初デートの会話が盛り上がる話題5選!成功させて次のデートにつなげよう
「初デートで話す内容が思いつかない」「距離が縮まる話題が知りたい!」
そんな悩みを抱える男性に、初デートが盛り上がって次のデートにつながる話題やトークのテクニックを教えます。
誰もが少なからず緊張する初デート。
2人きりで会ったとき、「どんな話題がいいのかわからない…」「沈黙になったらどうしよう」と悩む男性は少なくありません。
そこで今回は、初デートでの会話をスマートに進め、次のデートにつなげるためのトーク術を解説していきます。
初デートでやってしまいがちな2つのしくじり
緊張した男性たちが初デートでの会話でやってしまいがちなしくじりポイントは2つあります。
しくじりポイント①
自分の仕事や趣味の話ばかりしてしまう「自分を語りすぎ」というしくじり。
しくじりポイント②
「何か話さなくちゃ……」と焦るうちパニックになり、無言になるというしくじり。
どちらも深層心理にあるのは、
「いいところを見せなくちゃ」
「おもしろい話をして会話を盛り上げなくちゃ」
…という前向きな気持ちです。しかし、それが裏目に出て空回り。
その経験をきっかけに「初デートで何を話せばいいのかわからない……」という悩みを深めてしまうのです。
女性に「今日は楽しく話せた」と感じさせることが重要
多くの男性が考えているとおり、初デートを次のデートにつなげるための最重要ポイントは2人の会話が盛り上がることです。
ただし、男性が常に会話をリードし、おもしろい話をする必要はありません。
また、夜景のきれいなレストランなど、いかにもデートスポットにアテンドすることはさほど重要ではありません。
大切なのは、彼女が「今日は楽しく話せたな」と感じること。
それが次のデートにつながっていくのです。そのためには、
あなたが聞き手になること
相手が話しやすい話題を選ぶこと
会話を通じてお互いの価値観が見えてくること
…などがポイントとなります。では具体的にどのような話題が適しているか見ていきましょう。
初デートでおすすめの話題①映画の話よりも旅行の話
よく、「映画の話は初でデートに適している」と聞きますよね。でもこれ、じつは間違い。
初デートに適しているのは映画の話よりも旅行の話であることが心理学で明らかとなっています。
旅行の話は親密度が上がりやすい
例えば、心理学と行動経済学の専門家であるリチャード・ワイズマン博士は、数千組の男女を対象にした調査でデート時の話題として、映画よりも旅行の話が適していることを突き止めました。この調査では、
最初のデートで旅行の話をした男女
→18%が次のデートに進むことができた最初のデートで映画の話をした男女
→9%しか次のデートに進むことができなかった
…といったことが判明。これは「これまでに行った旅行先」や「これから行ってみたいと思っている旅行先」の話をそれぞれが語ることで、一緒に旅行に行っているような気分になれるからです。
ともに旅をしているシーンを想像することで、親密度が上昇。すると、
「次もどこかにでかけてみよう」
「この人と旅行したら、いいことあるんだろうな」
…という気持ちが膨らみ、次のデートにつながりやすくなるわけです。
映画の話は「男女の考え方の違い」が明確に出てしまうので避けよう
一方で、映画の話が逆効果になりがちなのは、男女の考え方、語り方の違いが明確に出てしまうから。
特に男性が映画好きだった場合、この傾向は強くなります。男性が「映画とか好きですか?」と質問したとしましょう。特に悪くない会話の始め方です。
しかし、女性が「私、あの映画好きなの」と答えた途端、映画好きの男性は、
「ああ、あの映画ね。監督は誰々で、主演は◯◯さんでしたね。あの女優さんは以前、△△という作品で助演女優賞を受賞していているんですよ」
…とウンチクを語り始めがち。こうなると、終わりです。
女性は、基本的には細かいスペックよりも、その映画を見た自分の感情をシェアしたいもの。
つまり、良かれと思ってウンチクを繰り出している男性は、女性が話したい内容を無視して自分語りをしてしまっているわけです。
これは映画に限らず、自分の好きなこと、詳しいことを語るとき、男性が陥りがちな会話の地雷ポイントですので、覚えておきましょう。
初デートでおすすめの話題②「一緒に観た映画」の話
しかし、同じ映画を一緒に見た後にその映画の話をするのは◎
