見出し画像

別れた彼女が忘れられない!元カノと上手に復縁する方法

「なぜ振ってしまったんだろう」「なぜ素直に別れたくないと言えなかったのだろう」元カノと別れたことを後悔する男性は多いですよね。
そこで今回は、元カノと復縁するためのステップやコツをお教えします。気持ちを整理する方法もあわせてご紹介するので是非参考にしてみてください。


あのときは些細なケンカが原因で「この先、うまくいくように思えない」と別れを切り出したけれど、しばらくすると「なんで別れたんだろう……」と後悔ばかり。
ある日、突然、「嫌いになったわけじゃないけど、ごめんなさい」と去って行った彼女。
自分に非があったのか、何が原因で気持ちが離れてしまったのか。理由がわからないまま、見栄を張って「わかった」と言ってしまったけど、今も彼女のことが忘れられない。
自分キッカケでも、相手キッカケでも、元カノが素敵な女性であればあるほど、別れた後のモヤモヤも深まっていくものです。
今回は、元カノと復縁したいと願う全男性に向けて、再アタックの方法と復縁の可能性を高めるテクニックをお伝えします。

復縁のアクションを起こす前に、まずは自分を取り戻そう

別れた直後というのは、動揺して判断力が低下します。
失恋後の心理を研究したアメリカのノースウエスタン大学の研究者は、失恋した男女に共通する不安定な心理状態について、以下のように分析しています。

  • 「一つの恋愛関係が終わると、たいていの人は『自分が何者なのか』という感覚が揺らいでしまいます。
    『あいつの彼氏(彼女)ではない自分とは何者なのか?』という問いかけが生まれるのです」


恋愛関係がうまくいっている間は、私たちは「彼女(彼氏)がいる自分」としてアイデンティティを持っています。
それは自信にもつながり、幸福感を与えてくれます。
ところが、相手と別れることで、安定していたアイデンティティが崩れてしまうのです。
その結果、自信を失い、不安になり、落ち着かない毎日を送ることになります。
そんな状態で元カノと復縁しようとすると、

  • 相手の心情を考えず、職場に突撃する

  • 家の前で待つ

  • 何通もメッセージを送る


…などといった、逆効果にしかならない行動に出てしまう可能性が高まります。
ですから、復縁のための第一歩は自分の気持ちを整理すること。
失恋の痛手から立ち直り、安定した精神状態に戻ることが重要です。

自信のある自分を取り戻す「セルフコンセプトリカバリー」

そのために使えるのが、心理学の世界で「セルフコンセプトリカバリー」と呼ばれる手法です。

「セルフコンセプトリカバリー」の実践法

「セルフコンセプトリカバリー」やり方は以下の通り。

  • 1. 信頼できる友だちに協力を頼みましょう。

  • 2. 友だちから、
    ・「元カノと別れたときの状況」
    ・「別れた理由」
    ・「事前に別れのサインはあったか」
    ・「そのときの自分の心理状態」
    …といった質問をしてもらいます。

  • 3. 心の内を包み隠すに話しましょう。


「セルフコンセプトリカバリー」を実践すると、失恋から10週間ほどで痛手から回復し、冷静な自分を取り戻すことができます。

失恋の話をすることで自分と自信を取り戻す

その裏付けとなっているのは、2015年にノースウエスタン大学から出た論文です。
この研究では、失恋したばかりの若い男女210人を対象に参加者を以下の2グループに分けて、実験を行っています。
<①グループ>
定期的に実験室を訪れて、

  • 元カノ(元カレ)とどんな別れ方をしたのか

  • なにが原因だったのか

…などを細かく研究者に説明する。


<②グループ>
数回の心理テストを受ける。
9週間後、全員のメンタルヘルスをチェックしたところ、元カノ(元カレ)について詳しく説明した参加者(①グループ)の方が高確率で失恋の痛みから復帰していたのです。
研究者たちは、別れた相手とのことを深く掘り下げて考えることで、
「新たに彼氏彼女のいない状態の自分というアイデンティティに自信が持てるようになるからだ」
と結論付けています。
つまり、信頼できる友だちに失恋の話を聞いてもらうことで、自分を取り戻すこと(セルフコンセプトリカバリー)ができるのです。

