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キーワードは「圧倒的顧客志向」 成長マーケットをリードするマッチングアプリwithの強みとは CEO・CBOインタビュー<後編>

前編では、withが持つ「価値観重視のマッチング」という強みを起点に、プロダクトの強みや市場の面白さについて紐解きました。
後編は、そもそもなぜ代表二名がマッチング事業に魅力を感じているのか、原体験にもフォーカスして深堀りしています。また、マッチングアプリが持つ社会的な意義やその中でwithが発揮できる価値などについても記載します。

条件に縛られず人と人を結び付けるテクノロジーに価値を感じた

― お二人はマッチングアプリ事業を推進するにあたって、何か原体験などはお持ちなのでしょうか?

小野澤:私はwithに参画する以前から、オンラインデーティングサービスに高い価値と可能性を感じていました。その根源は、幼いころに海外に住んでいた経験から来ているようにも思います。海外生活から「全く異なるカルチャーを持つもの同士がつながる面白さ」を感じ、オンラインデーティングサービスも同じように「異なるカルチャーを持つ人たちをつなげる価値がある。面白い」と。
実際に、私自身がをオンラインデーティングサービスで夫と出会った経緯もあります。社会人になると「未婚で恋人がいない人」を探す時間も限られますし、相手の性格や求めていることをひとつひとつ確認していくプロセスにかけられる時間も無限にはありません。オンラインデーティングサービスは、その時間を短縮してくれる役割を果たしてくれました。また、友人や会社の人に「人を紹介してください」とお願いするよりもはるかに広い範囲で、数多くの人と出会え、自分の想像していなかったような相手と話をすることもでき、自分の世界が広がったと感じました。そして、最終的には「これだけ多くの人と会ったのだから、この人だ」と決める納得感すら産まれました。その時に、なんて素晴らしい存在なんだと感動したのが、私の原体験ですね。

五十嵐:* データアナリストの視点で考えると、マッチングアプリから取得できる「出会い」や「恋愛行動」といったデータが、とてもユニークで魅力的だったんですよね。そこに惹かれたのが、withの前身であるイグニスに入社した大きな理由でもあります。
また、アプリ業界の中でも特にマッチングアプリは社会的意義が強い存在だというのも、非常に面白みを感じました。

同社では心理学/統計学を用いた仮説検証をサービス開発で継続している

withはマッチングアプリ業界そのものの牽引を期待されている存在

― では、今マッチングサービスに携わる面白さはどんなところだと思いますか?

五十嵐:マッチングアプリ自体が最近登場したばかりのサービス形態なので、前例のない機能をリクエストされるケースが多いことでしょうか。試行錯誤を繰り返しながら、「新しい当たり前」を作っている感覚があります。今後はZ世代がターゲット層の中心になっていきますし、自分たちとは異なる感覚を持った若者向けに新規性のあるプロダクトを提供していくのは、難しさであり面白さです。
そのためにwithはどんなことも「まずはやってみる」という考えで、メンバーから生まれたアイデアをカジュアルに実装し、頻繁にリリースを繰り返してきました。こうした素早い動きを実現するために、少人数のタスクフォースを組成した開発手法も採用しています。

小野澤:先ほどお話ししました「伸びるマーケット」に携わるのはもちろん面白いのですが、マッチングアプリはユーザー一人ひとりの人生に与えるインパクトがとても大きい点も見逃せません。ユーザーから言われる「ありがとう」の重さがとても強いんですよね。皆様ご自身のご経験でも想像していただきやすいと思いますが、家族・友人等大切な人と有意義な時間を過ごせている時は、仕事にも身が入りますし、マーケットが大きくなれば、その分人の根本的な幸せの総量も増やせる。これが何よりの魅力です。

また、私もマッチングアプリそのものの開発難易度の高さは楽しさの一つだと思います。ただ単にわかりやすいUI設計にして、目的のページに誘導すればいいわけではないからです。
人と人とをマッチングさせる仕組みづくりには、非常に高度な思考力が求められます。年齢・性別・趣味嗜好に限らず、大量にあるユーザーの行動データを分析し、出会いを探している両者をどのようなプロセスでマッチングし、お互いにに興味を持ってもらい、納得してお付き合いを始めていただくか。このマッチングというとても人間味があふれるプロセスに、どのようにテクノロジーを生かせるか?という難しいお題にチャレンジすることが面白いと感じる仲間を探しています。マッチングアプリで人を動かせるようなプロダクトを作れるようになれば、様々なプロダクト開発が簡単に感じるようになるかもしれません。