映画館で同じ映画を観ることは共通の体験になります。
そして鑑賞後に感想を伝え合うことはお互いの価値観を確かめることにもなり、親密度を高める効果があります。
つまり、別々に見た映画の話はNGでも、一緒に見た映画について話すのはOKなんです。
そのため、昔から初デートの定番である映画デートは、科学的観点から見ても初デートに適していると言えるでしょう。
初デートでおすすめの話題③ちょっと話しづらい話題
行動経済学の専門家でデューク大学のダン・アリエリー教授が、オンラインの出会い系サイトにおける数万件のやりとりを調査した研究があります。
出会い系サイトにおけるやりとりの研究
<内容>
男女が初デートで交わした会話の内容から「どんな会話をすると、関係が長続きしているか」を調べる。
<結果>
「今まで何人と付き合ったか」
「最後に恋人と別れたのはいつだったか」
「恋愛を通じて誰かを傷つけてしまったことがあるか」
「浮気は何回ぐらいしたことがありますか?」
…など、一般的には話しづらい内容と考えられていることについて会話を交わしている男女の方が、関係が長続きしていることがわかった。
何度か会った後にこうした話題を持ち出すのは、お互いのことを多少なりとも知っているため、どこか重たさが生じます。
しかし、初デートでいきなりデリケートな話題を振ることで、心理的な壁を感じずに打ち明けることができるのです。そして、話しづらいことを打ち明けることは、一種の秘密の共有になります。
秘密の共有は、たとえ短時間のコミュニケーションであっても、相手に「この人は特別だ」「本音を話せる人だ」という印象を残し、一気に信頼関係を築くことができます。
つまり、次のデートに進む確率をぐんと高めてくれるのです。具体的には、
自分の弱点やマイナスな面
許せない事
人生で幸せに感じる瞬間
……といった話題で、自己開示をしていきましょう。特に、弱点に関する話題は自分を客観的に捉えることができるというアピールになったり、親近感を与えたりできるのでおすすめです。
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初デートでおすすめの話題⑤好きな食べ物の話
「どんな食べ物が好きですか?」は鉄板のテーマ。
相手に聞くとき、「俺はハンバーグが好きで、最近はいろんなお店を巡るのが趣味なんだよね」など、自分の好みも簡単に伝えましょう。
相手の好きな食べ物やお店などの情報がわかったら、「今度一緒に行ってみない?」と次回のデートの約束もできます。
相手の食の趣味を否定するのはNG!
たとえ相手の好きな食べ物が自分の苦手な食べ物だったとしても、「よく食べられるね」「俺には無理」など否定的な言葉を投げるのはNG。あなたの好感度は急降下してしまいます。
「食わず嫌いだったんだけど、そんなに美味しいっていうなら今度挑戦してみたいな」など肯定的な言葉をかけましょう。
質問は「連想ゲーム」のように深掘りすること
女性は聞くより話したい生き物。得意なジャンルの話題に対して興味を持って聞かれたとき、喜ばない女性はいません。
そして、相手を深掘りするために欠かせないのが、気の利いた質問です。
相手が無理なく自己開示できるような聞き方をすることで、プライベートを引き出していきましょう。
そのとき大事になるのが、流れ。連想ゲームのように質問しましょう。
連想ゲームができていない…NG例
「休みの日は何をすることが多いの?」
→「最近はカフェ巡りにはまっているの」
→「カフェか〜。他にはなにかはまってることある?」
同じ話題で展開させているようですが、じつはカフェの話はスルーし、別の質問へ移っています。
こういう展開は相手に嫌がられるので注意しましょう。
連想ゲームができている!GOOD例
「休みの日は何をすることが多いの?」
→「最近はカフェ巡りにはまっているの」
→「カフェで美味しいコーヒー飲みながら本読むのとかいいよね!最近行ってよかったカフェあったら教えてよ」
流れを重視し、興味を持っていることを示すと、自然と会話量も増え、プライベートが見えてきます。
話し上手ではなく聞き上手になろう
繰り返しますが、最大のポイントは女性が「楽しく話すことができた」と感じられること。聞き上手になることを意識すればOK。話し上手じゃなくてもいいのです。
くれぐれも話しすぎて空回りしたり、無言になったりしてしくじらないように注意しましょう。