女性が落ちるアプローチとは?心理学を利用した成功率の高いアプローチ術
「意中の女性にアプローチしたい!」
「気になるあの子をデートに誘いたいけどアプローチ方法が分からない…」
…という男性は多いですよね。
そこで今回は、成功率の高い上手なアプローチ術を伝授します。
◆ 最近、気になる女性ができた…デートに誘いたい!
◆ 距離を近づけるためにアプローチしたい!
そんなふうに思っている男性に向けて、心理学的に効果が認められている上手なアプローチ術を3つ伝授します。
いずれも気になる女性と2人で話せる関係性になっていれば、必ず役立つ方法です。
効果的なアプローチ① たくさん質問する
2人で話しているとき、いつも以上に相手へ多く質問するよう心がけましょう。
すると、次にデートできる確率が上がります。
これはハーバード大学が行った「初対面の男女が会話をし、次に会う確率が上がる方法」という一風変わった研究の結果から導き出された法則です。
「初対面の男女が会話をし、次に会う確率が上がる方法」の研究
<研究内容>
初対面の男女110人に4分間会話をしてもらう。
→その後、話した相手への関心について聞き取り調査。
<結果>
会話のなかで質問をたくさんした参加者ほど、もう一度会いたいと思われていることが判明。
その「もう一度、会いたい度」は通常に比べて、1.5倍だった。
→50%も次のデートにつながる確率が高くなる!
なぜ、それほど効果があるのでしょうか?
それは、私たちの脳は誰かに自分の話を聞いてもらうと、おいしい食事をしたり、金銭的な報酬をもらったりしたときと同じ充足感を覚えるからです。
「休日はどんなふうに過ごしているんですか?」
「ゴルフをやっているんですか。何年くらいですか?」
そんなふうに質問を投げかけることで、相手の女性は気分良く話すことができ、あなたへの好感度を高めてくれるのです。
特に男性は、興味がある相手に対して「自分はすごい」というアピールをしがちで聞き手に回ることが少ない傾向があります。
その分、あなたが質問上手、聞き上手のポジションを取れば、それだけでライバルよりも優位に立てるのです。
相手が嫌がるような質問、失礼な質問はNG
話したくなさそうな様子なのに、過去の恋愛や家族関係、仕事のことなどを掘り下げていくと、疎ましく思われます。
そうなれば当然、次に会ってもらえる確率は下がってしまうので、気をつけましょう。
バッグやアクセサリーなどの持ち物についての質問や、相手が自分から話し始めたことに関する質問から始めていくとうまくいくはずです。
質問は15分で9回以上が好印象
「たくさんの質問とは具体的にいくつくらい?」という疑問を持った人もいると思います。
じつは、理想的な質問数も心理学の実験において明らかになっているんです。
理想的な質問数が明らかとなった実験
<実験内容>
約300人の男女をオンラインチャットで誘導し、初対面の相手と15分間会話を続けてもらうという実験。
<結果>
質問が多い人は少ない人よりも格段に好印象を残していることがわかった。
具体的には…
◆ 15分で9回以上の質問をしている人
「実際に会ってみたい」と思わせる確率が高い
◆ 15分で4回以下の質問の人
「もう一度話したいとは思わない」と思われる確率が高くなる
ちなみに、「15分で9回は聞きすぎで嫌がられそう」と思うかもしれませんが、じつはその密度が重要だということもこの実験で立証されています。
1時間かけて9回の質問では効果は薄く、短時間で集中力の続く間に興味のある話題をぽんぽんと投げかけるのが効果的です。
質問が思いつかないときは、
フォローアップクエスチョンで
先程、「相手が自分から話し始めたことに関する質問をするとうまくいく」と書きましたが、これは心理学で「フォローアップクエスチョン」と呼ばれるテクニックです。
特に、質問のバリエーションに困ったとき、何を聞いていいのかわからなくなったときに役立ちます。
というのも、「フォローアップクエスチョン」は事前に向こうが話した内容をベースに質問していくテクニックだからです。
「フォローアップクエスチョン」具体例
<具体例①>
女性「この間の休日は映画を見に行ったんですよ」
→「そうなんですか。映画を見たんですね、どんな作品を見たんですか?」
