彼氏とケンカしちゃった…正しい謝罪と仲が深まる仲直りの方法
「彼氏とケンカしちゃった…仲直りしたいけどどうしたらいいかわからない…」と不安になることはありますよね。大好きな彼とケンカ別れしないためにも、仲直りは絶対必須。そこで今回は、彼の心に響く謝るときのポイントや謝罪のベストタイミング、仲が深まる仲直りの方法ベスト5をご紹介します。
恋愛と切っても切れない関係にあるのが、彼氏とのケンカです。
一切ケンカをしないカップルが理想かもしれませんが、それはなかなか実現しづらいもの。
しかし、心理学的に言うと、ケンカをしたときはお互いの価値観が明らかになり、仲を深めるチャンスでもあるのです。
そこで今回は、「彼氏とケンカしちゃった。仲直りしたいけど、どうしたらいいかわからない…」と不安なあなたに向けて、
「ごめんなさい」と謝るときのポイント
謝るベストなタイミング
二人の仲が深まる仲直りの方法ベスト5
…といった3つの切り口でケンカをしたときの対処法を紹介していきます。
「謝罪」と「仲直り」は別!
重要なのは、「ごめんなさい」という謝罪と仲直りの方法は別だということ。
謝ったら許してもらえて、すぐに仲直りできるわけではありません。
いいタイミングで謝り、彼氏が心を開いてくれたところから仲直りを始めていくという流れが大切。
そうすることで理解が深まり、二人の仲はケンカの前よりもぐっと良くなるのです。
彼氏に謝るときは、
スキンシップを取ると効果的
彼女から彼氏に「ごめんなさい」と謝るときのポイントは、スキンシップを織り交ぜていくことです。
すると、謝罪を受け入れ、心を開いてくれる確率が上がります。
効果的な謝り方を探る実験
<実験内容>
2017年に、アメリカのバックネル大学の研究チームが74人の男女を集め、複数の謝罪テクニックを試し、男性相手、女性相手に効果的な謝り方を探る実験を行なった。
<結果>
男性は相手との親密さを判断するとき、体の距離の近さ、スキンシップの回数を重視する傾向があると判明。
つまり、女性から男性への謝罪の場合、スキンシップを織り交ぜることで相手の機嫌が良くなることがわかったのです。
あなたも彼氏に謝るときは、腕をツンツンと突いたり、手をつないだり、ハグをしながら「ごめんね」を伝えてみましょう。
男心は意外と単純。
彼氏の怒りもすーっと静まっていくはずです。
謝るときのベストタイミングは
ケンカの種類や内容によって変わる
謝罪はタイミングによって効果が変わってくることが、心理学の研究で明らかになっています。
謝罪のベストタイミングを調べる実験
<実験内容>
2013年にニューヨーク州立大学が60組のカップルを集めて行った実験。研究チームは、
① ケンカが始まってから1分後に謝罪するよう指示したグループ
② ケンカが始まってから5分後に謝罪するよう指示したグループ
…といった2つのグループをそれぞれ比較。
<結果>
◆ 10分以内に終わるケンカの場合
→5分後の謝罪の方が効果的といったことが判明。
◆ 10分以上長引くケンカの場合
→1分後の謝罪の方が効果的といったことが判明。
同じ「ごめんなさい」でも、状況によって伝わる場合とそうでもない場合があるのです。
些細な理由で始まるケンカの謝罪は5分後に
なぜこうした結果になるかと言うと、10分以内に終わるケンカはだいたい些細な理由で始まっています。
LINEの返信が遅い
生返事でこちらの話を聞いていない
皿を洗っておくと言ったのに、流しに置きっぱなし
この手の小さな出来事から始まるケンカの場合、お互いのイライラをある程度、吐き出しあってから、
「そうか、ごめん、私がちょっと間違っていた。あなたがそういう風に思っているって知らなかったから、ごめんね」
…などと謝るようにしていきましょう。
些細なケンカの場合すぐに謝ってしまうと、
「話を聞いていない」
「小さなことだと思っているな」
…と、相手を消化不良な気持ちにさせてしまいます。
適当にあしらわれたように感じ、もやもやしている彼氏はあなたを許すモードに入れません。
そこで、ある程度お互いの意見を吐き出す時間を長めに取ることが重要。
5分後の謝罪の方が相手も納得しやすいのです。
長引きそうなケンカの場合、謝罪は素早く!
