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彼氏持ち・彼女持ちを好きになってつらい…… 脈はあるのか諦めるべきか見抜く方法

気づいたら彼氏・彼女持ちを好きになっていた!しかしなかなか気持ちを伝えられず、相手が自分のことをどう思っているか悩んでいる人も多いのでは? 今回はそんな方に、あなたの好きな相手が遠からず破局するかどうかを見抜く方法を紹介します。


気をつけていても始まってしまう、つらい恋の形があります。

「相談に乗っているうちに、友達の彼女を好きになってしまった……」「やっと好きな人ができたと思ったら、同じ学校に彼女がいることがわかった……」

そんなとき、「出会うタイミングが悪かった」とスパッと諦め、切り換えられる人は少ないのではないでしょうか。

そこで、今回は少しブラックなメンタリズムをお伝えします。

それは彼氏、彼女のいる、あなたの好きな相手が遠からず破局するかどうかを見抜く方法です。

ただし、条件が1つだけあります。それはあなたがカップルの会話を間近で聞くことのできる関係であること。

つまり、友達の彼氏、彼女を好きになってしまい、その気持ちを隠しながら3人や仲間のグループで食事に行ける……そんなシチュエーションが必要です。

もし、そうした状況が整っているなら、9割の確率でそのカップルが破局するかどうかを予測することができます。

男女の会話の冒頭3分に耳を傾けていると 別れが近いかどうかがわかってしまう

カップルのどこに着目すると、破局するかどうかわかるのか。先に答えを明かしてしまうと、2人の会話の冒頭の3分に耳を傾けましょう。

最初の3分で、「この前、約束を守ってくれなかったでしょう」と相手を責めたり、「結局、結婚する気あるの? ないの?」と相手に迫ったりといった要望をぶつけ合う会話をしているカップルは、そう遠くない将来に別れます。

どうして断言できるかと言うと、これまで多くの心理学者が行ってきた「カップルの別れの理由を探った研究」や「夫婦間のコミュニケーションについての研究」によって、会話の冒頭の3分でお互いの要望をぶつけ合うようなやりとりをしているカップルは破局に近いことがわかっているからです。

なぜなら、会話の冒頭にギクシャクしてしまうと、途中で会話のテーマや話題が変わったとしても、お互いの間に流れた釈然としない感情はそのまま継続されます。

つまり、最初の3分間にお互いのことを理解し合おうという姿勢が取れない二人は、一見うまくいっているように見えるときも、心の奥底では相手を責める状態が続いているのです。

相手への否定的な態度や攻撃的な言動は、恋愛関係を壊す可能性を高めてしまう

例えば、あなたが過去に彼氏、彼女とケンカした場面、別れ話をした状況を思い出してみてください。

衝突の原因となった出来事は些細な「言った、言わない」であっても、それを繰り返していくうち、関係がどんどん悪化していったのではないでしょうか。

また一度は話題が途切れても、何かのタイミングで「あのとき、あなたはこう言った」「いや、俺はそんなふうには言っていない」とぶり返したこともあったはずです。

別れの原因を探った心理学の研究では、こうしたやりとりは冒頭3分の相手に対する否定的な発言が再生されていると考えます。

多くの人は「わずか3分の衝突」と捉えますが、そのカップルは「相手に対して否定的、攻撃的になっている3分」を付き合っている間に何度も繰り返しているのです。

そして、否定的、攻撃的な言葉はいずれ、相手の人格そのものを批判するような態度や行動の引き金となります。

彼女持ち、彼氏持ちの恋の終わりを示すサインとなり、あなたへの脈ありの可能性を示すキーフレーズ

人格そのものの批判とは、相手の言動を具体的に指摘して攻めるのではなく、決めつけによって否定する次のような言い方のことです。

「あなたは、いつもそうなのよ」(ため息)
「お前はどうして論理的じゃないんだ」(眉間にしわを寄せにらみつける)
「だから、あなたはダメなのよ」(呆れた表情)

言いがちなフレーズ、つきがちなため息、出しがちな表情ではありますが、こうした言動は相手を深く傷つけます。加えて、一度、人格批判を言葉にすると、次に同じことを言うハードルも下がります。

その結果、過去の研究では人格を批判し合うカップル、夫婦の破局率は劇的に増加することがわかっています。

裏を返すと、彼氏持ち女性・彼女持ち男性を好きになってしまって悩んでいる人は、好きな相手が恋人とのやりとりのなかで、こうしたフレーズを言われていないか、言っていないか聞き耳を立てましょう。

好きな相手から何らかの恋愛相談を受けたときに、さり気なくパートナーから言われてイラッときた言葉などを聞き出すのもいいでしょう。

いずれにしろ、破局につながりやすいフレーズが出てくれば、あなたの恋が前進する可能性があるということ。なかなかグレーな考え方ですが、ただ手をこまねいているよりも建設的です。

あなたの恋が成就したら気をつけたい言動

そして、あなたの恋が成就したら、その恋を長続きさせるための好きな人とのコミュニケーション上の注意を改めてお伝えします。

今度は逆に否定的、攻撃的なぶつかり合いは避け、決して人格批判をしないよう心がけましょう。

「言った、言わない」でモメるのは、小さなプライドのぶつかり合いに過ぎません。言葉にして出す前に、2、3回深呼吸をするだけで、相手を責めても仕方がないなとブレーキがかけられるはずです。

どうしても、要望や不満を伝えたいときは相手を責める言い方ではなく、「自分はあなたがこうしてくれたら、うれしい。助かる。なぜかと言うと、◯◯だから」とあなたの希望として伝えると、相手も受け入れやすくなります。

気になる方は「本音を溜め込む女性へ、気持ちがうまく伝わる話し方のポイント」をご覧ください。

また、口にする言葉は気をつけることができても、無意識のうちに変化してしまうのが表情です。相手を見下すような冷ややかな視線、眉間にしわを寄せてつくため息などは、パートナーの人格を軽蔑する表現となります。

相手に甘えられるのが恋愛関係の良さとはいえ、不快にさせてしまうのは失礼です。

どうしても諦められない好きな人との恋愛が成就したら、言葉のチョイスや表情に気をつけて、尊敬し合える関係性を大切にしていきましょう。