彼氏が好きかわからない…本当の気持ちを確かめる方法や不安定になる原因とは
「最近マンネリなのか、彼氏のことが好きなのか自分の気持がわからない…」という不安定な状態に陥ってはいませんか?このまま付き合うべきか別れるべきか不安になり、悩みますよね。そこで今回は、彼氏が好きかわからないと思う瞬間や好きかわからなくなる原因、別れるべきか否かを解説します。
◆ 大学生の頃から付き合っている彼氏にときめかない。でも、別れてまた一から彼氏を探すのはめんどくさい……
◆ 前は会いたくて震えるくらいだったのに、最近は会っていても感情が無のときがある
◆ 彼はとてもいい人だし、将来も考えているけど、つまらなさを感じてきている……
こんなふうに、相手が大好きで付き合い始めたはずなのに、気づいたら、「彼氏が好きなのかわからない…」という状態に陥ったことはありませんか?
じつは、こうした彼氏への恋愛感情の変化は誰にでも訪れる現象です。
しかし、ときめかない自分に気づくと、このまま付き合い続けるべきか、思い切って別れるべきか、悩んでしまいますよね。
そこで今回は、彼氏が好きかどうかわからないと思う瞬間とその原因。そして、別れるべきか否かについて解説します。
「彼氏が好きかわからない」と思う瞬間は?当てはまる数で自己診断してみよう
まず、世の中の女性たちは、どんなときに「あれ? 彼氏が好きかどうかわからなくなった」と感じているのでしょうか?彼氏への気持ちがわからない…と感じる瞬間10個を集めました。
10個中、自分も当てはまる!と思う項目がいくつあるか数え、自分の「彼への恋心」を自己診断しましょう。
彼氏が好きかわからない…となる瞬間 10選
① 恋人というより友達のような感覚になっている
② 一緒にいても、お互いのスマホを見て、別のことをしている
③ 相手の話に興味が持てず、聞き流していることがある
④ 彼氏の癖や口癖など、嫌なところばかりが目につく
⑤ 会う約束をしてもワクワクしないし、実際に会ってもときめかない
⑥ 相手に可愛いと思われたい気持ちが薄くなった
⑦ しばらく会ってなくてもLINEで十分。「会いたい」気持ちにならない
⑧ 彼氏と一緒にいるより、友達と遊んでいる方が楽しい
⑨彼氏からの電話やLINEに「鬱陶しい」と感じることがある
⑩ 彼氏のためになにかしてあげたいと思わなくなった
当てはまる瞬間はありましたか?
半分以上心当たりがあり、彼氏が隣にいて当たり前の存在から、いてもいなくてもどっちでもいいかも……という存在になりつつあるなら、注意が必要です。
彼氏のことが好きかわからない…本当の気持ちを確かめる方法
あなたの「彼氏のことが好きかわからない…」という気持ちは、一時的なものなのか、冷めきった本心から来ているものなのかを確かめるほうほうを紹介します。
彼氏のことが好きか確かめる方法① 3年後の2人の姿を想像する
3年後、二人はどうなっているのか具体的に想像してみましょう。
同棲を始めている、結婚して一緒に暮らしている、お気に入りの家具に囲まれた家で毎日楽しく二人で生活している……と無理なく幸せな未来が描けるなら、今、感じている「彼氏が好きかわからない」という気持ちは一時的なものだと言えるでしょう。
彼氏のことが好きか確かめる方法② 二度と会えないことを想像する
思い切って、「もう二度と彼氏に会えなくなったら?」という極端な設定での自己分析を行いましょう。
もし二度とあえなくなったらどんな気持ちになるかをノートに書き出してみるのです。
彼氏にもう会えなくなると考えたとき、「心が軽くなる」と思うのか、「そんなの嫌だ!」と思うのか。あなたの本音が見えてきます。
彼氏が好きかどうかわからなくなる原因
では、どうして彼氏が好きかどうかわからなくなってしまうのでしょうか?
ときめきがなくなるのは、脳内物質EPAが減少するから
ある恋愛に関する調査で明らかになった、こんな数字があります。
「42.7%のカップルは1年以内に、82%のカップルは3年以内に別れてしまう」
もちろん、この調査結果がすべてではありませんが、1人の恋人と長く付き合うのは意外に難しいことなのです。
事実、脳科学の研究には時間が経つにつれて、相手への恋愛感情が薄れていくことを裏付けるデータがあります。
それはPEA(フェニルエチルアミン)という脳内物質の分泌と関係しています。
PEAは恋愛の初期段階ほど多く分泌される、ときめきやドキドキの源とも言える物質。
ところが、恋愛初期の魔法を支えているPEAは2人の関係が安定するに連れて分泌量が減少していくのです。
「EPAの減少+大きな出来事」で彼氏への気持ちがどんどん薄れていく
EPAが減少すると、
なんとなく彼氏にときめかなくなってきたかも
会っても楽しくならない
このまま付き合っていて平気なのかな
……といった心境になっていきます。これは自然な変化です。
しかし、そこであなた自身に何か大きな出来事があると、その気持ちに拍車がかかり、彼氏への気持ちはどんどん薄れていきます。
例えば……
◆ 仕事で失敗するなど、ネガティブな出来事があった
→恋愛のことを考える余裕がなくなり、彼氏への気持ちも薄くなる
◆ 彼氏への愛情の薄れを友達に相談した
→彼氏との過去を振り返り、そもそも相手の猛アタックで妥協して付き合ったと気づいてしまい、冷める
◆ 彼氏以外の魅力的な人に出会ってしまった
→新しい出会いの方に気持ちを持っていかれて、彼氏のことはどうでもよくなる
このような状況や心境になったとき、持ち上がってくるのが「もう別れた方がいいのでは?」問題です。
別れるべき? 別れないで付き合い続けるべき?
ときめかない時期がやってくるのは、別に悪いことではありません。
2人が普段どおりの自分を見せ合える、安定した関係になってきたと言えるからです。
そのため、「彼が好きではないのかも」と思う瞬間があったとしても、すぐに別れを意識せず、様子を見るのも悪くない選択だと言えます。
というのも、こうした期間を乗り越えることで、カップルの絆は深まり、信頼できるパートナーとなっていく可能性があるからです。
倦怠期を乗り越えて、一歩進んだ関係になるための対処法
では、どんな努力をすると、より信頼できる関係へと発展していくのでしょうか。
それはPEAの減少が始まった以降に「深い信頼関係」を築く努力をすることです。具体的には、
お互いが話すときはスマホを手放す
お互いの外見を褒める
それぞれの時間を大切にする
一緒に旅行に出かけるなど、非日常的な体験をする
……といった努力を心がけてください。二人の関係がより深まります。
会うたびにドキドキしていたカップルから、落ち着いた恋愛関係へと移行し、お互いに信頼感を感じられると、脳内では別名「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンがたくさん分泌されます。
すると、PEAによる「燃えるような恋愛感情」が薄れたとしても、穏やかな愛情を持ち続けることができるようになるのです。
努力しても気持ちが戻らないなら「別れ」を選択するのもあり
ただし、こうした努力をしてみても「やっぱり冷めているかも」と感じるなら、素直に別れを選択する勇気を持ちましょう。
我慢を重ねて、恋愛ストレスに苦しむよりも、新しい出会いを求める方が有効な時間の使い方だと言えるはずです。