優しすぎる男はモテない!?科学的に判明した優しすぎてモテない男の特徴
優しい男はモテるはずなのに、「優しすぎて物足りない」「優しすぎて恋愛対象にならない」と言われたことはありませんか?
実は、優しくてモテる男と優しすぎてモテない男には明確な違いがあるんです。
今回は、「優しくてモテる男と優しいのにモテない男の違い」と、「優しすぎてモテない男の特徴」をお教えします。
あなたはこんな経験をしたことがありませんか?
◆ 気になっていた女の子から、「優しいんだけど、恋愛対象にはならないかな」と言われてしまう……。
◆ 付き合ってしばらくした彼女から「優しすぎて物足りないかも」と別れを切り出されてしまった……。
◆ 優しい男性はモテると言われているのに、それを理由に恋にブレーキがかかってしまった……。
じつは、優しくてモテる男、優しすぎてモテない男には明確な違いがあります。
今回は、モテる優しさ、モテない優しさについて深掘りしていきたいと思います。
優しすぎる人がハマる落とし穴
優しい人、親切な人は基本的に多くの人から好かれます。
しかし、恋愛の重要な局面では優しさ、親切さが裏目に出てしまうことがあるのです。
「高すぎる共感能力」が、行動のブレーキに
優しいのにモテない人は共感能力が高すぎるといった特徴を持っていることが、実験によって判明しています。
優しいのにモテない人の特徴が判明した実験
<実験内容>
2006年、サウスカロライナ大学が191人の男性を集めて性格テストを実施。
その際、これまでの恋愛歴などを詳しく聞き取った。
<結果>
優しい人の中でも、モテる人、モテない人がおり、そこにははっきりした違いがあることが判明。
優しいのにモテない人、優しさを理由に振られた経験のある人に共通していたのは共感能力の高さだった。
◆ 共感能力とは?
共感能力とは、周囲の人の感情を察する能力。
共感能力の高い人は、相手のうれしい気持ち、悲しい気持ちに気づき、「この人は今、うれしいんだな」「この人は今、悲しいんだな」と寄り添うことができます。
そして、寄り添われた側は「この人は私の気持ちを理解してくれる」と安心し、信頼感を抱きます。
優しくて、共感能力が高いというのは人としてすばらしいこと。
同じチームで仕事をしていたら最高の仲間です。
ところが、恋愛においては高い共感能力が行動のブレーキとなってしまうことがある、ということです。
相手のことを考えすぎて、
アピールや告白のチャンスを失ってしまう
優しくて、共感能力が高い人の恋愛に置ける弱点。
それは、「俺についてこい」的な強気のアプローチができないところです。
例えば、好意を抱いている女性がこちらの関心を持ち、接近してきたとしましょう。
本来であれば、自分の好意を伝え、デートに誘うなり、告白するなりする場面です。
ところが、ここでも「彼女は僕に何を望んでいるんだろう?」と相手の真意や気持ちを察することを優先してしまい、告白のチャンスを逃してしまうのです。
共感能力が高すぎる人がやってしまいがちなこと
<具体例 ①>
気になる女性をデートに誘いたいけれど、「最近、忙しくて」とSNSに投稿しているのを見てしまい、「忙しいなら、迷惑かな」「もう少ししてから誘おうかな」と遠慮して、タイミングを逃してしまう。
<具体例 ②>
「おいしいお店を教えて」(食事に誘って欲しいな)という女性からのアプローチに対して、食べ物の好み、どんな雰囲気が好きかを丁寧に聞き出し、入念にリサーチした末、食事に誘わずにオススメのお店リストをプレゼントしてしまう。
このような対応をすることで、女性から「頼りない人」「私は恋愛対象に見られていない」と思われてしまい、恋のチャンスを失うことになるのです。
共感能力の低い男性は、
空気を読まずアタックしている
逆に共感能力が低い男性は空気を読まずに、「当たって砕けろ!」と行動に出ることができるので、結果的にモテているというデータもあります。
付き合っている女性がいない男性に「今、彼女になりそうな人はいますか?」と質問したところ、共感能力の低い男性の方が15%も高く「彼女になりそうな人がいる」と答えたのです。
これは共感能力の高い男性に比べて、低い男性は自分の思うままにアタックできる押しの強さを備えているため。
過去にも告白してうまくいった成功体験があるので、気になる女性には積極的にアプローチしていきます。
逆に共感能力の高い男性は躊躇してチャンスを逃した経験があるので、より告白に慎重になってしまうのです。
付き合うまではやや強引にいこう!
正しい戦略としては、告白のときは相手への共感を抑え気味にして、やや強引に。
そして、無事に付き合うことができたら、持ち前の共感能力の高さを発揮してジェントルな彼氏を目指しましょう。
共感能力は低すぎてもモテない!
