男性からの告白を上手にお断りする方法。関係別の告白の断り方のポイントも紹介
告白されたけれど、どうしたら傷つけずに告白を断れるか悩む女性は多いもの。今回は、なるべく穏便に告白をお断りする方法を伝授。男友達や仕事関係の人、元カレなど告白された人物のパターン別の断り方も紹介します。
男性から「好きです」「付き合ってください」と告白されたものの、喜べない状況になってしまうことがあります。
「ちょっと、この人は……」と思ったまま、勢いに押されて付き合ったとしてもうまくいく未来が思い描けない。でも、恨まれるのは避けたい。そんなとき、どうしたら傷つけずに告白を断れるか悩む女性は多いもの。
今回は、なるべく穏便に告白を断り、諦めてもらう方法を解説。また、男友達や仕事関係の人、元カレなど告白してきた相手の人物像に合わせたパターン別の断り方も紹介します。
告白されたけど断り方に悩んでしまう…その理由は?
恋愛相手として見たことがなかった。生理的に厳しい。今は別に好きなひとがいる。
告白の断り方に悩んでしまうのは、相手と付き合えない理由があるからです。
告白の断り方に悩む理由① 友達として仲いい
男友達として、たまに遊びに行ったり、食事に行ったり……。一緒にいて苦じゃないし、聞き上手なところもあるし、できればこのまま友達関係でいて欲しい。
勇気を出して告白してくれたのはわかるけど、断ったら今後の関係が壊れるかな? と悩んでしまうパターン。
告白の断り方に悩む理由② 仕事先の人
なんだかすごく人当たりのいい人だな……と思っていたら、相手に仕事のつながり以上の気持ちがあったなんて!
でも、仕事以外で会ったこともないし、いきなり告白されて困惑。
でも、恋愛対象として見たこともないし、なにより仕事先の人だからこの先も顔は合わせるわけで……。
穏便に断りたいけど、なんて伝えればいいのかわからなくて悩みます。
告白の断り方に悩む理由③ めっちゃいい人
グループで何度か遊びに行ったけど、友達の友達という距離感だった人から急に告白されてしまった。どんな人だかわからないけど、「めっちゃいい人」とは聞いているから、なんだか申し訳ない気持ち。
マッチングアプリで出会って、何度かデートしている。いい人だとは思うけれど、付き合いたいかって言われる微妙……告白されたけど、傷つけないように断りたい。
いい人だからこそ傷つけたくないし、断るのは心が痛む……というパターン。
告白の断り方に悩む理由④ できればキープしたい
いい人そうだけど、決定打不足。そんな人からの告白で、断りたい気持ち7割、もう少し様子を見たい気持ち3割。
ちょっとずるい考えかもしれないけれど、彼よりもっと気になっている本命くんに告白されなかったときの保険としてキープしておきたいから、はっきりと断りたくはない……。
ちょっぴり残酷で計算高い考えですが、意外と女性に多いパターンです。
告白の断り方に悩む理由⑤ 事情があって内緒だけど、彼氏がいる
聞かれなかったから言わなかったけど、彼氏がいる
職場の先輩と内緒で付き合っているから、同期から告白されても……
じつは告白してきた人の友達と付き合っている
「彼氏がいるから」と断りたいけど、内緒にしていた彼氏の存在が明らかになっちゃうのも困るので悩む……というパターン。
告白を上手に断るポイントと注意点
いろいろ悩むことはあっても、基本的にお付き合いはしない方向で考えているなら、先延ばしせずにしっかり対処するのが自分のためにも、相手のためにも◎。
上手に断るポイントと注意点を解説します。
告白を上手に断るポイントと注意点① なるべく早く返事をする
どう断るか悩んだり、断った結果どんな影響があるのか考えたり、すぐに返事ができない気持ちはわかります。でも、告白してきた相手はどうなるかとドキドキしっぱなしです。
断るのならなるべく早く。可能ならその場で、無理ならその日のうちに返事をしましょう。
告白を断るときは直接会ったほうがいい?LINEでもいい?
