もううんざり…彼氏が疲れてしまうネガティブな彼女の特徴とは
彼氏に「ネガティブなことばっかり言われて疲れる」と言われたことはありませんか?悪気がなくてもつい出てしまうネガティブな言動。
実は彼氏にうんざりされているかも。今回は、一緒にいると疲れてしまう「ネガティブ彼女」の特徴をご紹介します。
◆ 「同僚の愚痴、聞き飽きたよ……なんでいっつも誰かの悪口言っているの?」
◆ 「おまえって、何かやろうとすると、必ず後ろ向きの意見を言うよな」
◆ 「ひと言、ひと言が重くて疲れる」
あなたは歴代の彼氏からそんなふうに言われたことはありませんか?
今回は、ネガティブなことばかり言ってしまって恋愛がうまくいかないネガティブ彼女の特徴を解説します。
一緒にいると彼氏を疲れさせてしまうネガティブ彼女たちは、なぜ、マイナス発言を繰り返してしまうのでしょうか?
ネガティブな彼女に共通する5つの特徴とは?
タバコの受動喫煙と同じように、ストレスは身近な人に強い影響を与えます。こうした受動ストレスは、自分が直接受けたストレスと同じ影響をメンタルに与えてしまいます。
しかも、マサチューセッツ大学が行った実験ではネガティブな感情がポジティブな感情よりも7倍強い感染力を持っていることもわかっています。
つまり、身近にいる彼女がネガティブだと、パートナーである彼氏には強いストレスがかかるということ。付き合うのがしんどくなってしまうネガティブ彼女には、次の5つの特徴があります。
ネガティブな彼女の特徴① 自分に自信がない
「私なんて、なんにも取り柄がないから」
「どうせ私はおもしろいこと言えないから」
「他の子みたいにうまく笑えないから」
ネガティブ彼女は、自分への自信のなさから彼氏の前でそんなふうに自分を卑下する発言を繰り返します。
しかし、これは100%本気の言葉ではなく、心のどこかで「そんなことないよ」という彼氏からのフォローを待っての発言です。
彼氏もコンディションがいいときは「そんなことないよ」と言えますが、あまりにネガティブな発言が続くと「またか……」とうんざりしていきます。
ネガティブ彼女としては愛情を確認しつつ、安心したいのだと思いますが、確実に彼氏のメンタルを削り取っていくことになります。
ネガティブな彼女の特徴② 彼氏の顔色を伺っている
ネガティブ彼女は「自分には価値がある」と思える感覚、自尊感情が低いため、彼氏の顔色を伺って自分の意見を言わないようにしがちです。
顔色を伺う彼女にありがちな会話
彼氏「どこか行きたいところある?」
ネガティブ彼女「〇〇くんの行きたいところでいいよ」
彼氏「今夜、何か食べたいものある?」
ネガティブ彼女「うーん…〇〇くんの好きなものでいいよ」
彼氏「……」
ネガティブ彼女「今日、機嫌悪い? 私、なにかした?」
彼氏の意見を優先しようと思っての「任せるよ」という発言なのかもしれませんが、聞いた側からすると相手の希望を知りたいもの。
彼氏に合わせているようでいて丸投げしてくる返答が続くと、イライラが募っていきます。
ネガティブな彼女の特徴③ 心配性
ネガティブ彼女は心配性が過ぎる面があります。
心配性すぎるネガティブ彼女にありがちなこと
◆ 彼氏が海外旅行の計画を立てていると「危なくないの?」と心配し「スリに合うかもよ?」などネガティブなことを言ってしまう
◆ 本気で転職や独立を考えて相談しているのに応援するより「安定した仕事を捨てるより、我慢したら?」などとブレーキをかけてしまう
◆ デートの前に「この洋服で大丈夫かな? おかしくないかな?」と必要以上に時間をかける
心配しても解決しない心配事に縛られる姿勢や、石橋を叩いても渡らないような言動は、近くにいる彼氏の感情を逆撫でします。
ネガティブな彼女の特徴④ 悪いことばかりに目を向ける
ネガティブ彼女は、うまくいかない出来事の中にあるさらなる悪いことに目を向けます。
悪いことばかりに目を向ける彼女の発言
◆ ドライブデートに誘えば、「渋滞したら嫌だから、家にいようよ」