優しさを勘違いしてモテない男の特徴
共感能力が高い男性は、彼氏になると好評で、彼女との関係は良好に推移します。
つまり、共感能力の高い人の優しさは告白という壁を越えれば、モテる優しさになるのです。
一方、女性がモヤっとしてしまう「モテない優しさ」もあります。
じつはこの「モテない優しさ」の背景には、共感能力の低さがあるのです。
女性がモヤっとしてしまう、ズレた優しさを発揮してしまう男性は、女性の感情により添えないため、
◆ 「自分の意見を言わずに相手に合わせること=優しさ」
◆ 「自分の良かれと思う価値観で、相手をエスコートすること=優しさ」
…と思い込んでしまいます。
ここからは、具体例を入れながら優しさを勘違いしてモテない男の特徴を3つ詳しくご紹介します。
優しさを勘違いしてモテない男の特徴①
自分の意見を言わない
モテる優しい人は、相手のニーズを汲み取り、応えていくことができます。
一方、共感能力の低いモテない優しさを発揮する人は、悪い意味で女性任せ。
自分の意見を言わないことが優しさだと勘違いし、女性のニーズに応えることができず、モヤッとさせてしまうのです。
具体例:ディナーでどこに行くか決める時
<優しさを勘違いしている人>
男性「君の食べたいものでいいよ」
女性「今日は和食がいいな。お店、どうしようか。」
男性「好きなところでいいよ。決めて。」
→女性に決定権を委ねることが優しさと勘違い。
<共感能力の高い人>
男性「何が食べたい気分?」
女性「今日は和食がいいな」
男性「いいね! 和食か。僕も食べたいと思ってた。ちょっとお店調べてみるね」
→女性のニーズに応えつつリード。付き合った後は、共感能力の高さがプラスに働く。
優しさを勘違いしてモテない男の特徴②
ユーモアのない、的外れな優しさ
共感能力の低い人は、自分の価値観に合わせて真摯に向き合うことが優しさだと勘違いしがちです。
それは間違った態度ではありませんが、女性をモヤっとさせる言動につながってしまいます。
具体例:女性からの相談に対して
<優しさを勘違いしている人>
女性「最近、仕事のことで悩んでいて。」
男性「そうなんだ。」
女性「人間関係でトラブルがあって、考え始めると夜、眠れないんだよね。」
男性「じゃあ、気分転換に遊びに行こうよ。いいドライブコース見つけたんだよね。」
→相談を聞かず、女性の気持ちはスルー。良かれと思って示した代案は、自分が楽しいから相手も楽しめるだろうというもの。女性は的外れ感を覚えてしまう。
<共感能力の高い人>
女性「最近、仕事のことで悩んでいて。」
男性「大変なんだね。」
女性「人間関係でトラブルがあって、考え始めると夜、眠れないんだよね。」
男性「眠れないのしんどいよね。トラブルは解決できないけど、スカッとする海外ドラマがあるから、今夜一緒に見てみる? ゆっくり話を聞くよ。」
→ユーモアあるプレイフルネス(しんどい状況でのポジティブな返し)で、女性の心情に寄り添っていく。
優しさを勘違いしてモテない男の特徴③
女性に「どうする?」と判断を委ねる
女性の意見に頼り、「どうする?」と聞いてくる男性は、やはり魅力的に見えません。
例えばデート中にトラブルが発生した場合。女性からすると、
柔軟に対応できる男性
→知性があり、頼りがいがある人あたふたしてしまう男性
→頼りない優柔不断な人
…といった印象になります。
具体例:旅行でトラブルにあった場合
2人で初めての旅行へ。ところが空港に向かう電車が事故で遅延。飛行機に乗り遅れそう……。
<優しさを勘違いしている人>
女性「どうしよう。このまま電車を待つ?」
男性「駅員に聞いてみるよ」
女性「どうだった?」
男性「復旧見込みわからないって」
女性「飛行機に間に合わないかも」
男性「俺に言われても困るよ……」
→彼女と一緒にパニックになってしまい、右往左往。「頼りない人」と、見損なわれてしまうかも。
<共感能力の高い人>
女性「どうしよう。このまま電車を待つ?」
男性「一旦、深呼吸して落ち着こう」
女性「そうだね!でも、どうしよう? 飛行機に間に合わないかも」
男性「空港バスの時間を調べてみようか。いざとなったら、タクシーもあるし」
女性「そうか。電車にこだわらなくてもいいのか」
男性「案内所で聞いてみるね」
→まずはお互いの心を落ち着けて、代案を提案。「頼りになる人」と好印象に。
優しさを勘違いしている男性は、女性に「どうする?」と判断を委ねがち。
これは責任転嫁になってしまい、逆効果です。
トラブルが起きたときは、パートナーの不安な気持ちを受け止め、前向きな対応を見せること。
すると、優しいけど、いざというとき頼りになると評価されます。
告白の前と後で、
共感能力に高低差を作ろう
基本的に、優しさと共感能力の高さはモテにつながります。
しかし、告白の前に共感能力の高さを発揮しすぎると、恋が前に進まなくなってしまうことも。
好きな人ができたら、共感能力がちょっと低い男性のように、思い切り、告白することをオススメします。
仮に断られたとしても、「どうかな?」「大丈夫かな?」と躊躇しながら時間を浪費するよりも、次の恋へ向かういいきっかけになります。
そして、告白がうまくいった後は持ち前の優しさと共感能力を十分に発揮していきましょう。長続きするカップルになれるはずです。
逆にこの記事を読んで、自分は共感能力が低いかも……と思った男性は要注意。
共感能力は映画や小説、漫画など登場人物の感情を追うことができる物語を見聞きすることで鍛えることができます。
女性の求める優しさを理解していきましょう。