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ハイスペック男性の本命になるには「すごーい」よりも本音の切り返し

仕事ができて収入も多く、恋愛経験も豊富なハイスペック男性と近づきたい女性の方。「さすがですね」「すごーい」などのありきたりな反応をしていませんか? そんな従順な回答では狙えません。今回はハイスペック男性を落とすための会話のテクニックを教えます。


「さすがですね」
「知りませんでした」
「すごーい」
「センス、いいですね」
「そうなんですねー」


これは女子のモテ技を集めた書籍などでよく紹介されている「さしすせその法則」

男性は一般的におだてに弱く、会話中に自尊心をくすぐるような合いの手を入れていくと、モテますよというテクニックです。

たしかに「さすがですね」「すごーい」と持ち上げられて悪い気はしません。しかし、ある程度の人生経験を積んだ男性は、これが好感度を上げるためのテクニックだと気づいています。

特に周囲から信頼を集め、仕事に誇りを持ち、収入も多く、恋愛経験も豊富なハイスペック男性は、美人が「きれいですね」と言われ慣れているように、「さしすせその法則」に慣れています。

彼らは形式的な「さすがですね」「すごーい」はすぐに見抜き、この女性はこういうタイプか……と恋愛対象から除外していきます。

つまり、ハイスペック男性を狙うとき、型通りの自尊心をくすぐる会話のテクニックは逆効果となるのです。

ハイスペック男性の心をくすぐる会話とは

では、どういう会話の進め方が、ハイスペック男性の心をくすぐるのでしょうか。
そこに一定の法則を見出したのが、イエール大学の心理学者のノーマン・ミラーです。
ミラーは被験者となるグループの権威性を調査。権威性の高いグループ、低いグループがそれぞれどのように周囲の意見に影響を受けるかを調べました。
すると、周囲から「頼りがいがある」「知的だ」と評価されている権威性の高いグループは、他人の意見に左右されにくいことがわかったのです。
これは人の話に耳を傾けない傲慢さのように思えますが、持っている心理的なハードルが高い分、彼らは乗り越えてきた相手のことを信頼します。
仕事で言えば、納得のいく反論をぶつけてきた部下や意外な切り口のアイデアを出した新人などを高く評価し、重用するようになるのです。
同じ現象は恋愛でも起こります。
そこで、役立つのが「部分否定」という会話のテクニックです。

部分否定で「自分を持っている女」であることをアピール

ハイスペック男性は「うん、うん」とおとなしく話を聞いてくれる女性には慣れていて、さほど魅力を感じません。
むしろ、自分らしさを見せてくれないつまらない人というマイナスの印象を持ってしまいます。
だからこそ、相手の言ったことを鵜呑みにするのではなく、「ここは賛成ですけど、この部分には別のやり方があると思います」といった組み立てで部分否定をしていくと、新鮮な印象を与えることができるのです。
「この人は物事をきちんと考えている」「自分の意見を持っている人だ」と。
重要なのは相手の意見を頭から否定してしまわないことです。
ハイスペック男性は自尊心が高いため、全否定されると敵視され、反撃されることになります。
大部分は肯定しながら、デートプランの一部、恋愛観の一部、仕事の仕方の一部などを部分的に否定して、別の提案をしていくよう心がけましょう。

ハイスペック男性の心を揺さぶる、会話のちょい足しテクニック

そして、部分否定をさらに効果的にするちょい足しテクニックもあります。
それは「部分否定からの戦略的撤退」です。

「ここは賛成ですけど、この部分には別のやり方があると思います」と返した後、ハイスペック男性が「でも、そこはこんな別のプランもあるんだよ」と反論してきたら、「なるほど。そういうプランがあったんだ。じゃあ、大丈夫ですね」と撤退します。

つまり、1回部分否定で反論しておきながら、相手に説明されて納得したという演出をするわけです。
ひと手間加えた会話のテクニックが、ハイスペック男性の心を揺さぶります。そして、あなたを気になる存在へ、本命へと変えてくれるのです。