復縁のための2ステップのアクション

セルフコンセプトリカバリーに成功し、自分への自信を復活させてもなお、元カノとの復縁を目指すなら、2つのステップを踏むことで成功率を高めることができます。

ステップ①:半年の冷却期間を置く

1つ目のステップは、半年の冷却期間を置くこと。
なぜ半年かと言うと、複数の心理学の研究が、「人が嫌なことを忘れるのに必要な目安の時間は半年」と報告しているからです。
加えて、時間とともに相手への信頼度が増し、記憶が美化されていく「スリーパー効果」と呼ばれる心の動きを利用するためでもあります。
十分な冷却期間を置き、元カノに連絡すれば、少なくとも嫌悪感から着拒されるような展開にはなりません。
過去に2人の間にあった嫌なことが洗い流される一方で、付き合っていたという信頼感は残った状態から復縁に向けたコミュニケーションを始めることができます。

ステップ②:過去のメールの洗い直し

2つ目のステップは、元カノからの過去のメールやメッセージ、手紙などを洗い直すこと。
元カノと出会った頃、付き合う前のやりとり、付き合ってからのたくさんのメールやメッセージを半年の冷却期間中に見返していきましょう。
そこには多くの復縁へのヒントが隠されています。
例えば、恋愛初期段階には必ず以下のような「特に用もないのに送られてきたメッセージ」があるはずです。
「今日食べたランチがおいしかった!」
「きれいな月が出ていたので送ります」
「好きだって言っていたキャラの新グッズが売っていたよ」
これはあなたとコミュニケーションを取りたいという相手からの脈ありサイン。
そこには、

  • 元カノの好きなこと

  • どんなときにうれしいと感じるか

  • 何を相手と共有したいと願っているか


…など、彼女が恋愛に求めているものがギュッと詰まっています。
こうしたヒントを研究し、冷却期間の後にあなたから、
「◯◯が好きだって言っていた俳優の新作映画見てきたよ」
「あの店の新メニュー食べてきた。おいしかったよ」
…など、過去の2人のデートを思い起こさせるようなメッセージを送ることで、やりとりを復活させることができるかもしれません。

POINT

  • 過去のメールやメッセージの送信、着信時間をチェック

    →元カノにとってメールやメッセージを受け取っても迷惑ではない時間帯、返信がきやすい時間帯などを見極める

  • 20時から寝るまでの夜の時間を狙う

    心理学的には、20時から寝るまでの時間帯は日中の活動によって冷静な判断力が落ち、感情が揺さぶられやすい時間帯

    →感情が揺さぶられやすい時間帯!さみしさや人恋しさも感じる時間なので、そこを狙ってメールやメッセージを送るのも◎


まずはコミュニケーションを復活させること。
それが復縁の近道です。

別れたカップルの1度目の復縁率は60%
勇気を持ってチャレンジする価値はある!?

ちなみに、恋愛や結婚について調査しているリサーチ会社の調査によると、別れたカップルの復縁率は60%ほどというデータが出ています。
この数字、1度目の復縁に限ったものですが、6割はうまくいくと聞くと、かなり勇気が出るのではないでしょうか。
ただし、同時に残念なデータも出ています。
それは復縁したカップルのうち長続きするのは7%という数字。
ほとんどの復縁カップルは短期間で別れてしまうのです。
この調査データから考えると、元カノが忘れられないかもしれないけれど、新しい恋愛に向けてチャレンジしたほうがいいというのが正しいアドバイスになります。
もちろん、7%に入る可能性に賭けるだけの思いがあるなら、応援します。
十分な冷却期間を取って、元カノに連絡を取ってみてください。

まとめ

ここで内容をおさらいします。

  • 失恋すると心が不安定になるのはアイデンティティが崩れてしまうから

  • 「セルフコンセプトリカバリー」で気持ちを整理し、精神を安定させる

  • 冷却期間は半年とる

  • 過去のメール・メッセージを洗い直す


失恋は辛いもの。しかし、過去にとらわれずに新しい恋に踏み出すチャンスだと捉えてもいいかもしれませんね。