彼氏がうざい。うざくて別れがよぎる瞬間と対処法
「彼氏がうざい…」と感じてはいませんか?別れも考えてしまうほど、彼氏のうざい一面に悩まされる女性は多いもの。回は、世の女性がうざいと感じる彼氏の特徴やうざい彼氏への上手な対処法を紹介します。
付き合っていて、「彼氏がうざい……」と感じる瞬間はありますか?
かまってちゃん度合いが濃すぎて、うざい彼氏
「俺、いい彼氏かな?」などの問いかけが多くて、うざい彼氏
俺自慢がしつこくて、うざい彼氏
……などなど、別れを決意するほどではないものの、イライラ感は否めない彼氏のうざい言動。鬱陶しいと感じつつ、それを直接彼氏に伝えたら「落ち込むかな」という気遣いの間でモヤモヤしますよね。
そして、そんなモヤモヤに気づくことなく、再びうざい言動を繰り出してきて、あなたをげんなりさせる彼氏。
今回は、世の女性がうざいと感じる彼氏の特徴と、うざい彼氏への上手な対処法を紹介します。
うざい彼氏の特徴
まずは、世の女性たちをうざがらせてしまう彼氏の特徴を10個集めてみました。「わかる!」と共感できるポイントがあるはずです。
うざい彼氏の特徴1. 寂しがり屋
彼女が「友達と遊びに行く」と言うと、「出かけちゃうの?寂しいな」「友達多くていいよね」とぼやいてしまう彼氏。
悪気はないのかもしれませんが、「彼氏を置いていく彼女」といった悪者にされた気分になってモヤモヤしますよね。
「快く『楽しんでいっておいで』って言えないのかな?」「1人の時間を楽しめる人になってほしい…」と不満は募ります。
うざい彼氏の特徴2. ちょっとしたことを気にしてネガティブになる
「友達が彼氏と旅行に行ってきたんだって!お土産もらっちゃった、いいよね〜」など、その日にあった出来事を報告しているだけなのに、「なにそれ、旅行に行きたいのに俺が連れて行ってくれないとでも言いたいの?」「俺、今、仕事で忙しいって言っているじゃん」と突っかかってくる彼氏。
ちょっとした言葉尻を細かくとらえて勝手にネガティブな解釈をされてもうざいだけ。会話する気が削がれますよね。
うざい彼氏の特徴3. 束縛が激しい
「男がいる飲み会への参加はダメ」「ノースリーブは着ちゃダメ」「1ヶ月のスケジュールは教えてくれないとダメ」など、束縛が激しい彼氏。
最初のうちは大切にされている!と思えるかもしれません。ただ、たとえそれが愛情の裏返しだとしてもだんだんと不自由を感じてうざくなっていきます。
うざい彼氏の特徴4. 人前でもベタベタしたがる
「手をつないで歩こうよー」「なんで、ここでキスしちゃダメなの?」など、人前でもベタベタしたがる彼氏。
周りからどう見られるかを気にする女性は、彼氏のそうした人前でもベタベタしたがる言動に対し「シンプルに恥ずかしいからやめて!」とイライラしてしまいます。
うざい彼氏の特徴5. 聞いてもいないのにアドバイス
ちょっと愚痴を聞いてもらいたかっただけなのに、「それは君が悪いよ」「その考え方は、甘えだよ」「解決したいなら、行動するしかないでしょ」など、アドバイスを連発。
しかも、彼女が「そうじゃなくて……」という反応だと、彼氏は目に見えて不機嫌に……。正直、アドバイスは求めていないし、余計なお世話だし、とにかくうざい!
うざい彼氏の特徴6. 上から目線
「仕方ないから、俺が〇〇してあげるよ」
「今日の料理、味が濃すぎるよね。レシピ見た?調味料測った?」
「君はそういうけど、エビデンスは?」
「俺の方が忙しいんだから、それくらいやってくれるのが、普通でしょ」
その自信はどこからくるのか謎の上から目線。ドヤってマウントを取ってくる言動がすべて、うざい。
うざい彼氏の特徴7. 常識がなく、話が通じない
「なにそれ、知らない」
「そんなことあったんだー。よく知っているねー」
「ニュースとか見ないからさー」
普段は優しいしいい人なんだけど、ふとしたときに見える彼氏のおバカ加減にげんなりさせられる彼女。
物事を知らないことで話の腰をいちいち折られることもうざいですが、常識を知らない、ニュースも見ない、物事を深く考えない……それで問題なしと開き直っている姿勢が一番うざい!
うざい彼氏の特徴8. 優柔不断で頼りない
「どうしようかー、決められないや」
「キミの好きな方でいいよ」
「どっちでもいいよ」
食事の店選びから人生の大事な選択まで、何かを決めるとき、常に優柔不断な彼氏。
男らしさが感じられないし、何かというとこちらに判断を委ねてくる無責任さにイライラします。
うざい彼氏の特徴9. 話を聞いてくれない
伝えたいことがあるから話しているのに、「で、その話、オチはどうなるの?」「いつまで続くの?」「もう疲れているから寝ていい?」と、話を聞いてくれない彼氏。
そっけない態度がうざいうえに、「なんでこの人と付き合っているんだっけ」と悲しくなります。
うざい彼氏の特徴10. 価値観を押し付けてくる
「目玉焼きには絶対に醤油だって。それ以外ありえないでしょ」
「友達と飲み会?いや、土日は絶対俺と過ごしてよ。恋人なら当たり前でしょ?」
自分が絶対に正しいとばかりに、自分ルールや価値観を押し付けてくる彼氏。なんだか自分が間違っている、否定されているように感じてムカつく!
