マッチングアプリで実際に会うまでの期間は?出会いを成功に導くポイントと心得
マッチングアプリで会うからには成功させたいですよね。
そこで今回は、マッチングアプリで実際に会うまでのやりとりにおいて押さえておきたいポイントや心得をお教えします。
マッチングアプリで知り合い、メッセージのやりとりを繰り返し、直接会うことが決まったら、誰しもその出会いを成功させたいと願うものです。
そこで今回は、マッチングアプリでの出会いを成功させるために押さえておきたいポイントや心得などのコツをお伝えします。
マッチングアプリで初めて会うまでに押さえておきたいポイント
オンラインでの出会いがめずらしくなくなったこの10年、すでにオンラインデートに関する学術的な研究がいくつも行われています。
例えば、「出会いの成功率が高い人がどんな方法を使っているか」といった研究。
出会いの成功率が高い人がどんな方法を使っているかの研究
<研究内容>
ウィスコンシン大学ではオンラインのデートサイトを利用する202人に協力してもらい、出会いの成功率が高い人がどんな方法を使っているかを研究。
<結果>
リアルなデートの成功確率を高めるネット上でのやりとりには、3つのポイントがあることが判明。
3つのポイントとはどんなものなのでしょうか?
それでは、3つのポイントについてそれぞれ詳しく解説していきます。
これはwithなどのマッチングアプリ、SNS(Instagram、Twitter)にも共通する方法ですので、ぜひ参考にしてくださいね。
ポイント①
お互いのことをきちんと知った上で早めに会う
オンラインでの出会いには、変わった特徴があります。
それはネット上で出会ってからのやりとりが長くなると、初デートに結びつく成功率が低くなるという特徴です。
では、1、2回メッセージをやりとりしたら、「すぐにデートしましょう」と誘えばいいのかと言うと、そうではありません。
職場の同僚の紹介や学生時代の友人の知り合いなど、リアルな出会いでは初めて会う相手だとしても、ある程度のつながりがあるケースがほとんどです。
しかし、ネットでの出会いはゼロベースから始まります。
そのため、事前にお互いの情報を伝え合い、自己開示が進んでいないとうまく恋愛に発展しないのも事実です。
つまり、早く会った方がいいけれど、顔を合わせるまでの間にきちんと自己開示をしておかなければうまくいかないということです。
この条件を満たすには?
この一見、矛盾するような2つの条件を満たすには、マッチングアプリなどでステキだなと思う人を見つけたら「迷惑かな」と思いつつも、短期間で多くのメッセージをやりとりし、自己開示を深めましょう。
その際、やりとりするメッセージのテーマについては以下の記事を参照してください。
「マッチングしてから会うまで」の目安は2週間!
ちなみに、「早めに会う」の「早めに」に当てはまる期間は、2週間が目安とされています。
短期決戦で勝負に出ましょう。
会うまでの期間についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
ポイント②
電話での会話に持ち込もう
短期決戦を後押しする戦術として、ウィスコンシン大学の研究が役立ちます。
この研究では、なかなか会うタイミングが掴めないならできるだけ早く電話での会話に持ち込むことを推奨しています。
というのも、相手の声を聞くというコミュニケーションはそれだけで信頼感や親密感を作り出す効果があるからです。
距離の問題、忙しさの問題などでなかなか会うことができない場合も、電話で話すことで恋愛関係に発展する可能性を高めることができます。
なぜ、声を聞くことで信頼感や親密感が高まるかと言うと、「確証バイアス」が働くからです。
確証バイアスとは?
確証バイアスとは、自分が正しいと思った考えを肯定するような情報だけを信じる心理効果のこと。
例えば、第一印象で「この人はいい人だな」と思うと、私たちは「いい人に見える証拠」を探すようになります。
同じように、電話での会話によって「この人、信頼できそうだな」という感覚を与えておくと、会えない分、プラスのイメージが増幅されていきます。
そうすることで、会う前に好印象が深まる、というわけです。
こうした電話での会話のメリットは、実際に会う約束を交わした後にも役立ちます。
例えば…
「待ち合わせの場所で会えないといけないから、もしよかったら番号教えて」と番号を交換しておきます。
現地に着く前に「今、どの辺?」と連絡し、待ち合わせ場所までの案内をしましょう。
→相手には「親切な人だな」という第一印象が残ります。
この「第一印象による確証バイアス」は会った後にも続き、多少あなたの見た目や会話力が微妙だとしても、相手はいいところを探すようになってくれるのです。
ポイント③
盛らない&勝手に盛り上がらない
短期決戦
電話で確証バイアスを味方にすること
…とは逆に、ウィスコンシン大学の研究で絶対やってはいけないことも明らかになっています。
それはプロフィールの内容や写真を盛ることです。
たしかに、奇跡の一枚をプロフィール写真に使ったほうが不特定多数の人たちからのメッセージは増えます。
しかし、オンラインでの出会いから初デート、恋愛関係への発展に成功したカップルは、どちらも当初は相手への期待値が低かったという傾向があります。
というのも、あらかじめ期待値を下げておけば、直接会うときに相手への過剰な幻想も抱かず、適切なコミュニケーションが取れるからです。
逆に自分を盛ってしまった場合、「コントラスト効果」に悩まされることになります。
コントラスト効果とは?
私たちが1回目に見たイメージと、2回目に見たイメージとの間に落差があった場合、その落差を現実以上に大きく感じる心理のこと。
つまり、自分を盛ったプロフィール写真を使っている人は、直接会ったとき、コントラスト効果によって相手をがっかりさせてしまうのです。
しかも、盛った写真やプロフィールを見て相手が
「素敵な子と会える!」
「スペックも高いし、この人完璧だわ」
…と期待していればいるほど、実際に会ったとき違うところが見えてきて「思っていた相手と違う」と幻滅することになるのです。
同じように、あなたが相手に対する幻想を膨らませ、現実以上に期待することもやめましょう。
盛り上がり過ぎると、適切なコミュニケーションが取れず、結果的に2人の仲は深まりません。
まとめ
いかがでしたか?
オンラインでの出会いを本物の恋愛に発展させるためのポイントは、次の3つです。
お互いのことをきちんと知った上で早めに(2週間程度)会う
電話での会話に持ち込もう
盛らない&勝手に盛り上がらない
マッチングアプリなどのオンラインでの出会いは、出会いの確率を高めるための手段に過ぎません。
その特性を活かすには、自己開示を深めつつ、早めに会うこと。
確証バイアスを味方につけることが重要です。
そして、面と向かって話をするまでに想像が膨らむからこそ、
現実以上の幻想を相手に見せること
現実以上の幻想を相手に抱くこと
…は避けましょう。それがオンラインでの出会いを成功させる秘訣となります。