“面白い人はモテる”は本当?心理学から読み解く本当にモテる面白い男になるコツ
男性のモテにつながる“面白い”と、多くの男性が必要だと思っている“面白い”は実は違っている…ということを知っていますか?
そこで今回は、女性の心を動かすモテる面白さを解説していきます。
世界中どこを旅しても、笑い合った瞬間に相手との距離は縮まります。
恋愛においても、ユーモアは非常に重要な要素です。
簡単に言えば、面白い人はモテます。
ただし、ここに1つ大きな罠があります。
男性がイメージしている“面白い”と、モテにつながる“面白い”は違う
それは、女性の心に響き、男性のモテにつながる“面白い”と多くの男性が必要だと思っている“面白い”に違いあることです。
男性がイメージしている“面白い”は、お笑い芸人のような面白さではないでしょうか。
とはいえ、高度なギャグは繰り出せないため、安易な下ネタやオヤジギャグに走ってしまい、女性に引かれてしまうことに…….。
そんな悲劇的なすれ違いを避けるため、今回は恋愛に必要なモテるための面白さについてレクチャーしていきます。
モテる「面白い」はギャグセンスではなく、
2人で笑い合えること
女性がパートナーに求めている面白さは、心理学の世界では「プレイフルネス」と呼ばれている能力です。
プレイフルネスとは?
プレイフルネスとは、どんな状況でも自分と周りの環境に対して楽しい部分を見つけ出す能力、どんな状況でも遊び心を持って、打開策を探ることのできる能力のこと。
つまり、女性がいう「面白い人が好き」「話がつまらない人はいや」という言葉の裏には、ギャグセンスや相手を笑わせるスキルよりも、ユーモアがあってポジティブな男性像が求められているのです。
これを裏付けるような研究結果もあります。
2017年に15,177人分のデータを調べたメタ分析によると、笑いと帰属意識には以下の事実があることがわかっています。
”笑い”が男女にもたらす効果とは?
<効果>
◆ 2人の間に「ユーモア」がある男女ほど、親密さは増す傾向がある
◆ 2人がコミュニケーションを取っているあいだに笑いの総量が増えるほど、帰属意識は成長していきやすい
◆ 「1つの笑い」を2人の共同作業の結果として生み出すことで帰属意識が高まる
<注意>
◆ 個人のギャグセンスの高さや、個人のユニークさは帰属意識に働きかけない
◆ ユーモアのジャンルに対する好みも、帰属意識とは関係がない
たとえば…
ブラックジョーク、シモネタ、ロマンチック・コメディなど、特定ジャンルへの好みは帰属意識を左右しない
いずれも大切なポイントですが、最も重要なのは最後の「『1つの笑い』を2人の共同作業の結果として生み出すことで帰属意識が高まる」です。
2人で何かをしながら笑い合うこと。それが相手のことを好きになるきっかけにも、好きだという気持ちを深めるきっかけにもなるということです。
「共同作業での笑い」
を狙ったデートプランを立てよう
好きな相手、意識している女性がいるなら、「共同作業での笑い」を意識したアプローチをしていきましょう。
どんな人も笑わせることができる鉄板ギャグは紹介できませんが、笑い合える瞬間が生まれそうなシチュエーションを、いくつかご紹介します。
笑い合える瞬間が生まれそうなシチュエーション
① 食事デートで共同作業
食事デートならば、以下のようなお店やスポットがおすすめです。
おすすめのお店&スポット
店員さんがハイテンションで乾杯の音頭を取ってくれる店
釣りができる居酒屋など、アトラクション系の飲食店
ビッグパフェなど2人で一緒に食べられるスイーツのあるお店
お好み焼きや焼き肉など、自分たちで料理をする店
デートコースに共同作業で食事を楽しめる店をチョイスしましょう。
笑い合える瞬間が生まれそうなシチュエーション
② スマホアプリで共同作業
SNOWの顔交換機能
Instagramのストーリーを一緒に作る
…などといった、スマホアプリを使ってちょっとした画像、動画を共同作業で作るのもいいでしょう。結果として作品が残るので、思い出にもなります。
また、私が監修した「超性格分析アプリ」は診断後、無人島で2人きりになったら……といったシチュエーションでの相性を調べることもできます。お互いの相性を見つつ、コミュニケーションをとるきっかけにもなりますよ。
笑い合える瞬間が生まれそうなシチュエーション
③ 食事デート後に共同作業
食事の後、二軒目への移動中などにゲームセンターによるのもいいでしょう。
UFOキャッチャー、エアホッケー、マリオカートなど、ゲーセンには2人で楽しみながら笑い合えるマシンが豊富に揃っています。
また、学生時代を思い出してプリクラを撮るのも2人だけの共同作業になります。
笑い合える瞬間が生まれそうなシチュエーション
④ 1日デートで共同作業
休日にゆっくり遊べるデートの約束が取れたら、
遊園地
脱出ゲーム
ボードゲームカフェ
…など、時間をかけて一緒に遊べる場所に出かけましょう。
また、季節ごとのイベントやスポットも2人で楽しむにはもってこいです。
例えば、夏はお祭りシーズンでもあります。
射的や輪投げ、金魚すくいなど、縁日の遊びも笑いを共有する共同作業になりやすくおすすめです。
いずれにしても、ポイントは「2人でいると面白いね」という印象を残すこと。
無理に笑わせる必要も、笑われる必要もなく、何かをしながら「今、面白かったよね」と目を合わせられれば、それだけで心理的な距離が一気に縮まっていくのです。
まとめ
いかがでしたか?ここで、今一度内容をおさらいします。
POINT
・モテる”面白い”は「プレイフルネス」
・「共同作業で生まれる笑い」で親密度アップ
・笑いあえる瞬間が生まれるデートプランを組む
おすすめのデート
・共同作業のありそうな食事デート
・スマホアプリを使う
・ゲームセンターで遊ぶ
・アクティブなデート
・季節ごとのイベントやスポットに出かける
ポイントは、この人と一緒にいるとなんだか楽しいなという感覚を大事にしつつ、自然と共同作業ができるシチュエーションを用意していくこと。
ギャグの研究よりも、デートコースとプランニングに力を注ぎましょう。