うざい彼氏の特徴11. 自慢話が多い
「あ、あの企画ね、俺がやったの」
「学生時代、地元ではけっこうやらかしてたからさー」
「自慢するわけじゃないんだけど……(で、始まる自慢話)」
俺すごいトークでご機嫌になっていく彼氏。
最初のうちは「すごーい!」とリアクションしていたけれど、付き合ううちに何度も聞かされるエピソードも増えてきて、ただただうざいだけの話に。
彼氏がうざいと感じたときの対処法
「うざい」と感じたとき、「それ、マジうざいんですけど」と伝えられる人も、そうでない人もいると思います。
まず、「それ、マジうざいんですけど」とキレてしまうと、相手を傷つけるうえ、それほどすっきりもしないので避けましょう。とはいえ、「怒ったら、悪いかな」と我慢し続けるのは、ストレスが増えるばかり。
では、うざい彼氏にはどう対処したらいいのでしょうか?心理学的には、次の3つの対策が有効です。
対処法1. 自分に自信がない彼氏なら自信をつけさせる
この対処法は、
寂しがり屋
ちょっとしたことを気にしてネガティブになる
束縛が激しい
……といったタイプのうざい彼氏に有効です。
彼氏のうざさの背景にあるのが、自信のなさだった場合、自己効力感を高めてもらうことで解決できます。
自己効力感とは「自分はやればできる」という感覚で、小さな成功体験を積み重ねると高まります。
彼氏の自己効力感を高めさせる方法
① 彼女が感謝の言葉や誉め言葉を伝える
例えば、
・彼女からの「さっきは助かった。ありがとう」という感謝の言葉
・「今の話、おもしろかったね」という褒め言葉
彼氏への声掛けを少しだけポジティブにしていくよう心がけましょう。言われた側は想像以上にうれしいもので、自己効力感が高まります。
② 彼氏に運動の習慣をつけさせる
運動習慣のない彼氏なら、ジムやジョギングに誘い出すのもいいでしょう。
というのも、運動で体重を落とす、筋肉をつけるというわかりやすい努力は成果が見えやすく「やればできる」という自信を取り戻すきっかけになるからです。
対処法2. アドバイスや自慢がうざいなら聞き流す
この対処法は、
聞いてもいないのにアドバイス
上から目線の発言
価値観を押し付けてくる
自慢話が多い
……というタイプのうざい彼氏に有効な対処法です。
どちらかと言うと、彼氏を変えるというよりも、あなたの受け止め方を変えてみる対処法になりますが、「うざっ」と感じたときこそ、一歩引いて冷静になりましょう。
例えば、彼氏をうざいと思ったら、「この人、なんでうざい感じになっちゃうんだろうな……」と観察。2人のやりとりをテレビで見ているようなイメージを持ちましょう。
これは心理学の世界で「ポジションチェンジ」と呼ばれるテクニックで、「視点が変わること=ポジションチェンジすること」で、うざくてムカムカしている自分を客観視することができます。
聞いてもいないアドバイスが始まったら、「うんうん」と聞き流す
上から目線の発言が出てきたら「へー」と受け流す
自慢話が続いたら、「すごいねー」と相づちしながら右から左へ
強い苛立ちの感情は長続きしませんから、ポジションチェンジをしている間に「ま、いいか」と気持ちを切り替えられるはずです。
対処法3. 直してほしいことがあるなら説得
この対処法は……
人前でもベタベタしたがる
常識がなく、話が通じない
優柔不断で頼りない
話を聞いてくれない
……といったタイプのうざい彼氏に有効です。
具体的に彼氏に直して欲しいうざさがあるときは、その一点にフォーカスして「事実」を伝えていきましょう。
ただし、「甘えすぎ」「バカすぎ」「男らしくない」「わがまま」など、相手の人間性を責めてしまうと、彼氏の心は閉じてしまいます。
そうではなく、2人の間で実際に起きた過去のやりとりを議題にして、具体的な要望を伝えましょう。
「人前でベタベタされると、私は恥ずかしい気持ちになる」
「最近のニュースの話でも盛り上がりたい」
「何かを決めるときは、あなたの意見をきちんと聞きたい」
「話を聞いてもらいたいときもあるのをわかってほしい」
基本的に男性は1つの物事に向き合い、解決することを好みますから、簡潔に事実を伝えることで改善のために努力してくれるはずです。
あまりにストレスなら、「別れ」という対処法も考えよう
最後に、もし先ほど紹介した対処法を施しても彼氏のうざさが目に余るようであれば、「うざい彼氏とさよならする」というのも建設的な選択肢になることを提案したいと思います。
ストレスを溜め込んでお付き合いするのも、「マジ、うざい」と毎回喧嘩になるにも、あまり幸せなことではないですから。