仲良し夫婦に共通する特徴10選!円満の秘訣を心理学をもとに解説
いつまでもラブラブな仲良し夫婦に憧れてはいませんか?今回は、夫婦円満の秘訣を心理学を用いて解説。意外な秘訣も!
いつまでもラブラブな仲良し夫婦に憧れてはいませんか?
今回は、夫婦円満の秘訣を心理学の研究を用いて解説します。もちろん、カップルが円満な関係を築くのにも役立ちます。
仲良し夫婦に共通する、円満の秘訣
夫婦が仲良くやれる秘訣と言うと、一般的には「性格が合うから」「価値観が近いから」「金銭感覚が似ているから」などが挙がります。
もちろん、こうしたポイントは円満な関係の土台になりますが、心理学の研究によって仲良しの秘訣となる、より具体的な行動や考え方が明らかになっています。
仲良し夫婦、円満の秘訣① 一緒にいろんなことに挑戦している
2人で一緒に未体験の新しいことに挑戦すると、それが心の距離を縮める刺激となります。
たとえば、初めてのキャンプや行ったことのない国への海外旅行、初挑戦のスポーツなど、ある程度、難易度が高く、プレッシャーやストレスのかかる状況を一緒に乗り越えることで絆が深まるからです。
実際、ネガティブな感情を克服する体験をすることで、夫婦の場合には離婚の確率が下がることがわかっています。
仲良し夫婦、円満の秘訣② 2人で幸せを作っていく、と考えている
「相手が自分を幸せにしてくれる」「私が幸せになれないのは相手のせい」など、パートナーに幸せを求めるのではなく、「2人で幸せな暮らしを作っていく」「自分が相手を幸せにする」と考えられる2人は幸福度が高くなることがわかっています。
一方的に頼ったり、求めたりするよりも、互いに頼ったり、求め合いながら関係性を深められるカップルがうまくいくのです。
仲良し夫婦、円満の秘訣③ 他の交友関係も大切にしている
2人だけで過ごす時間は大切です。
ただ、関係が長期的になってくると煮詰まるのもまた事実。夫婦関係を長期的に追跡調査した研究によると、お互いの家族や友人グループを紹介し合い、それぞれのコミュニティを共有している夫婦は離婚率が低いことがわかっています。
これはお互いの家族関係、人間関係を通じて、パートナーを多面的に見ることができ、関係性が危機的な状況になった場合も、友人などの第三者のサポートによって関係を回復させることができるからです。
仲良し夫婦、円満の秘訣④ 深く信頼している
「この人は、こういう性格だから仕方ない」
「注意しても聞かないから、諦めている」
そんなふうに相手の気になる言動について妥協し、受け流すのが長続きのコツと考えている人は少なくありません。
しかし、実際に円満な関係を築いている夫婦のコミュニケーションの仕方を調べていくと、妥協や諦めよりも相手への期待を持ち続けていることがわかってきました。
「性格だからわかるけど、じっくり話を聞いてくれたほうが私はうれしいし、そう変わってくるのを期待している」
「注意されるのはイラッとするよね。だけど、その癖を直してくれたら、魅力が増すと思う」
円満な関係にある夫婦は一時的にぶつかり合うことになったとしても、深いコミュニケーションを取っていきます。
それができるのは、「こちらの言葉に耳をかたむけてくれるはず……」という深い信頼がベースにあるからです。
仲良し夫婦、円満の秘訣⑤ 「悪いな」と思うことがあったら全力でリカバリーする
「親しい仲にも礼儀あり」と言うように、パートナーの期待を裏切る行為をしてしまった場合、「ごめん」と謝罪した上で、マイナスを取り戻すべく全力で行動します。
プレゼントを贈る、生活態度を改める、相手のリクエストを聞く……など、単なる「ごめん」だけで終わらせないことが、円満の秘訣となっているのです。
仲良し夫婦、円満の秘訣⑥ 「ポジティブを増やすこと」に目を向けている
夫婦関係を追跡調査した研究では、お互いの間に起きたことを祝福し合えるカップルほど、関係性が良好になり、相手に感じる親密さや信頼感も高いことがわかっています。
「今日はいい天気だね」「晴れていて気持ちいいよね」
「このコーヒー、おいしいね」「駅前に新しくできたお店で豆を買ってきたんだよ」
「週末、ちょっといいランチでもしに行かない」「じゃあ、候補を調べてみるね」
人生は何かとストレスが多く、ネガティブな出来事も尽きません。だからこそ、日常の小さな喜びを楽しみ合い、ポジティブな経験に変換できる関係でいられると幸福度が高まるのです。
仲良し夫婦、円満の秘訣⑦ スキンシップが多い
ハグやボディタッチなど、スキンシップの多さは、そのまま円満の秘訣となります。
これはスキンシップによって、「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌されるためです。
オキシトンには、人と人とのつながりを求める効果があり、相手の愛情を素直に受け取ることを助けてくれます。
ですから、普段からスキンシップを多めにしているカップルは、辛い状況になったとき、自分にとってパートナーとの関係が支えであり、重要だと思い出すことができるのです。
結果、2人の関係に問題が生じたときも、別れを思いとどまるブレーキが働き、衝動的に破局する確率が下がります。
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仲良し夫婦、円満の秘訣⑧ 「味方でいてくれる」という安心感がある
「あれ、少し顔色悪いけど、疲れている?」
「今日は寒かったから、鍋でも食べようか」
「仕事のサポートはできないけど、愚痴なら聞くからね」
そんなふうにパートナーを気遣える夫婦は、円満な関係を築いていくことができます。これは一緒にいることで、お互いの感情的安全が保たれるからです。
「この人といると、安心できる」「頼りになる」「自分のことを見守ってくれている」「味方でいてくれる」など、感情面を支えてもらっている実感があると、大抵の困難は乗り越えることができます。
仲良し夫婦、円満の秘訣⑨ 相手の性格・中身が好き
恋活市場では、いつも美女やイケメンが人気です。
ただ、外見での魅力が強く力を発揮するのは、交際3ヶ月ほど。その先、愛情が深まっていくかどうかを左右するのは性格面です。
長期的な関係が基本となる結婚生活では、この傾向がより強くなります。
パートナーが自分にとって魅力的だと思える性格であればあるほど、欠かせない存在になっていくのです。
仲良し夫婦、円満の秘訣⑩ 感情のシェアができている
相手に嫌われたくないと恐れてしまい、自分が考えていることを言わなかったり、本心を抑えてしまったり、嫌なことを我慢してしまったり……。
円満でいたいと願っての選択かもしれませんが、これは逆効果。言いたいことが言えないカップルほど、関係が少しこじれると、一気に破局を迎えやすくなります。
逆に、円満な関係を築いているカップルはお互いの感情をしっかりとシェアできているもの。いいことがあったときも悪いことをあったときも、相手に感謝したときもイライラしているときも、その感情を言葉にして伝え合っていくことが、絆を深めてくれるのです。
また、感情のシェアは相手を欠かせない存在と思わせてくれる感情的安全を作ることにもつながります。
「察する、察してくれる」よりも会話を大切に
円満なカップルに共通するのは、しっかりと気持ちや感情、考えていることを言葉に出してコミュニケーションを取っている点です。
「一緒にいるから、察してくれるだろう」
「こんな性格なのはわかっているから、許してくれるだろう」
「察して先回りしているのに、どうして感謝してくれないんだろう」
そんなふうに相手に勝手に期待して、裏切られ、腹を立てるのはNGです。
何年一緒にいても、お互いに「今はこんな感じだよ」と伝え合えっていくことで、2人の関係はより良いものになっていきます。