<具体例②>
女性「最近、仕事が忙しくて」
→「大変ですね。会社を出るのは何時くらいなんですか?」
このように、相手の話した内容を質問に変えていきます。
つまり、自分から話題を提供することなく、多くの質問を投げかけられるようになるわけです。
効果的なアプローチ② 内面を褒める
出会って間もないときほど、外見よりも内面を褒める方が相手の心に響くことがわかっています。
カップルの「褒め」についての研究
<研究内容>
2014年、217人の男女のカップルを対象にした研究で、身体的な特徴、外見的な特徴を褒めた場合、2人の関係性がどう変わるのかの検証が行われた。
<結果>
初対面や付き合いの浅い男女の場合、見た目ではなくて内面を褒めた方が良好な関係に発展することがわかった。
これはまだお互いのことがよくわかってない時期だからこそ、
「かわいいですね」
「美人ですね」
…といった褒め言葉は、
「私の性格が何もわかってないのに、外見だけ褒めて、表面しか見ていないのね」
…という反応を引き出してしまいます。
そして、褒められた側の幸福度が下がり、相手への好感度も低下してしまうのです。
ちなみに、付き合いがある程度長くなり、お互いの性格をよくわかった状態になると、外見褒めはストレートに喜びにつながり、幸福度が上昇。
相手への好感度も増すことがわかっています。
つまり、褒め言葉は繰り出すタイミングが重要だということです。
ですから、これから関係性を深めたいという女性に対しては「かわいいですね」「美人ですね」よりも、
「一緒にいるとホッとする雰囲気がありますね」
「店員さんとのやりとりを見ていて、気遣いができる人だなとうれしくなりました」
…など、内面を褒めるよう心がけましょう。
効果的なアプローチ③ デートを誘うときは誠実に!
気になる女性をデートに誘うとき、どんな声のかけ方が有効かを調べた研究があります。
デートの誘い文句についての研究
<研究内容>
1986年、アラスカ大学が1031人を対象に、男性から女性に話しかけるとき、3つのパターンの声の掛け方で、それぞれの好感度はどの程度だったかを数値化。
3つのスタイルのなかで最適な声掛けは何かを調べた。
①「今日は天気がいいですね」
…など、無害な話題で声の掛け方をする
②「あれ?もしかして1人ですか? 僕も1人なんですけど、よかったら一緒に飲みませんか」
…など、ナンパで定番の声掛けをする
③「この近くに住んでいて、DaiGoっていうんですけど」
…など、自己紹介を行いながら声掛けをする
<結果>
1位:③ 自己紹介型の声掛け
(10点満点中6.3ポイント)
2位:① 無害型の声掛け
(10点満点中5.9ポイント)
3位:② 定番ナンパ型の声掛け
(10点満点中4.1ポイント)
自己紹介型の声がけが1位であったことに対し、研究チームは、「私はこんな人間で、こういう名前ですよ」ということを誠実に示すことで、相手から信用されやすくなると分析。
最初の自己開示として自分の情報を伝えることで、あなたの誠実性を相手の女性に感じさせる効果が期待できます。
デートの誘いは初対面での声掛けとは違いますが、誠実性を出した方がいいことは共通しています。
「僕はあなたのことが好きです。一度、デートしてくれませんか?」
…といったように、誠実かつジェントルに誘ってみましょう。
まとめ
以上、心理学的に効果が認められている上手なアプローチ術でした。
長くなったので、最後に3つの方法のポイントをまとめておきます。
① たくさん質問する
◆ 相手へ多く質問するよう心がける
→「もう一度、会いたい度」は通常に比べて、1.5倍。
→50%も次のデートにつながる確率が高くなる!
・多くの質問とは、15分で9回以上の質問
・「フォローアップクエスチョン」のテクニックを使う
② 内面を褒める
◆ 出会って間もないときほど、外見よりも内面を褒める方が相手の心に響く
・2人がお互いの性格を理解した後の外見褒めは効果あり!
③ デートを誘うときは誠実に!
◆ デートに誘うときは、誠実性を出すと好感度UP
・「僕はあなたのことが好きです。一度、デートしてくれませんか?」など、ストレートな言葉でジェントルに
あなたもこの3つのアプローチ術を心がけ、気になる女性にアプローチしてみてください。