【ネガティブ診断】あなたはネガティブ?ポジティブ?10項目からメンタル状態を診断!
あなたは自分がネガティブとポジティブどっちだと思いますか?ポジティブ思考は人生を豊かにするための大切な軸となり、ネガティブ思考は危機回避に役立ちます。しかし、自分はどっちかわからない人は多いですよね。そこで今回はメンタル状態を診断できる10個の項目をご用意しました。
あなたはネガティブなタイプですか?それともポジティブなタイプですか?
一般的にはネガティブ=良くないと思われがちです。
しかし、心理学の世界では、どちらにもメリット・デメリットがあると考えます。
たとえば、ネガティブ思考の人は危機回避能力が高く、堅実な選択ができるタイプと評価されます。ただ、素早い決断を求められる場面では判断が遅くなり、チャンスを逃しやすい傾向も。
一方、ポジティブ思考の人は新しいことにチャレンジする能力に優れています。これは充実した人生を送る可能性を高めてくれますが、リスクを取るあまり大きな失敗を招きやすいとも言えます。
つまり、あなたがどちらのタイプであっても一長一短があるということ。
大切なのは、自分がどちらの思考が強いかを知り、強味と弱味を理解した上で日々を過ごすことです。
とはいえ、自分がネガティブ、ポジティブどちらのタイプかよくわからないケースもあります。そこで、メンタルの状態を診断するための10個の質問を用意しました。気軽な気持ちで質問に答えてみてください。
あなたはネガティブ?ポジティブ?10個の項目から診断!
心理学の過去の研究をベースに、あなたがネガティブかポジティブかがわかる10個の項目をピックアップしました。
1つ1つの項目に対して深く考えずに直感で「イエス」か「ノー」で答え、「イエス」の数を数えてください。
ネガティブポジティブ診断
① 計画通りに物事が進まないとストレスを感じる
② 新しい環境に飛び込むのが不安で仕方ない
③ いつも荷物は多い方だ
④ 責任のある仕事を任されるとやる気よりもプレッシャーを感じる
⑤ 友人や恋人の些細な発言をいちいち気にしてしまう
⑥ 物事を完璧にこなさないと落ち着かない
⑦ 何をするにも常に「心配」が先にきている気がする
⑧ 他人に褒められても素直に受け取れない
⑨ 何かにつけて自分自身を責めてしまう
⑩ 他人と自分を比較して、自分が劣っていると感じてしまう
「イエス」はいくつありましたか?
イエスが9個以上:ちょっと危険!?かなりのネガティブ思考
あなたはネガティブ思考がベースにあり、さらに最近はネガティブ度が高まっていると言えます。
このままでは心が危険。ネガティブを改善する必要があります。
イエスが6〜8個:基本はネガティブ、ときどきポジティブ
あなたはネガティブ思考がベースにあるものの、場面場面ではそれをメリットに変えて過ごすことができています。
とはいえ、ちょっとしたことをきっかけに、かなりのネガティブ思考に陥ってしまう危険性も。そうなる前に、自己肯定感を高める方法を知っておきましょう。
イエスが3〜5個:基本はポジティブ、ときどきネガティブ
あなたはポジティブ思考がベースにありますが、最近はややネガティブなモードに入っているようです。
今は比較的バランスが良い状態ですが、ネガティブが強まらないように注意しましょう。
イエス2個以下:ネガティブはエッセンス程度のポジティブ思考!
あなたはポジティブ思考がベースにあり、それが強く出ています。勢いのあまりリスクの高い決断をくださないよう注意しましょう。
ネガティブになってしまう原因は失敗を恐れるメンタルにある
イエスが6つ以上あった人は、ネガティブを少し改善する必要が。
ネガティブ思考を軽減させる簡単な方法を教えます。
「失敗への恐れ」はネガティブのメリットをデメリットに変えてしまう
ネガティブ思考の特徴が強く出すぎ、デメリットになってしまう原因は、「失敗を恐れすぎてしまうメンタル」にあります。
失敗すると恥ずかしい
失敗したときのリスクが怖い
失敗したらと思うとチャレンジできない
こうした思いが強くなりすぎると、ネガティブ思考の人が持っているメリットの1つである慎重さに拍車がかかってしまい、「行動できない」「いつまでも決断できない」というデメリットに変わってしまいます。
その対策として、失敗を恐れすぎないメンタルを作るトレーニングを行っていきましょう。
失敗を恐れないメンタルを作るには、行動回数を増やすことが有効
取り組むことはシンプルです。行動の量を増やしていきましょう。行動してみると、もちろん失敗も増えますが、成功も増えます。
成功した体験
→自信に変わっていく失敗した経験
→振り返りをして失敗に慣れていく
こうして失敗を恐れないメンタルが育っていくのです。たとえば、早起きを習慣化したいと思い、目覚ましを5時にセットしたとしましょう。
すっきり起きることができた(成功体験)
→早起きできたことで自信がつく
寝過ごしてしまった(失敗体験)
→失敗を振り返り、夜は早く寝る、カーテンを開けて寝るという対策を取る
→対策のおかげですっきり起きることできた
→対策が成功体験に結びついたことで自信がつく
こんなふうに小さな挑戦、新たな行動の量を増やすよう心がけてください。
「数打ちゃ当たる」方式を採用して、「行動するなら失敗して当たり前」というメンタルも鍛えていきます。
失敗を恐れないメンタルを作るときの2つのルール
ただし、2つだけ守ってもらいたいルールがあります。
1つは、行動の量を増やすことにトライする前に、自分の中で「このリスクだけは取らない」と「やってはいけない行動」を決めること。
もう1つは、 1日の終わりに「今日はどんな失敗をした?」と振り返りの時間を作ることです。
そこで、失敗に気づいたら、必ず自分で自分を褒めてあげましょう。
というのも、「失敗した=行動を起こした、もしくは行動しようと思った」からです。
行動の量を増やそうと動き出した自分を認めることで、自信が育まれていきます。
その繰り返しによって「失敗を恐れすぎないメンタル」が作られ、ネガティブ思考の人は自分が本来持っている良さを生かして日々を送ることができるようになるのです。