婚活がうまくいかない…と悩むアラサー女子必見!婚活がうまくいかない原因と成功させる方法
「頑張っているのに婚活がうまくいかない…」「周りの子はどんどん結婚していくのに、なぜ私だけ失敗続きなんだろう?」と悩む女性は多いものです。そこで今回は、婚活がうまくいかない本当の原因と成功させる方法をお教えします。
◆ 1年頑張っているのに婚活がうまくいかない…もしかして、このまま結婚できないのかな?
◆ 周りの子はどんどん結婚していくのに、なぜ私だけいい出会いがないんだろう?
◆ デートまではたどり着くのに、その先に進まないのは私の魅力不足なの?
結婚を意識し始めてから、恋愛について悩んでしまう女性は多いもの。そこで今回は、結婚に向けたパートナー探し、婚活がうまくいかない本当の原因と成功させる方法に迫ります。
婚活がうまくいかない女性が陥りがちな「選択過多」
婚活がうまくいかない5つの原因に入る前に、マーケティングの場と婚活市場において共通する「選択肢過多」の罠についてお話しします。
スタンフォード大学の研究で、人間は選択肢が増えすぎると1つに決めることができなくなる傾向があることが明らかになっています。
マーケティングの現場では、この状態を「選択肢過多」と呼び、「売り場の商品を増やしすぎると、売上は下がる」ということが広く知られています。
そしてなんと、同じ現象が婚活市場でも起きているのです。
真剣に結婚相手を求めて婚活をする女性ほど、「もっとこういう人がいいな」「こういうタイプとも話してみたい」「こんな条件の人が現れるかも」と選択肢を増やしがち。
すると、誰か1人に決めることができなくなってしまうのです。
このように、婚活がうまくいかない根底には、「選択肢過多」があります。それを意識しつつ、5つの原因をチェックしてみてください。
婚活がうまくいかない5つの原因
選択過多から生まれる、婚活が難航してしまう5つの原因を解説します。
婚活がうまくいかない原因① 選ぶ立場だと思っている
残念なデータですが、婚活市場では女性は30歳を過ぎたあたりから、男性からの評価が変化していきます。
言葉を選ばずに書いてしまうと、「若くてかわいい」という基準でのモテが通じにくくなっていくのです。
ところが、最もお金を持っていた時代の金銭感覚を下げられないように、私たちはモテについて自分の黄金期を忘れられない傾向があります。
ですから、学生時代にモテた経験のある女性、社会人としての若手時代にいい恋をした女性ほど、「自分は男性を選ぶ立場だ」という感覚が残ってしまうのです。
その結果、婚活でほどほどにステキな男性との出会いがあっても「もっといい人がいるんじゃないか」と目移り。
選択肢を増やして決められない状態になっても、「最後は自分が選ばれる」と思い込み、婚活が停滞してしまうのです。
婚活がうまくいかない原因② 自分は運が悪いと思い込んでいる
自分から「選択肢過多」の状態を作ってしまい、そのまま婚活が停滞すると、その次にやってくるのが「自分は運が悪い」という思い込みです。このネガティブな思い込みが、さらに負の連鎖を呼びます。
「自分は運が悪い」という思い込みから起こる負の連鎖
「いい人に出会えないのは、運がないから」と運のせいにする
→「どうせうまくいかないから」と婚活を止め、運気が上がると噂のパワースポットを巡る
→パワースポットに行って満足してしまい、具体的な行動を起こさないので、出会いのチャンスもない
→せっかく出会った男性に「最近、いい出会いがない」「どうせ私なんて……」とネガティブな発言をしてしまい、敬遠される
婚活には運とタイミングが確かに大事ですが、運を呼び込むのもタイミングを作るのも自分自身です。
婚活がうまくいかない原因③ ガツガツしすぎ
「選択肢を増やしてもうまくいかない」ということに気づいた女性がやってしまいがちな失敗が、前のめりになりすぎることです。
「この人を逃したら次がないかもしれないから、絶対にゴールまで持っていく」
そんな意識が空回りして
「結婚したらどこに住みたい?」など、付き合ってもいないのに結婚の話を進める
不安になってLINEのメッセージを連投
……など言動のはしばしから必死感が漏れてしまうと、男性は恐れて逃げていきます。
婚活がうまくいかない原因④ 見栄で条件を決めている
年齢を重ね、同じように婚活していた友人たちが結婚し始めたとき、焦りとともに選択肢を絞り込みすぎるというミスが生じます。
