一印象を決めてしまいます。

付き合ってみたら実はいい人、ということはもちろんあるでしょう。

しかし、清潔感のある外見を整えていた方が好かれる人になれる確率は上がるのです。

爽やかでTPOをわきまえた装いのできる人は男女両方から好かれます。

また、顔色の良さ、肌ツヤの良さは出会った相手に健康であることを本能レベルでアピールし、安心感を与えることもわかっています。

好かれる人に共通する特徴⑦ 有言実行

  • 一度、決めたことは責任を持ってまっとうする

  • 周囲に言ったことは守る

  • 言っていることとやっていることが一致している


こうした一貫性のある行動は、周囲の人からの信頼と尊敬を集めます。これは私たちには「一貫性の原理」という心理があるからです。

「自分の行動や考えを一貫したものにしていたい」という誰もが持つ心理を体現している人の好感度は、自然と上がっていきます。

好かれる人に共通する特徴⑧ 謙虚

好かれる人は、自分の能力の高さを人にひけらかすようなことをしません。

周囲からの評価を待つ余裕があり、それが謙虚な態度につながります。

「オレがオレが」と前に出ず、縁の下の力持ち的に振る舞い、グループを支えます。

結果、周囲の人たちは親しみを感じ、好感を抱くのです。

好かれる人に共通する特徴⑨ 優しく、気遣いができる

  • 元気のない後輩がいたら、おやつのチョコをあげたついでに「大丈夫?」

  • 忙しそうな同僚にさりげなくコーヒーをプレゼント

  • 隠れたいい仕事をした仲間に「あなたのおかげで助かったよ」


好かれる人は、人の変化に敏感です。

そして、相手が負担を感じない気遣いでサポートできます。

すると、周囲の人は「気にしてもらえている」「目を配ってくれている」「見守ってくれている」と感じ、相手を大切な存在だと思うようになるのです。

好かれる人に共通する特徴⑩ ほどよく人に頼る

人は誰しも「誰かの役に立ちたい」「人から認められたい」「感謝されたい」という承認欲求を持っています。

しかし、過度に頼られ、依存されると重く感じるもの。その点、好かれる人は相手の得意なことを見極め、負担にならない範囲でほどよく頼ることができます。

「△△さん、この件、経験豊富ですよね。1人ではわからないところが2、3あるので、助けてもらえないですか」などと頼り、手助けしてくれたら感謝を惜しみません。

こうして相手の承認欲求を満たすことで、頼りながら好かれてしまうのです。

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好かれる人が大事にしている会話術

好かれる人が実践している会話のポイントを3つピックアップ。こうした話し方、聞き方が相手の心を動かします。

好かれる人の会話術 ① 相手の短所を褒める

相手のいいところを褒めるだけでなく、ネガティブに思っている部分に肯定的な言葉を投げかけます。

コンプレックスを肯定する具体例

「僕は優柔不断で……」

→「慎重に物事を判断できるんだね。迷ったことがあったら、相談してもいい?」

「私は思い込みが激しくて……」

→「これだ! と決められる能力は大事。土壇場に強そうだよね」

「口下手なのが悩みで……」

→「それだけ周りがよく見えているってことだよね。言葉が足りなくても、優しいところ、気配りができるところは伝わっているよ」

相手は短所に光が当たることで、長所を褒められる以上に大きな喜びを感じます。

好かれる人の会話術 ② 相手の話に耳を傾ける

自分の話をきちんと聞いてもらえたとき、脳はお金を受け取った以上の快感を得られると言います。

好かれる人は、相手の話に興味を持ち、耳を傾けます。

会話のバランスとしては相手8、自分2。不思議なもので、8割の割合で話した相手は聞き手を「会話が上手な人」と感じ、好感を持つのです。

好かれる人は、この会話のバランスを自然と実践しています。


好かれる人の会話術 ③ 簡潔に話す

好かれる人は、会話の中で2割しか発言しません。そしてそのたった2割の発言のほとんどが、相手の話のまとめと、相手への次の質問で占められています。

また、自分の話をするときは結論を先に言い、内容の説明として具体例を出し、「だから、〇〇なんですよ」とまとめます。

簡潔な話し方をすることで、相手の会話への集中力が途切れず、内容もきちんと伝わるのです。

その結果、この人の話はわかりやすいという印象を残すことにもつながります。

とはいえ、万人に好かれる必要はありません!

ここまで、好かれる人の秘密を明らかにしてきました。

しかし、いきなりすべてを真似しようとしても、周囲の人すべてに好かれたいと思ってがんばっても、疲れてしまいます。

基本的には、あなたのことを大事にし、尊重してくれる人に好かれれば、人間関係のトラブルはなくなります。

実際、社内に気心の知れた友達が3人いるだけで、年収が上がる以上の幸福度の上昇につながるという研究結果もあります。

まずは身の回りの大事な人に対して、「好かれる人」の特徴や会話術を駆使していきましょう。

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