― その中でwithにジョインする魅力についても、より詳しく教えてください。

小野澤:withには、先ほどお伝えしたプロダクト自体の面白さに加えて、フェーズの面白さがあると感じています。フェーズとしては、数年内のIPOを目指した変革の時期にいます。withを立上げから率いてきたメンバーと、新たな専門性を持って最近withに参画したメンバーが、新しいwithカルチャーを創っていくフェーズです。そこには、価値観の融合と変化を目の当たりにできる楽しさがあります。
そもそも私達がIPOを目指している理由は、日本初のマッチングアプリ単独の上場企業として社会からの信頼を得たいと考えているからです。過去に「危ない」「出会い系」と言われてきた業界ですが、24時間365日の監視など安心安全を担保する仕組みを導入し続け、お客様の信頼を勝ち取ることで実績を作ってきました。そのお客様の信頼を基に、確固とした業績で上場をすることで、マッチングアプリ業界により信頼感をもっていただけるようにしたい。メンバーとそのご家族にも上場企業としての誇りを感じていただきたい。* 現段階でも少子化対策をテーマに関係省庁と意見交換することはありますが、上場を機にwithが社会貢献できる範囲はぐっと広まり、今以上に社会的意義を感じられるはずです。実際にステークホルダーからも、上場によってwithがマッチングアプリ業界自体を盛り上げていく役割を期待されています。
現在は、上場に向け準備を進めている段階で、新たにエンジニア、プランナー、カスタマーサクセス、マーケティング等、専門性をお持ちの方にぜひご参画いただきたいと考えています。組織として価値観や多様性を広げ、大きな壁を乗り越えることに楽しさを見いだせる人におすすめの企業です。

また、先日公表をさせていただきましたが、結婚を意識されている方へのマッチングアプリOmiaiを運営する株式会社ネットマーケティングの株を取得しました。20代向けの真剣交際マッチングアプリwithと30代向けの真剣交際マッチングアプリOmiaiの2つのサービスで、マッチングアプリの認知や利用率を向上し、業界自体を盛り上げていきたいと考えています。

左:CBO 五十嵐 / 右:CEO 小野澤

他者を慮り、受容する力が強いメンバーたち

― withで働くメンバーは、どんなパーソナリティを持っているのでしょうか?

小野澤:プロダクトに対する愛情と誇りを持ち、高いプロ意識を持っている方が多い傾向があります。また、
他者を慮り、受容する力が強いメンバーが揃っています。行動・提案をする際に、自分の専門性を生かした意見を持ち、その上で関係者はどう考えるかを想像するという思考プロセスです。結果として「自分だけが前に」という行動はあまり見られません。

五十嵐:これは、自分を前に出す人が駄目だということではありません。採用するときはチームで働くときの対応の仕方などから、withとの相性を見ています。自分主導で推し進めるにしても、きちんとした思考力をベースにしているか、背景理解をしているかといった部分を評価しています。その結果、必然的に今のようなwithの雰囲気が出来上がっているのかなと思います。

― 最後に、withに求める人物像について教えてください。

小野澤:withが採用において大切にしている要素としてPersonalityがあります。これはwithのVision・Missionと紐づいている内容です。
求めるPersonalityは5つです。これはもともとwithが大事にしていた行動指針である「with color(本質を大切にする、違いを大切にする、ワクワクし続けられる、失敗から学ぶ、期待を超える)」をベースに今後のwithの成長を見据え改めて整理したものです。

with の Value と Personality 

採用時には上記5つの要素を徹底的に確認しています。これらの要素を持っている人が当社の3つのValue ―「高いプロ意識を持つ」「多様性をもって本質をつかむ」「信じて振りぬく」を軸に行動すれば、Mission・Visionを達成できると考えています。

お客様に対し良いサービスを提供することにワクワクし、様々な人の意見を聞きながら徹底的に考え抜き、最後の最後はリスクとって大胆に挑戦し、その結果を正しく次に生かせる人が活躍できる場があります。ちょっとでもご興味をお持ちいただけたら、ぜひお気軽にお声掛けください。

ー 今回のインタビューでは、前編 / 後編に渡ってwithならではの強みから市場における成長性まで幅広く代表2名に伺いました。今後も急速な成長を見込んでいるwithでは、2022年11月14日にもネットマーケティング社の株式取得も公開されますますその勢いを増します。マッチングアプリ市場を牽引する存在として、今後もプロダクトの開発と推進にご期待ください。

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