背景にあるのは、「ここまできたんだから妥協はできない」「周りの子よりもいい条件のパートナーを捕まえないと!」といった心の動き。
これは行動経済学では「サンクコスト効果」と呼ばれるもので、私たちは合理的でないとしても、もう戻ってはこない「これまで費やしたコスト」に見合ったリターンを求めてしまうのです。
たしかに、条件を引き上げ、絞り込むことで理想のパートナー像は固まるでしょう。
しかし、白馬の王子様的な理想のパートナーが長く婚活を続けている女性の前に現れる確率は、宝くじの1等当選よりも低いのが現実。
見栄で狭めたストライクゾーンは、結果的に婚活期間を長引かせるのです。
また、上には上がいます。もし条件のいい人を見つけたとしても「もっと年収が高い人がいるかも」「同じ条件でもっとイケメンがいるかも」と自ら選択過多の状態を作り出してしまうことも。
婚活がうまくいかない原因⑤ 生活力がない
家事は夫婦で平等に……が当たり前になりつつある現代ですが、正直、生活力のある女性は魅力的なもの。
実際、婚活サイトが行った男性へのアンケートでは必ず「料理の上手な女性」が「結婚したい女性の条件」の上位にきます。
古い価値観の相手は願い下げと考えるのは自由ですが、
「料理よりも食べ歩きが好きで」
「掃除は母にやってもらっています」
「一人暮らしはしたことがなくて」
……などといった生活力がないように思われてしまう発言は避けましょう。
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うまくいかない婚活を成功させる方法
婚活市場を調べたデータによると、男性から人気の高い女性の年齢は25歳がピークとなり、30歳まで横ばいで推移します。
そして、その先は少しずつ下がっていきます。つまり、婚活を短期間で成功させたいのなら、25歳から30歳の間に動くのがベストです。
とはいえ、仕事にプライベートに人生がおもしろくなってくる時期でもあります。いい恋愛もして、たくさん遊んで、30代から婚活開始という人も多いでしょう。
もし、あなたが今、婚活がうまくいかないことを悩んでいるなら、次の4つのポイントを意識してやり方を調整してみてください。
婚活を成功させる方法① 条件を見直す
「選択肢過多」で解説したように、条件を細かくして増やせば増やすほど、自分の首を絞めることになります。
かといって、「条件無し」も選択肢を増やすことにつながります。
そこで大切なのは、あなたが本当に結婚相手へ求めたい「内面の条件」を絞り込むこと。
結婚生活を一緒に営む中で重要になるのは、見た目や勤めている会社などのスペックよりも、内面です。「どんな人と一緒にいたいのか」といった視点から、
温和な性格
話をよく聞いてくれる
金銭感覚が近い
……など性格的な条件を3つくらいまで絞り込みましょう。
婚活を成功させる方法② 人と比べない
人間の幸福度に関するさまざまな研究で、「幸福度を下げる行い」として共通して挙がっているのが、「人との比較」です。
「私と比べて、あの子の方がなんでもうまくいっている」
「あの子が見つけた旦那より、いい人を捕まえなくちゃ」
そんな気持ちになっていることに気づいたら、婚活は少しおやすみして、人と比べるきっかけとなるインスタグラムやFacebookといったSNSから離れましょう。
心が回復してきたら、改めて相手に求める条件を冷静に整理してみるといいですよ。
婚活を成功させる方法③ 生活力をつける
もし、料理が苦手なら、習ってみるのをおすすめします。
というのも、人間の3大欲求の1つである「食欲」を満たし、料理で相手を惹きつけることができる「料理上手」「もてなし上手」は婚活の強い武器となるからです。
もちろん、おいしいごはんが作れるようになれば、あなた自身のためにもなります。
生活のクオリティが格段に上がったり、自分に自信がついたり、体調管理が行き届くようになったりといい事づくしです。
婚活を成功させる方法④ リラックスして出会いの場に行く
最後のアドバイスは、リラックスです。
婚活の場に向かうとき、「今回こそは!」と意気込みすぎると無意識のうちに必死感が漏れてしまいます。また、うまくいかなかったときの落胆も大きなものに。
絞り込んだ条件を意識しながら、「こんな人いないかな?」「いい人がいたらラッキーだな!」と気軽な気持ちで改めてマッチングアプリや婚活パーティーを活用してみてください。
これまでとは違った視点で、「いい人」がみつかるかもしれません。