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褒め上手はモテ上手!仕事にも恋愛にも活かせる正しい褒め方|賢恋研究所

褒め上手な人は、仕事も恋愛もうまくいきやすいことをご存知ですか?今回は、人間関係を良好にする、心理学を利用した正しい褒め方をレクチャーします。


褒め上手な人は、仕事も恋愛もうまくいきやすいことをご存知ですか?

今回は、心理学の研究を活用し、人間関係を良好にする正しい褒め方をレクチャーします。

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「褒めること」は良好な人間関係に欠かせないコミュニケーション

「相手の心を掴む褒め言葉は、相手に現金をプレゼントした以上の喜びを与える」と指摘する心理学者もいるほど、強力なコミュニケーションツールです。

基本的に褒められて喜ばない人はいません。そして、褒められた人は褒めてくれた人に対して好感を持ちます。ですから、仕事でも恋愛でも相手を褒める意識を持ちましょう。

正しい褒め方=相手の話を聞きながら褒める!

ただし、褒め方については多くの人が誤解しています。

「褒める=相手のいいところを見つけて、言葉をかける」というイメージになりがちですが、じつは相手の話を聞きながら褒めるのが正しい褒め方です。

というのも、人は「自分の話を聞いてもらっている」「興味を持ってもらっている」と感じると、現金をプレゼントされたときと同じくらい脳が興奮状態になるからです。

相手の話の中から褒めポイントを見つけて「すごいですね」「なるほど」と肯定的な相槌を打ちましょう。

それだけで相手は「褒められた!」と喜んでくれます。

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好感度が高い褒め上手になるポイントは?

相手の話の中から褒めポイントを見つける、という褒め方を心がけながら、さらに褒め上手になれるコツを6つ教えます。

褒め上手になるポイント① 感情をのせて褒める

あなたも経験があると思いますが、お世辞や社交辞令から出た褒め言葉は「本音ではない」とすぐにわかるもの。というのも、相手の感情がのっていないからです。

気持ちのこもっていない表面だけの言葉で褒められた側は、「自分を騙そうとしているのでは?」「誠意のない人だな」という印象を持ってしまいます。

誰かを褒めるときは必ず感情をのせましょう。

相手のすべてを褒める必要はありません。

話を聞き、ここはすごいなと思うポイントをみつけたら、「すごいですね!」「初めて聞きました!」「そんな考え方もあるんですね!」など、気持ちを込めた褒め言葉を返します。

また、感情がのっていれば深く頷くだけでも相手は十分に褒められた感覚を得られるものです。

褒めるときは、心から。口先だけの褒め言葉は相手の警戒心を高めるだけです。

褒め上手になるポイント② わざとらしい褒め方はしない

  • 「僕から見たら、神レベルですよ」

  • 「なんでもできちゃうんですね」

  • 「カリスマですよね」


など、極端な言葉で褒めてしまうのはNGです。特に褒めた相手が頭のいい場合や自尊心の低いタイプなときほど、逆効果になります。

頭のいい人は「わざとらしい」「何か裏があるだろう」「持ち上げてくる狙いは?」と警戒。

自尊心の低いタイプの人は「自分はまだまだだから」「そんなこと言われたら、不安になる」「もっと完璧に見せなくちゃ」とプレッシャーに感じて、落ち込んでしまいます。

褒め上手になるポイント③ 相手が力を入れているところを褒める

チキンライスにこだわって作ったオムライスなのに「たまごが美味しい!」と言ったり、うまくいったけど「周りのレベルが低いから」と分析している人に「さすがですね」と言ったり……。

的はずれな褒め方も逆効果。

なぜなら、相手は「自分の話をしっかり聞いてくれなかった」「自分に興味がないから適当に言っている」と思うからです。

大事なのは、相手が苦労したり、工夫したり、技術を発揮したり、こだわったりしているところを褒めること。

  • 「苦労した点はどこですか?」

  • 「こだわったところを教えてください」


そうやってこちらから聞いてみて、返ってきた答えに感心したら、その気持ちをのせて褒めましょう。

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褒め上手になるポイント④ 才能ではなく努力の賜物を褒める

  • 「運が強いですよね」

  • 「本当に美人ですね」

  • 「頭が良くてうらやましいです」


いい褒め言葉のようですが、相手の才能にスポットを当てた褒め方はオススメしません。

というのも、相手が自分ではコントロールできないこと、生まれ育ちに深く関わっていることを褒めると、裏目に出る可能性があるからです。

あなたから見るとうらやましい才能でも、本人はそこにコンプレックスを感じているケースが少なくありません。

才能がある、運がいいと思われている人ほど、自分の努力した部分を見てもらいたいと願っています。

ですから、人を褒めるときは努力で手に入れた成果に注目しましょう。

  • 「幸運の女神は本気でがんばった人にしか微笑まないと言いますけど、どんな努力をしたんですか?」

  • 「美人でスタイルがいいなんて、日々の食事と運動の積み重ねですよね。継続力がすごいと思います」

  • 「地頭の良さって勉強だけじゃ得られないですよね。どんなトレーニングをしているんですか?」


日々の努力、がんばっているポイントについて聞き出しましょう。


褒め上手になるポイント⑤ 比較して褒めるのはNG

誰かと比べて人を褒めるのは、やめましょう。

というのも、比較されて褒められても、その喜びは短時間しか持続しないことがわかっているからです。

たとえば、「同僚と比べて仕事が早い」と褒められるよりも、「半年前に比べると、格段に早く正確になったね」と成長を指摘される方が喜びは長く強くなります。

他人ではなく、相手の過去と比較することで、その間の努力、がんばり、成長が認められた気持ちになるからです。


褒め上手になるポイント⑥ 相手のコンプレックスを肯定する

相手の話を聞いていて、コンプレックスに感じていること、ネガティブな自己評価をしているポイントがわかったら、効果的に褒めるチャンスです。

例えば…

「心配性で…」と打ち明けてくれた人には

→「慎重で責任感が強い人とは、安心して仕事できます」

「飽き性で…」と言う人には

→「好奇心旺盛で流行に敏感なんですね!」

「人見知りで…」と恥ずかしがる人には

→「真剣に相手のことを見極めようとするタイプなんですね」

相手がネガティブに思っている部分について肯定的な見方をし、相手のネガティビティを見えづらくすることで「理解してもらった」という印象を与えます。


褒めるために重要なのは、相手に興味を持つこと

人を褒めるときは感情をのせましょう。そのためには、相手を心から「すごい」と思えるポイントをみつけることが大切です。

そこで役立つのが、聞きながら褒めるという方法。

相手がどんな努力をしてきたのか、何に悩んでいるのか、どう乗り越えてきたのか。本人のエピソードを語ってもらいながら、「へえ!」と思ったところを褒めましょう。

感心した部分への褒めには嘘がまじりません。だから、気持ちが伝わり、相手もうれしくなるのです。

褒め上手になりたいなら、相手に興味を持ち、話を聞くところから始めていきましょう。

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