◆ 予約の難しいレストランにやっと入れたのに、「でも、この席、夜景が見えないね」
◆ スノボで左手を骨折。利き手じゃなくて不幸中の幸いと思っていたら、「そもそも出かけなければよかったのに」
何をしても悪いことにしか目を向けない発言は、悪気がないとしても言われた側は揚げ足を取られた気持ちになりイライラ。
そして彼氏の「彼女のために何かしてあげたい」という気持ちやあなたへの愛情を確実に削いでいきます。
悪いことではなく、良いことや「不幸中の幸い」に目を向けるようにしましょう。
悪いことにとらわれる=運の悪い人の特徴と一緒
悪いことにばかりに目を向ける人は「何をしてもうまくいかない」という感覚が強くなり、行動力が落ち、運から見放されます。
一方、運のいい人は不幸中の幸いに着目。今回は「悪い結果になったけど、こんないいこともあったから、次は大丈夫」と明るい未来に目を向けることができます。
ネガティブな彼女の特徴⑤ 人と比べる
ネガティブ彼女は、人との比較によって自分の幸せやポジションを測ろうとします。
他人と比べるネガティブ彼女にありがちな言動
◆ クリスマスにちょっと高級なレストランに行ったら、「クリスマスディナーは友達カップルより私たちの方が高いレストランだったみたい。勝ったわ〜」
◆ 彼氏が彼女の誕生日に一生懸命選んだプレゼントを渡したら、「〇〇ちゃんは誕生日にディズニーホテル泊まったのに、私はプレゼントとディナーだけ……」
◆ 彼氏がちょっと太ったら、「〇〇くん太ったでしょ?友達の彼氏は高身長でモデル体型なのに……」
幸せを比較することでしか感じられなかったり、比較して勝手に落ち込んだりする彼女に対し、「それなら人と比べて自慢できるような彼氏と付き合えばいいだろ!」といううんざりした気持ちに。
実際、人間の幸福度に関する研究の大半は、他人との比較が本人を幸せにすることはないと示唆しています。
自分より下の人間と比べれば、自分に甘くなり、成長しなくなります。自分より上の人間と比べれば、理想と現実の差に絶望することになります。
他人と自分を比べても、その先に待っているのは怠惰か絶望しかないのです。「私たちには私たちの幸せがある」という認識をする必要があります
2人の幸せのために、ネガティブ彼女から脱却しよう
必ずしも「ネガティブ=悪」というわけではありません。物事をネガティブに捉えることには、行動を起こす前に周到な準備ができる、リスクを避けるための対策をする冷静さが持てるなどのメリットがあります。
ただし、ネガティブになりすぎてしまうのは問題です。
近くにいるパートナーにも悪影響を与えますし、なにより本人が物事を後ろ向きに捉えてしまい、恋にしろ、仕事にしろ、自分の可能性を逃す結果になってしまいます。
このような事態を避けるためにも、ネガティブな思考を改善しましょう。
ネガティブを改善する方法とは?
偏ったネガティブさの根っこにあるのが、「否定的予言」というバイアスです。
否定的予言は、根拠もなく「どうせうまくいかない」「何をやってもダメ」など、ネガティブな予想をしてしまう思い込みのこと。やったこともないのに「どうせ無理」と諦めてしまうのは、もったいないことです。
そこで、自分がネガティブに考えてしまっているなと感じたときは、次の2つの問いを思い浮かべてみましょう。
うまくいかないと決めつけた理由に、根拠はあるのか?
うまくいかないから、やらないと決めたのなら、その代わりに何をするのか?
例えば、「私なんて、なんにも取り柄がないから」と言ってしまったなら、それが本当か、根拠のある自己卑下なのかを問い直しましょう。
あるいは、ドライブデートに誘われて「渋滞したら嫌だから、家にいようよ」と断ったとしたら、その代わりに何をして2人で楽しむのかを考えましょう。
こうしたトレーニングを積むことで、偏ったネガティブさが改善され、ニュートラルな状態から物事を判断することができるようになっていきます。
時間はかかりますが、一歩一歩ネガティブ彼女から脱していきましょう。