一方、10分以上続くケンカはお互いの価値観がぶつかり合う根の深いものです。
金銭感覚の違いからくる言い争い
過去の恋愛で相手にしたひどい行いを反省していない
お互いの友人や家族をけなすような言い方をした
こうした場合、ケンカが始まってすぐに謝罪する方がいいでしょう。
なぜなら、根底に大きな問題があるため、真剣にぶつかり合うと「普段はいい人だけど、この問題だけは差があるんだな」と深刻な仲違いになり、別れを招く可能性もあるからです。
そこまでヒートアップする前にすばやく謝罪しましょう。気持ちを落ち着かせることができます。
いずれのケンカの場合も大事なのは適切な謝罪のタイミングによって、相手の気持ちをなだめてから仲直りのフェイズに移っていくこと。
このステップを踏まないと、「こちらは謝ったつもりなのに、彼氏は不機嫌なまま」という状態に入ってしまいます。
仲が深まる仲直りの方法ベスト5
「ごめんね」「ごめんなさい」と謝ることの最大のポイントは、その言葉で相手の心がオープンになること。
また、謝った側もケンカに一区切り付けたことで気持ちが安定します。
つまり、お互いに仲直りに向かう準備が整うのです。では、
そこからどうやって関係を修復していくか
心理学的に男性はどうして欲しいと思っているのか
…という視点から、効果的な仲直りの方法を5つ紹介します。
仲が深まる仲直りの方法5位
原因を、冷静に話し合って突き止める
何がケンカの発端になったのかを冷静に話し合いましょう。
特に男性は相手の感情を察することが苦手。
そのため、あなたが不機嫌になった理由やどういう気持ちでいたか、嫌な気持ちになったきっかけなどを言葉で説明してあげると納得し、安心してくれます。
仲が深まる仲直りの方法4位
できるだけ一緒に時間を過ごす
ケンカをして謝って気持ちは落ち着いたものの、なんとなく気まずくなってしまい、「少し冷却期間を作りましょう」と距離を置くのはNGです。
人は一緒にいる時間が長ければ長いほど、信頼関係が深まるもの。
ケンカの後という非日常の時間だからこそ、一緒においしいものを食べに行ったり、バッティングセンターやボーリングなどで体を動かす遊びをしたりしましょう。
そうすることで、お互いの絆が強くなっていきます。
SNSへの投稿に注意!
ケンカ中にも関わらず、「気晴らしに!」と、あなた1人もしくは友人とおいしいもの食べたり、買い物をしたりして、その様子をSNSへ投稿するのはやめましょう。
リア充投稿が彼氏の目に触れると、「ケンカして大変な状況で悩んでいるのに、あいつは楽しそうにしやがって」と炎上します。
仲が深まる仲直りの方法3位
相手の謝罪をすぐに受け入れる
ケンカになった原因を話してみて、仮にあなたに落ち度がなく向こうが悪かったとしても、蒸し返すのはやめましょう。
お互いに「ごめんね」と言ったのなら、水に流して許してあげるのが仲直りの基本です。
仲が深まる仲直りの方法2位
早めに謝り、話し合う時間を長く取る
すでに紹介したベストな謝罪のタイミングを参考にしながら、自分が悪いことをしたと思ったら早めに謝りましょう。
早く謝ることのメリットは、話し合う時間を長く取ることができ、お互いの仲を深めるチャンスにつなげることができるところです。
「ごめんね」からの「あなたの話を聞かせてくれる?」という展開を大切にしていきましょう。
仲が深まる仲直りの方法1位
自分から声を掛ける
ケンカをしてしまい、お互い無言になり、冷戦に突入してしまうと、謝るきっかけを作るのも難しくなってしまうもの。
だからこそ、あなたの方から声をかけるよう心がけましょう。
相手の出方を待つのではなく、自分から声をかけ、謝って、話し合いの場を作ることが大切な人と長くいい関係を築いていくコツです。
ケンカをしない努力よりも、
上手な仲直りに尽力しよう!
ここまで、「ごめんなさい」と謝るときのポイントから謝るベストなタイミング、そして、2人の仲が深まる仲直りの方法ベスト5を紹介しました。
ケンカになると感情が高まり、思わぬ本音が飛び出します。
その分、うまく謝罪し、仲直りすることができれば、彼氏との絆を深めるいいきっかけにもなるのです。
「あのとき、あんなケンカをしたね」と笑える思い出話になるよう、謝罪と仲直りのコツを身に付けておきましょう。