どうしても伝えづらいとき、直接会って断るとなると日程調整も必要になるとき、どうしても顔を見て断るのが辛いときは、LINEでもいいので早めに連絡しましょう。
告白を上手に断るポイントと注意点② はっきりと断り、期待を持たせない
「もう少し強引さがあったら好きになっていたかも」
「今はまだ好きじゃないから」
「彼氏がいなかったら付き合ってたかな」
そんな曖昧な断り方は相手に期待を残してしまう分、残酷です。
はっきりとお付き合いできないと伝えましょう。
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告白を上手に断るポイントと注意点③ バカにしたり、人格否定したりしない
いくら相手のことが生理的に無理で、ナシだと思っていても、攻撃するのはNGです。
「私と付き合う? ありえないでしょ?」
「ナヨナヨしている性格が無理」
「鏡を見て、冷静に考えてみて、迷惑なんだけど」
はっきりとお付き合いできないと伝えることは大切ですが、あえて相手が傷つく言い方、言わなくていいことをぶつける必要はありません。逆恨みされても、つまらないですからね。
告白を上手に断るポイントと注意点④ 感謝の言葉を添える
断りの言葉の前に感謝の気持ちを添えましょう。
「気持ちを伝えてくれてありがとう」
「真剣に伝えてくれて、とってもうれしかった」
「好きと言ってもらえて、自信になった」
感謝の言葉で相手の気持ちに寄り添いつつ、「でも〜」と断る流れにしましょう。
告白を上手に断るポイントと注意点⑤ バレる嘘はつかない
相手への優しさ、もしくは自分を守りたいのだとしても、バレる嘘はやめましょう。
「じつは婚約していて……」
「遠くに引っ越す予定だから……」
「春から留学するから……」
バレたときに相手はショック受けますし、あなたも居心地悪くなってしまいます。
告白を上手に断るポイントと注意点⑥ 言いふらさない
告白されたことを人に言いふらすのはやめましょう。
もちろん、仲のいいごくわずかの友達や全然違うコミュニティの人に「どうしよう?」「どう思う?」と相談するのはありです。
でも、面白半分で共通のコミュニティの人たちに「じつはあの人に告白されちゃって!」と暴露するのは、NG。
結果的にあなたの評判が下がります。
告白を断るセリフ具体例
基本は「感謝+断りと理由」の組み合わせ。長々と語らず、シンプルに纏めましょう。
「告白をしてくれてありがとうございます。でも、今は勉強に集中していたくて、どなたかとお付き合いすることは考えられなくて」
「告白してくれてありがとう。でも、○○さんとの恋愛は考えられません」
「ごめんなさい。他に好きな人がいるので」
「今は恋愛よりも仕事が優先で……、今後も頼りになる仕事仲間として力になっていただけたらうれしいです」
【関係別】告白の断り方のポイント
最後に関係別の断り方のポイントを解説します。
① 友達から告白された場合の断り方
友達からの告白を断りつつ、「この先もずっと何でも話せる友達でいたいです」と返すのは残酷です。
もし、友達のままでいたいと思っていても、そこは相手の判断に委ねるほうがいいでしょう。
向こうが「今後も友達でいてね」「これまでと変わらずに仲良くしたい」と言ってくれるなら、その流れに。何も言わず、連絡もなくなっていくなら、フェードアウトしていきましょう。
② 仲の良いグループの友達から告白された場合の断り方
サークルや学校のクラス、会社の同期など、いつもグループで仲良くしていて、そのうちの1人から告白されて断る場合、とにかく身近な人には相談しないよう心がけましょう。
断ったからといって、あなたがそのグループを離れる必要もありませんし、それは相手も同じ。その先の関係性を考えて悩まずにはっきりと断りましょう。
あとは時間が解決してくれます。
③ 仕事関係の人から告白された場合の断り方
上司、先輩、後輩、取引先、お客さんなど、仕事で関わりがあり、断った後も関係が続く場合、仕事に支障が出ないか不安になりますよね。
だからこそ、きっぱり断りの意志を伝えましょう。ヘンに忖度して曖昧な返事をしていると、トラブルのもとに。
よほど相手が変わった人でなければ、断り+「今後も仕事で頼りにしています」と伝えればうまくいくはずです。
④ 元カレから告白された場合の断り方
別れた後も、「一度は付き合った仲だし、まだ俺のこと好きでいてくれているかも」と思っている男性は多いもの。
そんな元カレからの告白だからこそ、嘘でも「彼氏がいるから」「好きな人できたから」と可能性がないことをアピール。
ストーカー化するかもしれないで、きっぱりはっきり断りましょう。
⑤ 恋活/婚活で出会った人から告白された場合の断り方
お互い恋愛、結婚をするために活動し、出会っているだけに告白の本気度も高いはず。だからこそ、断るときはストレートにすばやく。
それがお互いのためですし、次の出会いに向けて動き出すきっかけになります。
全く傷つけない、というのは無理
断るのが怖い。イヤな人だと思われたくない。断った相手を傷つけてしまうかも……。
いろいろな思いが渦巻きますが、付き合う気がないのならはっきりと断りましょう。
相手を傷つけることになるかもしれませんが、正直な気持ちを伝えたほうがお互いのため。ヘンにオブラートに包んでしまうと、相手も期待を捨てられず苦しい思いをします。
断るのには勇気がいりますが、結果的にそれがお互いのためになります。